| ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 導入手引書 13.3 -Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(R) 2003/Microsoft(R) Windows Server(R) 2008-, -Solaris-, -HP-UX-, -Linux-, -AIX- |
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目次
索引
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| 第4章 エージェントのインストール | > 4.2 Solaris版／Linux版／HP-UX版／AIX版の場合 |
AdvancedCopy Managerのエージェントのインストール方法について説明します。
本ソフトウェアをインストールするためにディスクに十分な空きがあるかを確認してください。本ソフトウェアが使用するディスクサイズについては、「静的ディスク資源」を参照してください。十分な空きがない場合には、ディスクのパーティション構成を設定しなおしてください。
SystemWalker/StorageMGR、Softek AdvancedCopy Manager、またはETERNUS SF AdvancedCopy Managerがインストールされていないことを確認します。
# pkginfo -l FJSVswsts |
本操作でパッケージが出力された場合は、以下の方法でアンインストールを行ってください。
出力結果にSystemWalker/StorageMGRと表示される場合は、SystemWalker/StorageMGRがインストールされています。同出力結果からM/A、SE/EEの区別およびバージョン確認し、SystemWalker/StorageMGRの該当するインストールガイドを参照してアンインストールを行ってください。
出力結果にSoftek AdvancedCopy ManagerまたはETERNUS SF AdvancedCopy Managerと表示される場合は、Softek AdvancedCopy ManagerまたはETERNUS SF AdvancedCopy Managerがインストールされています。「アンインストール」の「Solaris版／Linux版／HP-UX版／AIX版の場合」を参照してアンインストールを行ってください。
すでにインストールされている Softek AdvancedCopy ManagerまたはETERNUS SF AdvancedCopy Managerがマネージャー機能かエージェント機能かについては以下のコマンドで確認できます。
# pkginfo -l FJSVswscm |
本操作でパッケージが出力された場合はマネージャー機能、出力されない場合はエージェント機能です。
Softek AdvancedCopy ManagerまたはETERNUS SF AdvancedCopy Managerがインストールされていないことを確認します。
# rpm -qi FJSVswsts |
本操作でパッケージが出力された場合は、以下の方法でアンインストールを行ってください。
出力結果にSoftek AdvancedCopy ManagerまたはETERNUS SF AdvancedCopy Managerと表示される場合は、Softek AdvancedCopy ManagerまたはETERNUS SF AdvancedCopy Managerがインストールされています。「アンインストール」の「Solaris版／Linux版／HP-UX版／AIX版の場合」を参照してアンインストールを行ってください。
すでにインストールされている Softek AdvancedCopy ManagerまたはETERNUS SF AdvancedCopy Managerがマネージャー機能かエージェント機能かについては以下のコマンドで確認できます。
# rpm -qi FJSVswscm |
本操作でパッケージが出力された場合はマネージャー機能、出力されない場合はエージェント機能です。
SystemWalker/StorageMGR、Softek AdvancedCopy Manager、またはETERNUS SF AdvancedCopy Managerがインストールされていないことを確認します。
以下のファイルがいずれも存在しないことを確認してください。
/opt/swstorage/etc/swstg.ini /etc/opt/swstorage/swstg.ini |
上記ファイルのいずれかが存在する場合、以下の方法でアンインストールを行ってください。
/opt/swstorage/setup/stg/swsetup.ini 中にSystemWalker/StorageMGRと記述されている場合は、SystemWalker/StorageMGRがインストールされています。同ファイルでSE/EEの区別およびバージョンを確認し、SystemWalker/StorageMGRの該当するインストールガイドを参照してアンインストールを行ってください。
/opt/swstorage/setup/stg/swsetup.ini 中にAdvancedCopy Managerと記述されている場合は、AdvancedCopy Managerがインストールされています。「アンインストール」の「Solaris版／Linux版／HP-UX版／AIX版の場合」を参照してアンインストールを行ってください。
AdvancedCopy Managerがインストールされていないことを確認します。
以下のファイルがいずれも存在しないことを確認してください。
/opt/swstorage/etc/swstg.ini /etc/opt/swstorage/swstg.ini |
上記ファイルのいずれかが存在する場合、以下の方法でアンインストールを行ってください。
