Interstage Application Server/Interstage Web Server 移行ガイド
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第7章 OLTP機能の移行> 7.4 イベントサービスの移行

7.4.2 Interstage Application Server 8.0での変更内容

 Interstage Application Server 8.0(Interstage 8.0)での変更内容を説明します。

イベントチャネルを閉塞モードで停止する場合の停止処理

 Point-To-Pointモデルのメッセージングモデルのイベントチャネルを閉塞モードで停止した場合の停止処理が以下のように変更されました。

 Interstage V7.0(変更前)以前の停止処理を行いたい場合は、essetcnfコマンドおよびessetcnfchnlコマンドで設定できます。essetcnfコマンドおよびessetcnfchnlコマンドの詳細については、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”の“essetcnf”および“essetcnfchnl”を参照してください。

esmonitorchnlコマンドの表示形式

 esmonitorchnlコマンドの表示形式が以下のように変更されました。

 esmonitorchnlコマンドの表示形式の詳細については、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”の“esmonitorchnl”を参照してください。

essetcnfコマンドおよびessetcnfchnlコマンドのオプション

 essetcnfコマンドおよびessetcnfchnlコマンドのオプションが以下のように変更されました。

トレース情報

 トレース情報がプロセス単位でも採取可能となったことから、イベントサービス運用時に必要なディスク容量、および共用メモリサイズが変更されました。
 ディスク容量については“チューニングガイド”の“運用時に必要なディスク容量”−“サーバ機能を使用する場合”を、共用メモリサイズについては“チューニングガイド”の“サーバ機能運用時に必要なシステム資源”−“イベントサービスのシステム環境の設定”を参照してください。

サンプルプログラム

 C言語およびC++言語のサンプルプログラムは、Microsoft(R) Visual C++(R) .NET Standardのコンパイラ用に変更されています。

イベントサービスの自動セットアップ

 Interstage 8.0以降では、Interstage V6.0で対応していたインストール後、自動的にイベントサービスのセットアップを行っていた処理が対応されていません。
 そのため、essetupコマンド、Interstage統合コマンド、またはInterstage管理コンソールを使用してイベントサービスのセットアップを行ってください。


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