Interstage Application Server/Interstage Web Server 移行ガイド
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第4章 旧機能から新機能への移行方法> 4.3 InfoDirectoryからInterstage ディレクトリサービスへの移行

4.3.5 Java言語(JNDI)アプリケーションの移行

 Java言語(JNDI)アプリケーションの移行手順について説明します。

■サポートされないインタフェース

 InfoDirectoryで使用していたJNDIアプリケーションを移行する場合は、一部サポートされない機能がありますので、必要に応じて、アプリケーションを修正してください。
 Interstage ディレクトリサービスでサポートされない機能と、その対処方法を以下に示します。

サポートされない機能

対処方法

証明書ベースの認証機能

  • java.naming.security.authentication
  • javax.naming.Context.SECURITY_AUTHENTICATION

左記の環境プロパティで"external"を使用している場合は、簡易認証("simple")に修正してください。

リフェラル機能

  • java.naming.referral
  • javax.naming.Context.REFERRAL

リフェラルを含むメッセージは返却されないため、左記の環境プロパティを使用している場合は、環境プロパティを削除してください。

拡張コントロール機能

  • 検索結果のページング処理
  • 検索結果のソート処理

左記を使用している場合は次の方法で修正してください。

  • “検索結果のページング処理”を使用している場合は、フィルタ条件を変更し、分割して検索してください。
  • “検索結果のソート処理”を使用している場合は、アプリケーションで受信結果をソートしてください。

エイリアス(別名参照)

  • java.naming.ldap.derefAliases

エイリアスを使用している場合は、アプリケーションの左記の環境プロパティを削除し、Interstage ディレクトリサービスに同一エントリを複数登録してください。


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