/opt/swstorage/setup/stg/swsetup.ini 中にAdvancedCopy Managerと記述されている場合は、AdvancedCopy Managerがインストールされています。「アンインストール」の「Solaris版／Linux版／HP-UX版／AIX版の場合」を参照してアンインストールを行ってください。
以下のSolaris版／Linux版／HP-UX版／AIX版それぞれのインストール手順を参照してインストールを行ってください。
root(スーパーユーザー)でログインしシステムを停止させます。
# shutdown -y -g0 -i0 |
シングルユーザーモードで起動します。
[okプロンプト] boot -s |
注)当コマンドはokプロンプトで入力します。
Type Ctrl-d to proceed with normal startup. (or give root password for system maintenance): スーパーユーザーのパスワード |
ローカルファイルシステムのマウントを行います。
# /usr/sbin/mountall -l |
本ソフトウェアの CD-ROM(エージェントプログラム)をマウントします。
# mount -F hsfs -o ro /dev/dsk/c0t4d0s0 CD-ROMのマウント先 (注) |
注) CD-ROM装置のデバイス名は装置によって異なります。
本ソフトウェア専用のインストールコマンド(swsetup)を実行することにより、複数のパッケージを一括インストールします。swsetupコマンドは、pkgaddコマンドを呼び出し「AdvancedCopy Managerの構成プログラム」の「Solaris版の場合」のパッケージ(エージェント機能)をインストールします。
# cd CD-ROMマウントポイント/agent/solaris # ./swsetup |
また、easysetupコマンドを実行すると、以下の設定が不要になります。
インストール先ディレクトリの設定
/etc/servicesファイルでのポート番号の登録
# cd CD-ROMマウントポイント/agent/solaris # ./easysetup [-o] または # ./easysetup -p port-number [-o] |
オプションを指定しない場合
Storageサーバで使用するポート番号は、デフォルト値(1226)を使用します。
/etc/servicesにstgxfwsサービスのポート番号が既に登録されている場合、登録済のポート番号を使用してインストールするため、ポート番号の登録は省略されます。
オプションを指定する場合
必要に応じて、以下のいずれかのオプションを指定してください。
-pオプション
Storageサーバで使用するポート番号を変更する場合に指定します。
ポート番号は1024〜65535で指定します。
/etc/servicesにstgxfwsサービスのポート番号が既に登録されている場合、登録済のポート番号を使用してインストールするため、ポート番号の登録は省略されます。
-oオプション
ポート番号とインストール先ディレクトリを、対話形式で設定する場合に指定します。
/etc/servicesにstgxfwsサービスのポート番号が既に登録されている場合 または -pオプションと同時に指定した場合、登録済のポート番号を使用してインストールするため、ポート番号の問い合わせは行われません。
インストール先ディレクトリは、デフォルト値となります。
インストール先ディレクトリのデフォルト値については、手順7以降を参照してください。
既に他のソフトウェアによって、stgxfwsサービスのポート番号 または -pで指定したポート番号が登録されている場合は、ポート番号は登録されません。
「ポート番号の設定(/etc/servicesファイル)」を参照し、手動でポート番号を登録してください。
SystemWalker/StorageMGR、Softek AdvancedCopy ManagerまたはETERNUS SF AdvancedCopy Managerが既にインストールされている場合、以下のいずれかのメッセージを出力し、処理を中止します。
# swsetup: ERROR: SystemWalker/StorageMGR is already installed. |
# swsetup: ERROR: AdvancedCopy Manager is already installed. |
インストール先ディレクトリのデフォルト値が表示されます。以下の情報を変更する場合は“y”、変更しない場合は“n”を入力するか、Returnキーを押して手順9.へ進みます。
パッケージのインストール先ディレクトリ(Program install directory)
デフォルトとして/optが設定されています。
環境設定用ファイルのインストール先ディレクトリ(Fixed configuration directory)
デフォルトとして/etc/optが設定されています。
変更されるファイル(ログファイル、一時ファイルなど)のインストール先ディレクトリ(Modifying configuration directory)
デフォルトとして/var/optが設定されています。
# ./swsetup
swsetup: Installer is preparing for installation...
+-----------------------------------------------------------+
| ETERNUS SF AdvancedCopy Manager |
| 13.3 |
| All Rights Reserved, Copyright(c) |
| FUJITSU LIMITED 2008 |
+-----------------------------------------------------------+
Welcome to Setup.
This program will install " AdvancedCopy Manager" on your system.
Agent setup...
