ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書 テープバックアップ連携編 13.3 -Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(R) 2003/Microsoft(R) Windows Server(R) 2008-, -Solaris-, -HP-UX-, -Linux-, -AIX-
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第12章 Storageサーバ停止時のテープからのリストア

12.3 テープリストア

テープに格納されたバックアップデータの履歴を指定してリストアをします。
Storageサーバでの前後処理は行わずに、リストアを実施します。

Symfowareの業務ボリュームのリストアでは、リカバリ制御ファイルもテープサーバ上にリストアします。ただし、アーカイブログの適用は行いませんので、テープリストアコマンド実行後に、Storageサーバ上で、Symfoware のrdbmrrcvコマンドを実行して適用する必要があります。その際、テープサーバ上にリストアされたリカバリ制御ファイルをStorageサーバに転送しておく必要があります。

コマンドの詳細については、「テープリストア実行コマンド(tborestore)」を参照してください。

tborestoreは、Storageサーバが停止しているかどうかの確認をしません。Storageサーバ上で前後処理を行なうことなく、直接業務ボリュームにデータをリストアします。このため、Storageサーバで業務を行っている最中にリストアを実施した場合、リストアデータの保証はできません。Storageサーバが停止していること、もしくは、リストア先ボリュームへのアクセスを行っていないことを確認した上で、実行してください。

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