Interstage Application Server/Interstage Web Server 移行ガイド |
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第5章 Interstage運用操作、環境の移行 |
ここでは、Interstage管理コンソールについて、以下を説明します。
Interstage管理コンソールの初期値が以下のように変更されました。以前と同等の環境を構築したい場合は、注意してください。
Interstage V7.0以前 |
COMPATIBLE |
Interstage 8.0以降 |
SYNC_END |
Interstage V6.0以前 |
なし (指定しない場合、-Xms2m -Xmx64mとなります。) |
Interstage V7.0以降 |
Windows、Solaris、RHEL-AS4(x86)、RHEL-AS4(EM64T)、RHEL5(x86)、RHEL5(Intel64)の場合:-Xms16m -Xmx256m |
Interstage V6.0以前 |
300秒 |
Interstage V7.0以降 |
480秒 |
Interstage V6.0以前 |
180秒 |
Interstage V7.0以降 |
600秒 |
Interstage V6.0以前 |
処理時間の監視は行いません |
Interstage V7.0以降 |
480秒 |
Interstage Application Server V7.0で、以下のように仕様が変更されました。
変更点 |
Interstage V6.0 |
Interstage V7.0 |
---|---|---|
画面共通のオペレーションボタン、表示情報の配置位置の変更 |
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左記の情報はすべて画面内タイトル部右(画面右上)に配置されます。 |
Interstage管理コンソールの[環境設定]の設定項目の有効範囲を変更 |
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左記の全項目はユーザ単位で有効となります。 |
Interstage管理コンソールの[システム]>[ワークユニット]>[IJServerワークユニット名を選択]>[ログ参照]タブで表示される操作ボタンの変更 |
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メッセージ表示域に表示されるメッセージを削除するボタンを追加 |
メッセージ表示域に表示されたメッセージは削除できませんでした。 |
メッセージ表示域に表示されたメッセージを削除するボタンをメッセージ領域の左に配置しました。 |
メッセージ表示域に表示されるメッセージからメッセージ集をリンク |
メッセージ表示域に表示されるのは単なるメッセージ文字列でした。 |
メッセージ表示域に表示されるメッセージはメッセージ集にリンクしています。 |
ツリーに表示されるノード構成を変更 |
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Interstage管理コンソールと連携する他製品のノードをツリー上に表示する機能を追加 |
他製品連携機能なし |
Interstage管理コンソールと連携する他製品の機能ノードがInterstage管理コンソールのツリーに表示されます。 |
Interstageのインストールに必要なディスク容量見積りにJSPのコンパイル資材、およびメッセージ集リンク用資材の容量の考慮を追加 |
容量見積りに考慮なし |
インストールに必要なディスク容量としてJSPのコンパイル資材、およびメッセージ集リンク用の資材を含めた容量が表示されます。 |
Interstage管理コンソールにログインする場合にLANが切断されていると、ログインでis40003のエラーが発生します。また、Interstage管理コンソールにログイン後にInterstage Operation Toolを再起動、またはLANを切断するとInterstage管理コンソールのその後の処理で、is40003のエラーが発生する場合があります。再度ログイン画面を表示して、ログインし直してください。
Interstage管理コンソールのSSL暗号化通信が以下のように変更されました。以前と同等の環境を構築したい場合は、注意してください。
Interstage 管理コンソールとWebブラウザの間のSSL暗号化通信を安全にするために、SSLプロトコルバージョンと暗号アルゴリズムの初期設定から、弱いSSLプロトコルバージョンと弱い暗号アルゴリズムをはずしました。違いについては以下の表を参考にしてください。
製品バージョン |
Webブラウザから接続可能なSSLプロトコルバージョン |
Webブラウザから接続可能な暗号アルゴリズム |
---|---|---|
V9.0.0より前 |
SSL2.0 |
168bitのトリプルDES暗号,MD5 MAC |
SSL3.0 |
256bitのAES暗号,SHA-1 MAC |
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V9.0.0以降 |
SSL3.0 |
256bitのAES暗号,SHA-1 MAC |
SSLプロトコルバージョン、暗号アルゴリズムの安全性については、“セキュリティシステム運用ガイド”の“セキュリティ動向”を参照してください。
Service Packを適用していないMicrosoft(R) Internet Explorer 5.01を利用すると、弱い暗号しかサポートされていないため、Interstage管理コンソールに接続できません。強い暗号を利用できるようにするためには、Webブラウザをバージョンアップするか、または、Service Pack 1以降を適用することを推奨します。Service Packは、マイクロソフト株式会社のサイトで入手し適用してください。
なお、SSL暗号化通信の設定を弱く変更することで、Service Packを適用していないMicrosoft(R) Internet Explorer 5.01からも接続できるようになります。ただし、IDやパスワードなどの通信データが解読される危険性が高くなりますので、注意してください。設定の変更方法については、“運用ガイド(基本編)”の“Interstage管理コンソール環境のカスタマイズ”を参照してください。
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