Default installation settings for this setup are as follows:
Program install directory : /opt
Fixed configuration directory : /etc/opt
Modifying configuration directory : /var/opt
Do you want to change the installation settings? (default: n) [y,n,?,q] |
7で“y”を指定した場合、インストール先ディレクトリを指定します。
Please specify install directory: (default: /opt) [?,q] /opt Please specify fixed configuration directory: (default: /etc/opt) [?,q] /etc/opt Please specify variable configuration directory: (default: /var/opt) [?,q] /var/opt |
確認のメッセージに対して、了解する場合には“n”を入力するか、またはReturnキーを押します。再度変更する場合は、“y”を入力します。
Installation settings for this setup are as follows:
Program install directory : /opt
Fixed configuration directory : /etc/opt
Modifying configuration directory : /var/opt
Do you want to change the installation settings? (default: n) [y,n,?,q] |
インストールを実行する最終確認のメッセージに対して、実行する場合には“y”を入力します。実行しない場合には“n”を入力します。
Do you want to continue with the installation of this package? [y,n,?] |
インストールが開始されます。表示例を以下に示します。
swsetup: Starting installation of AdvancedCopy Manager...
・・・ |
インストールが正常に完了すると、以下のメッセージが出力されます。
swsetup: AdvancedCopy Manager was installed successfully. |
以下のコマンドを実行した後、eject ボタンを押して本ソフトウェアのCD-ROM媒体を取り出します。
# cd / # umount CD-ROMのマウントポイント |
システムをリブートします。
# /usr/sbin/shutdown -y -i6 -g0 |
「Storageサーバのカスタマイズ」の「Solaris版/Linux版/HP-UX版/AIX版の場合」を参照して、環境設定を行ってください。
root(スーパーユーザー)でログインします。
本ソフトウェアの CD-ROM(エージェントプログラム)をマウントします。
以下は、/dev/cdrom（/etc/fstabにcdメディアのデフォルトマウントとして設定されている）にマウントする場合の例です。
# mount /dev/cdrom |
本ソフトウェア専用のインストールコマンド(swsetup)を実行することにより、複数のパッケージを一括インストールします。swsetupコマンドは、rpmコマンドを呼び出し「AdvancedCopy Managerの構成プログラム」の「Linux版の場合」のパッケージ(エージェント機能)をインストールします。
【システム環境が v.3 for x86の場合】
# cd CD-ROMマウントポイント/agent/linux/30 # ./swsetup |
【システム環境が v.4 for x86、v.4 for EM64Tの場合】
# cd CD-ROMマウントポイント/agent/linux/40 # ./swsetup |
【システム環境が v.4 for Itaniumの場合】
# cd CD-ROMマウントポイント/agent/linux/40-pq # ./swsetup |
【システム環境が v.5 for x86、5 for Intel64の場合】
# cd CD-ROMマウントポイント/agent/linux/50 # ./swsetup |
【システム環境が v.5 for Intel Itaniumの場合】
# cd CD-ROMマウントポイント/agent/linux/50-pq # ./swsetup |
また、easysetupコマンドを実行すると、以下の設定が不要になります。
インストール先ディレクトリの設定
/etc/servicesファイルでのポート番号の登録
# cd CD-ROMマウントポイント/agent/linux/(各OSのディレクトリ) # ./easysetup [-o] または # ./easysetup -p port-number [-o] |
オプションを指定しない場合
Storageサーバで使用するポート番号は、デフォルト値(1226)を使用します。
/etc/servicesにstgxfwsサービスのポート番号が既に登録されている場合、登録済のポート番号を使用してインストールするため、ポート番号の登録は省略されます。
オプションを指定する場合
必要に応じて、以下のいずれかのオプションを指定してください。
-pオプション
Storageサーバで使用するポート番号を変更する場合に指定します。
ポート番号は1024〜65535で指定します。
/etc/servicesにstgxfwsサービスのポート番号が既に登録されている場合、登録済のポート番号を使用してインストールするため、ポート番号の登録は省略されます。
-oオプション
ポート番号とインストール先ディレクトリを、対話形式で設定する場合に指定します。
/etc/servicesにstgxfwsサービスのポート番号が既に登録されている場合 または -pオプションと同時に指定した場合、登録済のポート番号を使用してインストールするため、ポート番号の問い合わせは行われません。
インストール先ディレクトリは、デフォルト値となります。
インストール先ディレクトリのデフォルト値については、手順4以降を参照してください。
既に他のソフトウェアによって、stgxfwsサービスのポート番号 または -pで指定したポート番号が登録されている場合は、ポート番号は登録されません。
「ポート番号の設定(/etc/servicesファイル)」を参照し、手動でポート番号を登録してください。
インストール先ディレクトリのデフォルト値が表示されます。以下の情報を変更する場合は“y”、変更しない場合は“n”を入力するか、Returnキーを押して手順6.へ進みます。
# ./swsetup
swsetup: Installer is preparing for installation...
