MessageQueueDirector説明書
目次 索引 前ページ次ページ

第2部 拡張機能編> 第4章 イベントチャネル連携サービス> 4.3 環境作成> 4.3.2 環境作成の説明

4.3.2.10 サービス定義の登録

 サービス定義の登録では、以下の二つの作業があります。

サービス定義ファイルの作成

 サービス定義は、サーバ間のキューの対応関係やイベントチャネル連携サービスの基本情報を定義します。サービス定義を格納するファイルをサービス定義ファイルと呼びます。サービス定義ファイルは、ユーザが任意のファイル上にテキストファイルとして作成します。このファイルは、後述のサービス定義の登録時に使用されます。

 サービス定義では、主に以下の情報を定義します。

 サービス定義は、テキスト編集ツールを使用して記述してください。サービス定義の記述方法の詳細については、“1.3.3.1 サービス定義の記述”を参照してください。

サービス定義の登録/反映

 サービス定義ファイルを作成した後、次にサービス定義の登録/反映の操作を行います。サービス定義の登録は、mqdnsgwdefコマンドを使用して行います。サービス定義の反映は、MQD起動時のオプションまたはサービス起動時のオプションで指定します。

 以下にmqdnsgwdef(登録)コマンドの入力例を示します。MQDシステム名 MQD001 にファイル名nsgwsrv01に記述されたイベントチャネル連携サービスのサービス定義を追加します。

mqdnsgwdef -a -f nsgwsrv01

 サービス定義の登録をした後、サービス定義の反映を行います。以下にmqdstrsvc(反映)コマンドの入力例を示します。MQDシステム名 MQD001 のイベントチャネル連携サービスを定義反映モードで起動します。

mqdstrsvc -n NSGW


目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 2006