ポリシー情報の抽出および配付のサポート範囲について説明します。
プラットフォームの違いによるサポート範囲
Windows版で抽出したポリシーは、Windows版のみに配付できます。UNIX版には配付できません。
UNIX版(Solaris、HP、AIX、UXP/DS)で抽出したポリシー情報は、UNIX版(Solaris、HP、AIX、UXP/DS)に配付できます。
Linux版およびLinux for Itanium版で抽出したポリシー情報は、Linux版およびLinux for Itanium版に配付できます。他のプラットフォームには配付できません。
エディションの違いによるサポート範囲
SystemWalker/OperationMGR 5.0以降のエディションにおいては、以下の組合せが可能です。
抽出元:SE版 配付先:SE版、EE版、GEE版
抽出元:EE版 配付先:EE版、GEE版
抽出元:GEE版 配付先:GEE版
GEE版で抽出したポリシー情報を、SE版、EE版に配付することはできません。
EE版で抽出したポリシー情報を、SE版に配付することはできません。
バージョンの違いによるサポート範囲
バージョンの違いによるサポート範囲は、下表のとおりです。
配付先 | V4.0 | V4.0 | V5.0 | V5.0 | V5.0L30 | V10.0L10 | V10.0L20 | V11.0L10 | V12.0L10 | V13.0.0 | V13.2.0 | V13.3.0 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
V4.0L10 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
V4.0L20 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
V5.0L10 | × | × | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
V5.0L20 | × | × | × | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
V5.0L30 | × | × | × | × | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
V10.0L10 | × | × | × | × | × | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
V10.0L20 | × | × | × | × | × | × | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
V11.0L10 | × | × | × | × | × | × | × | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
V12.0L10 | × | × | × | × | × | × | × | × | ○ | ○ | ○ | ○ |
V13.0.0 | × | × | × | × | × | × | × | × | × | ○ | ○ | ○ |
V13.2.0 | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | ○ | ○ |
V13.3.0 | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | ○ |
表のバージョン名と、OSごとのSystemwalker Operation Managerのバージョン対応は、章とびらの対応表を参照してください。
スケジュール分散機能のポリシー情報の抽出/配付のサポート範囲については、“スケジュール分散機能説明書”を参照してください。
注1)
抽出元で新規に登録した以下の情報は無効となります。
[登録/監視-ジョブ]ウィンドウ-[詳細情報]シートの[実行予測時間]
[イベント出力の詳細設定]ウィンドウの[デザイアドステート管理]
[ジョブスケジューラ起動パラメタの定義]ウィンドウ-[出力ファイル]シートの[ジョブの出力ファイルの削除]
なお、旧バージョンのサーバをサーバと同一バージョンのクライアントで監視する場合で、ジョブスケジューラのスケジュール情報として、SystemWalker/OperationMGR V4.0L20で作成した業務連携コマンド用アイコンやSAP R/3(R)用アイコンのジョブが登録されている情報を使用している場合、以下の現象が発生します。
[ジョブネットの新規作成/変更/監視]ウィンドウでは、業務連携コマンド用アイコンやSAP R/3(R)用アイコンのジョブは、コマンド実行のアイコンで表示される。
業務連携コマンド用アイコンやSAP R/3(R)用アイコンのジョブが登録されているジョブネットの[ジョブ一覧]ウィンドウを表示すると、クライアントが異常終了する。
注2)
配付先で以下の新機能情報はデフォルト値(指定あり)となります。
[ジョブスケジューラ起動パラメタの定義]ウィンドウ-[出力ファイル]シートの[ジョブの出力ファイルの削除]
また、以下の新機能情報はデフォルト値(指定なし)となります。
[イベント出力の詳細設]ウィンドウの[デザイアドステート管理]
[登録/監視-ジョブ]ウィンドウ-[詳細情報]シートの[実行予測時間]
注3)
配付先で以下の新機能情報はデフォルト値(指定なし)となります。
[ジョブスケジューラ起動パラメタの定義]ウィンドウ-[利用機能2]シートの[起動日再作成の抑止]
[ジョブスケジューラ起動パラメタの定義]ウィンドウ-[利用機能2]シートの[ジョブネット登録数による警告]
[ジョブスケジューラ起動パラメタの定義]ウィンドウ-[テストモード]シートの[テストモード]
プロジェクトのアクセス権情報として、プロジェクトの所有者に対して更新権が設定されます。【Windows版】
注4)
[スケジュール・起動日雛形]のポリシー情報を、拡張ユーザ管理機能が有効となっているサーバに配付する場合は、配付先の拡張ユーザ管理機能を無効にしてから配付してください。【UNIX版】
注5)
配付先で以下の新機能情報はデフォルト値(指定なし)となります。
[ジョブスケジューラ起動パラメタの定義]ウィンドウ-[利用機能1]シートの[疑似正常を有効とする]
注6)
配付先で以下の新機能情報はデフォルト値(指定あり)となります。
[確認操作の詳細設定]ウィンドウの[強制終了を確認操作の対象とする]
注7)
配付先で以下の新機能情報はデフォルト値(指定なし)となります。
[ジョブスケジューラ起動パラメタの定義]ウィンドウ-[利用機能2]シートの[クライアントの接続台数を制限する]
コード系の違いによるサポート範囲
同一のコード系において、ポリシー情報の抽出/配付が可能です。
コード系が異なる以下のポリシー情報の配付は行わないでください。
UTF-8からEUC/SJISへの配付
EUC/SJISからUTF-8への配付
異なるOSで環境を構成している場合の注意については、“Systemwalker Operation Manager 使用手引書”の“異なるOSで環境を構成している場合の注意”を参照してください。