+-----------------------------------------------------------+
| ETERNUS SF AdvancedCopy Manager |
| 13.3 |
| All Right Reserved, Copyright(c) |
| FUJITSU LIMITED 2008 |
+-----------------------------------------------------------+
Welcome to Setup.
This program will install "AdvancedCopy Manager" on your system.
Agent setup...
Default installation settings for this setup are as follows:
Program install directory : /opt
Fixed configuration directory : /etc/opt
Modifying configuration directory : /var/opt
Do you want to change the installation settings? (default: n) [y,n,?,q] |
パッケージのインストール先ディレクトリ(Program install directory)
デフォルトとして/optが設定されています。
環境設定用ファイルのインストール先ディレクトリ(Fixed configuration directory)
デフォルトとして/etc/optが設定されています。
変更されるファイル(ログファイル、一時ファイルなど)のインストール先ディレクトリ(Modifying configuration directory)
デフォルトとして/var/optが設定されています。
4で“y”を指定した場合、インストール先ディレクトリを指定します。
Please specify install directory: (default: /opt) [?,q] /opt Please specify fixed configuration directory: (default: /etc/opt) [?,q] /etc/opt Please specify variable configuration directory: (default: /var/opt) [?,q] /var/opt |
確認のメッセージに対して、了解する場合には“n”を入力するか、またはReturnキーを押します。再度変更する場合は、“y”を入力します。
Installation settings for this setup are as follows:
Program install directory : /opt
Fixed configuration directory : /etc/opt
Modifying configuration directory : /var/opt
Do you want to change the installation settings? (default: n) [y,n,?,q] |
インストールを実行する最終確認のメッセージに対して、実行する場合には“y”を入力します。実行しない場合には“n”を入力します。
Do you want to continue with the installation of this package? [y,n,?] |
インストールが開始されます。表示例を以下に示します。
swsetup: Starting installation of AdvancedCopy Manager...
swsetup: Starting installation of package. : FJSVswstf
./cmd/swpkgadd.sh FJSVswstf /opt/swstorage/etc/swinst.res
FJSVswstf RPM installing......
rpm -ivh --nodeps ./pkg/FJSVswstf-13.3-01.i386.rpm
Preparing... ########################################### [100%]
1:FJSVswstf ########################################### [100%]
swsetup: Package is successfully installed. : FJSVswstf
swsetup: Starting installation of package. : FJSVswtrc
./cmd/swpkgadd.sh FJSVswtrc /opt/swstorage/etc/swinst.res
FJSVswtrc RPM installing......
