Interstage Application Server/Interstage Web Server 移行ガイド
目次 索引 前ページ次ページ

第8章 その他の機能の移行

8.2 MessageQueueDirectorの移行

■環境定義の変更

 Interstage Application Server V7.0(Interstage V7.0)以降では、MessageQueueDirector(MQD)の以下の環境定義が不要となりました。

 この変更により、MQDのシステム環境で同時に発生するトランザクション数の最大は常に1024となります。ただし、TransactionMaxを設定した場合は、旧版と同様にMQDのシステム環境で同時に発生するトランザクション数の最大を設定することが可能です。
 上記記述はMQDのシステム環境を新たに作成する場合に関係してくる話です。以前のバージョン・レベルで作成したMQDのシステム環境をInterstage V7.0以降でそのまま使用する場合、環境作成時に指定したTransactionMaxの値が有効となります。

■MessageQueueDirector1.1以前からの移行について

 MessageQueueDirector(MQD)1.1以前で作成したMQDのシステム環境をそのまま利用することはできません。必ずMQDのシステム環境を削除し、本バージョン・レベルで再作成してください。


目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 2007