Interstage Application Server/Interstage Web Server 移行ガイド |
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第8章 その他の機能の移行 |
ポータル機能は、以下の製品で利用可能です。
旧バージョン・レベルのポータル機能(Windows(R) Server、Solaris、Linux)からデータを移行してインストールする手順について説明します。本作業はAdministratorもしくはroot権限者が行ってください。
以下の手順で移行します。
Interstage V9.0では、利用者情報のデータ入力制限の使用可能文字が以下のように変更となりました。Interstage V9.0以降に移行する際には、以下の変更点に注意してください。
画面 |
入力フィールド名 |
Interstage V5.x/V6.0 |
Interstage V7.0/8.0 |
Interstage V9.0以降 |
---|---|---|---|---|
利用者情報作成/変更 |
ログオンID |
使用できる文字は、半角空白、半角カンマ(,)、半角ダブルクォーテーション(")を除く半角のASCII文字です。 |
使用できる文字は、以下の文字を除く半角英数字(ASCII文字)です。 |
使用できる文字は、以下の文字と半角空白を除く、半角英数字(ASCII文字)です。 |
パスワード |
使用できる文字は、半角空白、半角カンマ(,)、半角ダブルクォーテーション(")を除く半角のASCII文字です。 |
使用できる文字は、以下の文字を除く半角英数字(ASCII文字)です。 |
使用できる文字は、以下の文字と半角空白を除く、半角英数字(ASCII文字)です。 |
|
メールアドレス |
使用できる文字は、半角文字列です。< > " ' % ; ( ) & + は変更時に削除されます。 |
使用できる文字は、以下の文字を除く半角英数字(ASCII文字)です。 |
使用できる文字は、以下の文字を除く半角英数字(ASCII文字)です。 |
|
名前 |
使用できる文字は、全角、半角文字列です。< > " ' % ; ( ) & + は変更時に削除されます。 |
使用できる文字は、以下の文字を除くすべての文字列です。 |
使用できる文字は、以下の文字を除くすべての文字列です。 |
Interstage V9.0では、標準リポジトリが使用するポート番号の範囲が変更となりました。Interstage V9.0以降に移行する際には、以下の変更点に注意してください。また、ポート番号の変更方法については、“Interstage Portalworks 管理者ガイド”の“運用開始までの作業の流れ”を参照してください。
ポート番号 |
Interstage 8.0以前 |
Interstage V9.0以降 |
使用する範囲 |
2000〜9999 |
6000〜65535 |
初期値 |
2000〜9999の空いているポート |
6000〜65535の空いているポート |
以下の資源を別のディスク領域に退避してください。
旧バージョン・レベルのリポジトリの資源を退避します。
Interstage V7.0以降からの移行時
call <ポータル機能インストールディレクトリ>\bin\pwcommon.bat
echo %CLASSPATH%
%JAVA% -DPW_HOME_DIR=%PW_HOME_DIR% com.fujitsu.portalworks.brickfront.tool.repository.PWRepositoryBackup %1
Interstage V6.0(Plusを除く)からの移行時
call <ポータル機能インストールディレクトリ>\bin\pwcommon.bat
echo %CLASSPATH%
java -DPW_HOME_DIR=%PW_HOME_DIR% com.fujitsu.portalworks.brickfront.tool.repository.PWRepositoryBackup %1
Interstage V5.x、V6.0 Plusからの移行時
call <ポータル機能インストールディレクトリ>\bin\pwcommon.bat
echo %CLASSPATH%
java -DPW_HOME_DIR=%PW_HOME_DIR% PWRepositoryBackup %1
Interstage V6.0以降(V6.0 Plusを除く)からの移行時
#!/bin/sh
PW_HOME_DIR=<ポータル機能インストールディレクトリ>
. /opt/FJSVispw/bin/pwcommon.sh
echo $CLASSPATH
$JAVA -DPW_HOME_DIR=$PW_HOME_DIR com.fujitsu.portalworks.brickfront.tool.repository.PWRepositoryBackup $1
Interstage V5.x、V6.0 Plusからの移行時
#!/bin/sh
PW_HOME_DIR=<ポータル機能インストールディレクトリ>
. /opt/FJSVispw/bin/pwcommon.sh
. /opt/FJSVispw/bin/pwena.sh
echo $CLASSPATH
$JAVA -DPW_HOME_DIR=$PW_HOME_DIR PWRepositoryBackup $1
以下に記述する資源を別のディスク領域の<退避ディレクトリ>配下に退避します。
退避リスト
退避元
退避先 (注1)
<ポータル機能インストールディレクトリ>/mediator配下すべて
mediator配下
Interstage V7.0以降からの移行時
<J2EE共通ディレクトリ>\ijserver\PortalServer\apps\portalworks.war\scenario配下すべて
<ポータル機能インストールディレクトリ>/PortalServer/apps/portalworks.war/scenario配下すべてscenario配下
Interstage V6.0からの移行時
<J2EE共通ディレクトリ>\ijserver\PortalServer\webapps\portalworks\scenario配下すべて
<ポータル機能インストールディレクトリ>/PortalServer/webapps/portalworks/scenario配下すべてInterstage V5.xからの移行時
