Interstage Application Server/Interstage Web Server 移行ガイド
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第7章 OLTP機能の移行> 7.6 データベース連携サービスの移行

7.6.1 Interstage Application Server V9.0での変更内容

 Interstage Application Server V9.0(Interstage V9.0)での変更内容を説明します。

■フェーズ間タイムアウト検出時間(2PC_TIME_OUT)を指定する際の注意事項

 configファイルの"2PC_TIME_OUT"を指定してフェーズ間タイムアウト検出時間を設定する場合、CORBAサービスのクライアントにおける無通信監視時間(CORBAサービスの動作環境ファイルのパラメタ"period_client_idle_con_timeout"で設定されるタイムアウト監視時間)について注意する必要があります。

 Interstage V9.0では、"period_client_idle_con_timeout"の初期値が変更されました。これにより、クライアントにおける無通信監視時間はデフォルトで480秒となります。フェーズ間タイムアウト検出時間は、この時間よりも短く設定されている必要があります。
 フェーズ間タイムアウト検出時間を設定する場合は、クライアントにおける無通信監視時間の方が長くなるように"period_client_idle_con_timeout"の値を設定してください。

■JTS用リソース管理プログラムが利用するJavaの移行

 JDK/JREのサポートバージョンの変更によりJDK/JRE1.3は使用できません。
 Configファイルの“JAVA_VERSION”に14を指定してください。Configファイルの“PATH”については、使用するJDK/JREのバージョンにあわせて指定してください。


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