rpm -ivh --nodeps ./pkg/FJSVswtrc-13.2-01.i386.rpm
Preparing... ########################################### [100%]
1:FJSVswtrc ########################################### [100%]
swsetup: Package is successfully installed. : FJSVswtrc
・・・ |
インストールが正常に完了すると、以下のメッセージが出力されます。
swsetup: AdvancedCopy Manager was installed successfully. |
以下のコマンドを実行した後、本ソフトウェアのCD-ROM媒体を取り出します。
# cd / # umount /dev/cdrom # eject cdrom |
システムをリブートします。
# shutdown -r now |
「Storageサーバのカスタマイズ」の「Solaris版/Linux版/HP-UX版/AIX版の場合」を参照して、環境設定を行ってください。
root(スーパーユーザー)でログイン後、以下のコマンドを実施し、デーモンを起動させます。
# /usr/sbin/pfs_mountd & # /usr/sbin/pfsd & |
CD-ROMのマウント先である、/cdromを作成します。既に/cdromが存在している場合は、本作業は不要です。
# mkdir -p /cdrom |
CD-ROMのマウントを行います。以下の例では、CD-ROMのデバイスファイル名を/dev/dsk/c1t2d0とし、マウントポイント名を/cdromとしています。
# /usr/sbin/pfs_mount -t rrip -x unix /dev/dsk/c1t2d0 /cdrom |
以下のコマンドを実行し、AdvancedCopy Managerのエージェントのインストールを開始します。
# cd /cdrom/agent/hp-ux # ./swsetup |
また、easysetupコマンドを実行すると、以下の設定が不要になります。
インストール先ディレクトリの設定
/etc/servicesファイルでのポート番号の登録
# cd /cdrom/agent/hp-ux # ./easysetup [-o] または # ./easysetup -p port-number [-o] |
オプションを指定しない場合
Storageサーバで使用するポート番号は、デフォルト値(1226)を使用します。
/etc/servicesにstgxfwsサービスのポート番号が既に登録されている場合、登録済のポート番号を使用してインストールするため、ポート番号の登録は省略されます。
オプションを指定する場合
必要に応じて、以下のいずれかのオプションを指定してください。
-pオプション
Storageサーバで使用するポート番号を変更する場合に指定します。
ポート番号は1024〜65535で指定します。
/etc/servicesにstgxfwsサービスのポート番号が既に登録されている場合、登録済のポート番号を使用してインストールするため、ポート番号の登録は省略されます。
-oオプション
ポート番号とインストール先ディレクトリを、対話形式で設定する場合に指定します。
/etc/servicesにstgxfwsサービスのポート番号が既に登録されている場合 または -pオプションと同時に指定した場合、登録済のポート番号を使用してインストールするため、ポート番号の問い合わせは行われません。
インストール先ディレクトリは、デフォルト値となります。
インストール先ディレクトリのデフォルト値については、手順6以降を参照してください。
既に他のソフトウェアによって、stgxfwsサービスのポート番号 または -pで指定したポート番号が登録されている場合は、ポート番号は登録されません。
「ポート番号の設定(/etc/servicesファイル)」を参照し、手動でポート番号を登録してください。
SystemWalker/StorageMGR、Softek AdvancedCopy Manager、またはETERNUS SF Softek AdvancedCopy Managerが既にインストールされている場合、以下のいずれかのメッセージを出力し、処理を中止します。
# swsetup: ERROR: SystemWalker/StorageMGR is already installed. |
# swsetup: ERROR: AdvancedCopy Manager is already installed. |
上記メッセージが出力された場合は、「インストール前の確認事項」のHP-UX版を参照し、アンインストールを行ってください。
インストール先ディレクトリのデフォルト値が表示されます。インストール先を変更する場合は“y”を、変更しない場合は“n”を入力するか、Returnキーを押して手順8.へ進みます。
# ./swsetup
swsetup: Installer is preparing for installation...
+-----------------------------------------------------------+
| ETERNUS SF AdvancedCopy Manager |
| 13.3 |
| All Rights Reserved, Copyright(c) |
| FUJITSU LIMITED 2008 |
+-----------------------------------------------------------+
Welcome to Setup.
This program will install "AdvancedCopy Manager" on your system.
Agent setup...
Default installation settings for this setup are as follows:
Program install directory : /opt
Fixed configuration directory : /etc/opt
Modifying configuration directory : /var/opt
Do you want to change the installation settings? (default: n) [y,n,?,q]
|
Program install directory
プログラムのインストール先ディレクトリです。デフォルトは/optです。
Fixed configuration directory
環境設定用ファイルのインストール先ディレクトリです。デフォルトは/etc/optです。
Modifying configuration directory
変更されるファイル(ログファイル/一時ファイルなど)のインストール先ディレクトリです。デフォルトは/var/optです。
6で“y”を応答した場合は、ディレクトリ名を入力します。なお6で“n”を応答した場合は、9に進みます。
Please specify install directory: (default: /opt) [?,q] /opt Please specify fixed configuration directory: (default: /etc/opt) [?,q] /etc/opt Please specify variable configuration directory: (default: /var/opt) [?,q] /var/opt |
入力したディレクトリの確認メッセージが表示されますので、内容を確認の上、“n”を応答します。再度変更する場合は、“y”を応答してください。“y”を応答した場合は、再度7の処理に戻ります。
Installation settings for this setup are as follows:
Program install directory : /opt
Fixed configuration directory : /etc/opt
Modifying configuration directory : /var/opt
Do you want to change the installation settings? (default: n) [y,n,?,q] n |
インストールを開始する最終確認メッセージが表示されますので、問題がないことを確認の上、“y”を入力します。
This package contains scripts which will be executed with super-user permission during the process of installing this package. Do you want to continue with the installation of this package[y,n,?] y |
インストールが開始されます。
swsetup: Starting installation of AdvancedCopy Manager...
