Interstage Application Server/Interstage Web Server 移行ガイド |
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第7章 OLTP機能の移行 | > 7.3 CORBAサービスの移行 |
Interstage Application Server / Interstage Web Server V9.0(Interstage V9.0)での変更内容を説明します。
OD_impl_instコマンドにおいて、-tオプション、-uオプション、および-gオプションを指定した際の動作が変更されました。また、-axオプションで指定するCORBAアプリケーション情報定義ファイルについて、設定可能な値が変更されました。
以下のパラメタの初期値(省略値)が変更されました。
パラメタ名 |
初期値(省略値) |
|
変更前 |
変更後 |
|
period_client_idle_con_timeout |
0 |
96 |
configパラメタにおいて以下の2つの既存定義が削除されました。
また、以下のパラメタが追加されました。
なお、これに伴い以下のパラメタの意味が変更されています。
新規パラメタおよび変更されたパラメタの意味については“チューニングガイド”を参照してください。
クライアントにおける無通信監視(configパラメタ"period_client_idle_con_timeout"で設定されるタイムアウト監視)の時間を超過した際の動作が変更されました。
odadmin_exコマンドはInterstage Application Server V9.0でデサポートとなりました。CORBAサービスの初期環境設定を行う場合は、Interstage統合コマンドのisinitコマンドを使用するか、Interstage管理コンソールを使用してください。
CORBAアプリケーション情報定義ファイルに"iswitch=ON"を指定してインスタンス保持機能を使用しているアプリケーションの場合、クライアントにおける無通信監視時間(configパラメタ"period_client_idle_con_timeout"で設定されるタイムアウト監視時間)について注意する必要があります。
Interstage V9.0では、"period_client_idle_con_timeout"の初期値が変更されました。これにより、クライアントにおける無通信監視がデフォルトで有効になります。
クライアントにおける無通信監視タイムアウトが発生した場合、サーバとのコネクションが切断され、インスタンスが開放されます。このため、インスタンス保持機能がユーザの意図どおりに動作しない可能性があります。インスタンス保持機能を使用する場合は、クライアントにおける無通信監視タイムアウトが発生しないように、サーバへのリクエスト送信間隔と"period_client_idle_con_timeout"の値についての考慮が必要となります。
共有メモリに対するシステムパラメタの計算式が変更されました。詳細は“チューニングガイド”を参照してください。
以下のファイルの権限が変更されました。
ファイル名 |
変更前の権限 |
変更後の権限 |
<CORBAサービスのインストールパス>/var/log |
0666 |
0644 |
<CORBAサービスのインストールパス>/var/log.old |
0666 |
0644 |
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