ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書 テープバックアップ連携編 13.3 -Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(R) 2003/Microsoft(R) Windows Server(R) 2008-, -Solaris-, -HP-UX-, -Linux-, -AIX- |
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第16章 運用上の注意事項 | > 16.1 バックアップ運用の注意事項 |
ライブラリ装置の電源断を行う際に、マウントされているテープがあった場合、その後にライブラリ装置を起動すると、そのテープおよびドライブは閉塞されて使用不可の状態となります。
本状態は、TSMのdsmadmcコマンドを起動して、「query volume format=detail」コマンドを実行した際に、アクセス状態が使用不可となっていれば、これに該当します。
回復手段は、以下のとおりです。
TSM管理クライアントコマンド(dsmadmcコマンド)を実行します。
ドライブが閉塞していないかを確認します。
確認するには、「query drive」コマンドを実行します。
ドライブが閉塞している(オンライン状態がyesでない)場合は、以下のコマンドを実行します。
update drive ライブラリ名 ドライブ名 online=yes
ドライブが使用可能になったかを確認します。
確認するには、「query drive」コマンドを実行します。
テープの状態を確認します。
確認するには、「query volume format=detail」コマンドを実行します。
使用不可となっている場合は、以下のコマンドを実行してテープを使用可能状態にします。
update volume テープ名 access=readwrite
テープが使用可能となったかを確認します。
確認するには、「query volume format=detail」コマンドを実行します。アクセス状態が読み取り/書き込みの状態に戻っていれば使用可能状態です。
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