swsetup: Starting installation of package. : FJSVswstf
./cmd/swpkgadd.sh FJSVswstf /opt/swstorage/etc/swinst.res
FJSVswstf
・
・
swsetup: Package is successfully installed. : FJSVswstf
swsetup: Starting installation of package. : FJSVswtrc
・
・
swsetup: Package is successfully installed. : FJSVswtrc
swsetup: Starting installation of package. : FJSVgrapi
・
・
swsetup: Package is successfully installed. : FJSVgrapi
swsetup: Starting installation of package. : FJSVswsts
・
・
swsetup: Package is successfully installed. : FJSVswsts |
インストールが正常に完了すると、以下のメッセージが出力されます。
swsetup: AdvancedCopy Manager was installed successfully. |
以下のコマンドを実行し、AdvancedCopy ManagerのエージェントのCD-ROMをアンマウントします。
# cd / # /usr/sbin/pfs_umount /cdrom |
システムをリブートします。
# /usr/sbin/shutdown -y -r now |
「Storageサーバのカスタマイズ」の「Solaris版/Linux版/HP-UX版/AIX版の場合」を参照して、環境設定を行ってください。
CD-ROMのマウントを行う際に、以下の注意事項があります。
pfs_mountコマンドを実行するユーザー(通常root)が9個以上のgroupに属していると、次のようなエラーが発生します。
/etc/groupファイル内でpfs_mountコマンドの実行ユーザーが9個以上のグループに所属している場合、8個以下のグループに属するように/etc/groupを変更してください。
pfs_mountコマンドを実行した際、以下のようなエラーが出力される場合があります。
この場合は、/etc/pfs_fstabというファイルを/etcの下に作成してください。
pfs_mountする際に、/etc配下にresolv.confファイルが存在する場合エラーが発生する可能性があります。以下の方法で一時的にresolv.confを退避してからpfs_mountコマンドを実行させてください。
以下のコマンドでファイルを一時的に退避させた後、マウント操作を実行します。
AdvancedCopy Managerのエージェントのインストール後、環境を復元します。
root(スーパーユーザー)でログイン後、CD-ROMのマウント先である、/cdromを作成します。既に/cdromが存在している場合は、本作業は不要です。
# mkdir -p /cdrom |
CD-ROMのマウントを行います。以下の例では、CD-ROMのデバイスファイル名を/dev/cd0とし、マウントポイント名を/cdromとしています。
# /usr/sbin/mount -o ro -v cdrfs /dev/cd0 /cdrom |
以下のコマンドを実行し、AdvancedCopy Managerのエージェントのインストールを開始します。
# cd /cdrom/agent/aix # ./swsetup |
また、easysetupコマンドを実行すると、以下の設定が不要になります。
インストール先ディレクトリの設定
/etc/servicesファイルでのポート番号の登録
# cd /cdrom/agent/aix # ./easysetup [-o] または # ./easysetup -p port-number [-o] |
オプションを指定しない場合
Storageサーバで使用するポート番号は、デフォルト値(1226)を使用します。
/etc/servicesにstgxfwsサービスのポート番号が既に登録されている場合、登録済のポート番号を使用してインストールするため、ポート番号の登録は省略されます。
オプションを指定する場合
必要に応じて、以下のいずれかのオプションを指定してください。
-pオプション
Storageサーバで使用するポート番号を変更する場合に指定します。
ポート番号は1024〜65535で指定します。
/etc/servicesにstgxfwsサービスのポート番号が既に登録されている場合、登録済のポート番号を使用してインストールするため、ポート番号の登録は省略されます。
-oオプション
ポート番号とインストール先ディレクトリを、対話形式で設定する場合に指定します。
/etc/servicesにstgxfwsサービスのポート番号が既に登録されている場合 または -pオプションと同時に指定した場合、登録済のポート番号を使用してインストールするため、ポート番号の問い合わせは行われません。
インストール先ディレクトリは、デフォルト値となります。
インストール先ディレクトリのデフォルト値については、手順5以降を参照してください。
既に他のソフトウェアによって、stgxfwsサービスのポート番号 または -pで指定したポート番号が登録されている場合は、ポート番号は登録されません。
「ポート番号の設定(/etc/servicesファイル)」を参照し、手動でポート番号を登録してください。
AdvancedCopy Managerが既にインストールされている場合、以下のメッセージを出力し、処理を中止します。
# swsetup: ERROR: AdvancedCopy Manager is already installed. |
上記メッセージが出力された場合は、「インストール前の確認事項」のAIX版を参照し、アンインストールを行ってください。
インストール先ディレクトリのデフォルト値が表示されます。インストール先を変更する場合は“y”を、変更しない場合は“n”を入力するか、Returnキーを押して手順7.へ進みます。
# ./swsetup
swsetup: Installer is preparing for installation...
