Interstage Application Server/Interstage Web Server 移行ガイド
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第2章 旧バージョン・レベルからの変更

2.2 インストーラの変更点

 ここでは、以下について説明します。

コマンド、DLLファイルのインストール先の変更

 Interstage Application Server V7.0(Interstage V7.0)では、各サービスが提供するコマンド、DLLファイルの格納先が変更されました。Interstage Application Server V6.0(Interstage V6.0)以前の格納先の構成を意識した処理を行っている場合、新格納先に合わせて修正する必要があります。また、Interstage V6.0以前の格納先と同じ構成としたい場合、issetcompatiblepathコマンドを使用し、Interstage V6.0以前の格納先にコマンド、DLLファイルを複写できます。issetcompatiblepathコマンドの詳細は、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。
 以下に、コマンド、DLLファイルの格納先(C:\Intersageにインストールした場合の格納先の例)を示します。

サービス名

Interstage V6.0以前

Interstage V7.0以降

J2EE

C:\Interstage\J2EE\bin

C:\Interstage\bin

SOAPサービス

C:\Interstage\F3FMsoap\bin

C:\Interstage\bin

データベース連携サービス

C:\Interstage\ots\bin

C:\Interstage\bin

Webサーバ(Interstage HTTP Server)

C:\Interstage\F3FMihs\bin

C:\Interstage\bin

コンポーネントトランザクションサービス

C:\Interstage\extp\bin
C:\Interstage\td\bin

C:\Interstage\bin

負荷計測エージョント

C:\Interstage\TrfDir

C:\Interstage\bin

JMSサービス

C:\Interstage\jms\bin

C:\Interstage\bin

UDDIレジストリサービス

C:\Interstage\F3Fmuddis\bin

C:\Interstage\bin

シングル・サインオン

C:\Interstage\F3Fmsso\ssoatcsv\bin
C:\Interstage\F3Fmsso\ssoatzag\bin
C:\Interstage\F3Fmsso\ssocm\bin

C:\Interstage\bin

イベントサービス

C:\Interstage\eswin\bin

C:\Interstage\bin

Interstage EJBサービス

C:\Interstage\ejb\bin

C:\Interstage\bin

インストール時のIJServer作成

 Interstage V7.0以降では、インストール時にIJServerが作成されません。インストール完了後に、必要に応じてInterstage管理コンソールからIJServerを作成してください。

Fujitsu XMLプロセッサのインストール

 Interstage Application Server V5.x以前において、自動インストールされていたFujitsu XMLプロセッサは、標準インストールまたはカスタムインストールでは、自動インストールされなくなりました。
 そのため、Fujitsu XMLプロセッサを使用する場合は、別途インストール作業が必要です。
 詳細は、“インストールガイド”の“Fujitsu XMLプロセッサのインストールについて”を参照してください。


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