<ポータル機能インストールディレクトリ>/scenario配下すべてInterstage V7.0以降からの移行時
<J2EE共通ディレクトリ>\ijserver\PortalServer\apps\portalworks.war\image\presentation配下すべて
<ポータル機能インストールディレクトリ>/PortalServer/apps/portalworks.war/image/presentation配下すべてimage/presentation配下
Interstage V6.0からの移行時
<J2EE共通ディレクトリ>\ijserver\PortalServer\webapps\portalworks\image\presentation配下すべて
<ポータル機能インストールディレクトリ>/PortalServer/webapps/portalworks/image/presentation配下すべてInterstage V5.xからの移行時
<ポータル機能インストールディレクトリ>/image/presentation配下すべて<ポータル機能インストールディレクトリ>/conf配下の以下のファイル
- customize.xml (注2)
- customize2.xml (注2)
- default-sheet.xml
- guest-style.xml
- logon-sheet.xml
- logon-style.xml
conf配下
<ポータル機能インストールディレクトリ>/usp/web/webusp.xml
usp/web/webusp.xml
<ポータル機能インストールディレクトリ>/usp/s2k/s2kusp.xml
usp/s2k/s2kusp.xml
注1) <退避ディレクトリ>配下のディレクトリ、またはファイル
注2) Interstage V5.xからの移行時は、<ポータル機能インストールディレクトリ>/jsp/presentation配下
Interstage V6.0以前からの移行の場合、サンプルを使用しているときは、以下のファイルも退避します。
退避元
退避先 (注1)
<ポータル機能インストールディレクトリ>/PWDocs配下の以下のファイル
- pesample1.html
- peapcsample.html (V6からの移行時のみ)
- pe1.gif
PWDocs配下
注1) <退避ディレクトリ>配下のディレクトリ
USPの情報は移行できません。登録したUSPに関しては本バージョン・レベルで再登録してください。
ポータル機能のコンテキストパス配下にオリジナルのイメージファイルやHTMLドキュメントを置いている場合はそれらを退避します。
退避した以下の資源を復元します。
退避したリポジトリの資源を退避領域より復元します。
call <ポータル機能インストールディレクトリ>\bin\pwcommon.bat
echo %CLASSPATH%
%JAVA% -DPW_HOME_DIR=%PW_HOME_DIR% com.fujitsu.portalworks.brickfront.tool.repository.PWRepositoryRestore %1
#!/bin/sh
PW_HOME_DIR=<ポータル機能インストールディレクトリ>
. /opt/FJSVispw/bin/pwcommon.sh
echo $CLASSPATH
$JAVA -DPW_HOME_DIR=$PW_HOME_DIR com.fujitsu.portalworks.brickfront.tool.repository.PWRepositoryRestore $1
退避先の<退避ディレクトリ>配下に退避した以下の資源を復元先に復元します。
退避リスト
退避先 (注1)
復元先
mediator配下
<ポータル機能インストールディレクトリ>/mediator配下
scenario配下
<J2EE共通ディレクトリ>\ijserver\PortalServer\apps\portalworks.war\scenario配下
<ポータル機能インストールディレクトリ>/PortalServer/apps/portalworks.war/scenario配下image/presentation配下
<J2EE共通ディレクトリ>\ijserver\PortalServer\apps\portalworks.war\image\presentation配下
<ポータル機能インストールディレクトリ>/PortalServer/apps/portalworks.war/image/presentation配下conf配下
<ポータル機能インストールディレクトリ>/conf配下
usp/web/webusp.xml
<ポータル機能インストールディレクトリ>/usp/web配下
usp/s2k/s2kusp.xml
<ポータル機能インストールディレクトリ>/usp/s2k配下
注1) <退避ディレクトリ>配下のディレクトリ、またはファイル
Interstage V6.0以前からの移行の場合、サンプルを使用していたときは、以下のファイルを復元します。
退避先 (注1)
復元先
PWDocs配下
<ポータル機能インストールディレクトリ>/PWDocs配下
注1) <退避ディレクトリ>配下のディレクトリ
ポータル機能のコンテキストパス配下にオリジナルのイメージファイルやHTMLドキュメントを退避した場合は、それらを環境に応じて適切に復元します。
退避資源を復元した後、以下の作業を実施します。
コピー元:
<本バージョン・レベルのポータル機能インストールディレクトリ>\WEB-INF\conf配下の以下のファイル
- Interstage V7.0以降からの移行の場合: 70\addDATAファイル
- Interstage V6.0からの移行の場合: 60\addDATAファイル
- Interstage V5.xからの移行の場合: 51\addDATAファイル
コピー先:
<本バージョン・レベルのポータル機能インストールディレクトリ>\WEB-INF\conf
コピー元:
/etc/opt/FJSVispw/conf配下の以下のファイル
- Interstage V7.0以降からの移行の場合: 70/addDATAファイル
- Interstage V6.0からの移行の場合: 60/addDATAファイル
- Interstage V5.xからの移行の場合: 51/addDATAファイル
コピー先:
/opt/FJSVispw/WEB-INF/conf
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