+-----------------------------------------------------------+
| ETERNUS SF AdvancedCopy Manager |
| 13.3 |
| All Rights Reserved, Copyright(c) |
| FUJITSU LIMITED 2008 |
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Welcome to Setup.
This program will install "AdvancedCopy Manager" on your system.
Agent setup...
Default installation settings for this setup are as follows:
Program install directory : /opt
Fixed configuration directory : /etc/opt
Modifying configuration directory : /var/opt
Do you want to change the installation settings? (default: n) [y,n,?,q] |
Program install directory
プログラムのインストール先ディレクトリです。デフォルトは/optです。
Fixed configuration directory
環境設定用ファイルのインストール先ディレクトリです。デフォルトは/etc/optです。
Modifying configuration directory
変更されるファイル(ログファイル/一時ファイルなど)のインストール先ディレクトリです。デフォルトは/var/optです。
5で“y”を応答した場合は、ディレクトリ名を入力します。なお5で“n”を応答した場合は、9に進みます。
Please specify install directory: (default: /opt) [?,q] /opt Please specify fixed configuration directory: (default: /etc/opt) [?,q] /etc/opt Please specify variable configuration directory: (default: /var/opt) [?,q] /var/opt |
入力したディレクトリの確認メッセージが表示されますので、内容を確認の上、“n”を応答します。再度変更する場合は、“y”を応答してください。“y”を応答した場合は、再度6の処理に戻ります。
Installation settings for this setup are as follows:
Program install directory : /opt
Fixed configuration directory : /etc/opt
Modifying configuration directory : /var/opt
Do you want to change the installation settings? (default: n) [y,n,?,q] n |
インストールを開始する最終確認メッセージが表示されますので、問題がないことを確認の上、“y”を入力します。
This package contains scripts which will be executed with super-user permission during the process of installing this package. Do you want to continue with the installation of this package[y,n,?] y |
インストールが開始されます。
swsetup: Starting installation of AdvancedCopy Manager...
swsetup: Starting installation of package. : FJSVswstf
./cmd/swpkgadd.sh FJSVswstf /opt/swstorage/etc/swinst.res
FJSVswstf
・
・
swsetup: Package is successfully installed. : FJSVswstf
swsetup: Starting installation of package. : FJSVswtrc
・
・
swsetup: Package is successfully installed. : FJSVswtrc
swsetup: Starting installation of package. : FJSVgrapi
・
・
swsetup: Package is successfully installed. : FJSVgrapi
swsetup: Starting installation of package. : FJSVswsts
・
・
swsetup: Package is successfully installed. : FJSVswsts |
インストールが正常に完了すると、以下のメッセージが出力されます。
swsetup: AdvancedCopy Manager was installed successfully. |
手順3でeasysetupコマンドを実行していない場合は、/etc/rc.shutdownファイルに、以下の行を定義してください。
/opt/FJSVswstf/daemon/stop_smgr0 |
上記設定を行わない場合、AdvancedCopy Managerが正常に停止できないことがあります。また、OS再起動時などにAdvancedCopy Managerが正常に起動できなくなり、運用に支障が生じる場合があります。なお、OSを再起動する場合は、rebootコマンドを使用せず、shutdownコマンドを使用してください。
以下のコマンドを実行し、AdvancedCopy ManagerのエージェントのCD-ROMをアンマウントします。
# cd / # /usr/sbin/umount /cdrom |
システムをリブートします。
# /usr/sbin/shutdown -r |
「Storageサーバのカスタマイズ」の「Solaris版/Linux版/HP-UX版/AIX版の場合」を参照して、環境設定を行ってください。
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