ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書 テープバックアップ連携編 13.3 -Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(R) 2003/Microsoft(R) Windows Server(R) 2008-, -Solaris-, -HP-UX-, -Linux-, -AIX-
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第3章 バックアップ運用の設計> 3.7 NASバックアップ

3.7.1 NASバックアップ対象データ

NASバックアップではNASボリューム単位/NASディレクトリ単位のバックアップ、NASボリューム単位/NASディレクトリ単位/NASファイル単位のリストアが可能です。

NASボリュームとはNAS装置内に装備されたディスクアレイ装置に対し、NASのCreate volumeコマンドで作成される仮想的なディスクボリュームの単位で、以下の装置名で表されます。

/vol/vol0
/vol/vol1
  :
  :
/vol/配下の名前がボリューム名です。
(例)NASボリューム名:vol8
/vol/vol8

また、上記ボリューム配下に作成されたディレクトリをNASディレクトリと呼びます。

(例)/vol/vol1/home/tsm/と言うディレクトリパスの場合

NASボリューム : /vol/vol1
NASディレクトリ : /home/tsm/

となります。

また、上記NASボリューム、NASディレクトリ配下に存在するファイルを、NASファイルと呼びます。


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