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Systemwalker Operation Manager  リファレンスマニュアル

5.2 jobschprint -j(-J)コマンド

記述形式

jobschprint {-j|-J} [-sys サブシステム番号]            (注)

注)

“ [-sys サブシステム番号]”はSystemwalker Operation Manager EE/GEEのオプションです。

機能説明

登録されているジョブネットおよびジョブの一覧を出力します。

オプション

-j|-J

コマンドの実行ユーザが参照できるジョブネットおよびジョブの一覧を出力します。

Enterprise EditionGlobal Enterprise Edition-sys サブシステム番号

複数サブシステム運用をしているシステムで、操作対象のサブシステムを指定するためのオプションです。操作対象とするサブシステム番号を、0から9の範囲で指定します。このオプションを省略した場合、サブシステム番号0が操作対象となります。

コマンド格納場所

Windows

Systemwalker Operation Managerインストール先ディレクトリ¥MpWalker.JM¥bin

Solaris
HP-UX
AIX
Linux
Linux for Itanium

/usr/bin

出力項目の説明

出力項目について説明します。

User Name

jobschprintコマンドの実行ユーザ名です。

Project Name

プロジェクト名です。

Job Net

ジョブネット名です。

Job Name

ジョブとして登録されているコマンド(コマンド名、バッチファイル名/シェルスクリプト名、プログラム名、またはジョブ実行制御のJCL名)です。

子ジョブネットをジョブとして出力する場合には、子ジョブネットのジョブネット名を出力します。

バッチフレームワークジョブをジョブとして出力する場合には、バッチジョブ定義名を出力します。

実行属性が“ジョブ実行制御”および“旧バージョン互換(旧・標準)”の場合に出力されます。【UNIX版】

Global Enterprise Editionジョブとして登録されているグローバルサーバジョブの業務IDまたはホストのジョブ名を表示します。

Job Param

コマンドに渡すパラメタです。

バッチフレームワークジョブをジョブとして出力する場合は出力されません。

実行属性が“ジョブ実行制御”の場合に出力されます。

Job Name JES

ジョブ実行制御のジョブ名です。

実行属性が“Interstage”の場合は出力されません。【UNIX版】

Job Comment

ジョブのコメントです。

子ジョブネットをジョブとして出力する場合には、子ジョブネットのジョブネット名称を出力します。

Previous Job Name

先行ジョブ名です。

先行ジョブが子ジョブネットの場合には、先行ジョブとなっている子ジョブネットのジョブネット名を出力します。

先行ジョブが、GLOVIA-CジョブまたはGLOVIA-Cビジネスオブジェクトの場合は、定義されている処理名が出力されます。【Windows版】

実行属性が“ジョブ実行制御”および“旧バージョン互換(旧・標準)”の場合に出力されます。【UNIX版】

Global Enterprise Edition先行ジョブ名です。先行ジョブがグローバルサーバジョブの場合は業務IDまたはホストのジョブ名を表示します。

Previous Job End Code

先行ジョブの終了コードによる起動条件を表示します。起動条件を比較条件とした場合と範囲条件とした場合では出力形式が異なります。判定用演算子については、“4.9.2 ジョブ制御文”を参照してください。

比較条件の場合:

判定用演算子 比較値

Previous Job End Code: GT 10


範囲条件の場合:

判定用演算子1 比較値1 and 判定用演算子2 比較値2

Previous Job End Code: GT 10 and LT 20

Job Attr

リカバリジョブのモードです。

ジョブがリカバリジョブの場合のみ出力されます。【Windows版】

Recovery Only

リカバリジョブです。

Recovery Rerun

リカバリジョブで、本リカバリジョブの終了後、先行ジョブを再実行します。

Work Unit Name

ジョブとして登録されているワークユニット名です。

実行属性が“PowerAIM”または“Interstage”の場合に出力されます。【UNIX版】

Previous System Name

先行となる業務システム名です。

実行属性が“PowerAIM”の場合に出力されます。【UNIX版】

System Name

業務システム名/システム名です。

実行属性が“PowerAIM”または“Interstage”の場合に出力されます。【UNIX版】

Process Name【Windows版】

GLOVIA-CジョブまたはGLOVIA-Cビジネスオブジェクトに定義されている処理名です。

Host【Windows版】

GLOVIA-CジョブまたはGLOVIA-Cビジネスオブジェクトを実行するサーバのホスト名です。

Exec Name【Windows版】

GLOVIA-Cジョブの実行コマンド名またはGLOVIA-Cビジネスオブジェクトのオブジェクト名です。

Previous Work Unit Name【UNIX版】

先行となるワークユニット名です。実行属性が“PowerAIM”の場合に出力されます。

Execution Day Mode

ジョブ(子ジョブネット)の“起動日のみ有効”指定の有無(ON/OFF)です。アイコン種別が子ジョブネットの場合に出力されます。

ON

“起動日のみ有効”を指定しています。

OFF

“起動日のみ有効”を指定していません。

Start Job

ジョブ(子ジョブネット)が、起動条件が成立する/起動操作する場合に起動対象であるかどうかです。

アイコン種別が子ジョブネットで、“起動日のみ有効”指定が“ON”の場合に出力されます。

ON

起動対象です。

OFF

起動対象ではありません。

Rerun Job

ジョブ(子ジョブネット)が、再起動操作する場合に再起動対象であるかどうかです。

アイコン種別が子ジョブネットで、“起動日のみ有効”指定が“ON”の場合に出力されます。

ON

再起動対象です。

OFF

再起動対象ではありません。

出力例

コマンドの出力結果“Job List”の例を以下に示します。

Job List                           date: 2002/02/25 time: 15:20

User Name: suzuki

Project Name: 総務部門

Job Net: hanbai

Job Name: kanri1.bat
Job Param: -file data1.dat
Job Name JES: kanri1
Job Comment: 顧客照会
Job Name: kanri2.bat
Job Param: -file data2.dat
Job Name JES: j123
Job Comment: 入金明細
Previous Job Name: kanri1.bat
Previous Job End Code: GT 10

Project Name: 総務部門

Job Net: kokyaku

Job Name: kanri.bat
Job Param: -file data2.dat
Job Name JES: j124
Job Comment: 顧客管理

Job Net: keiri

上記の例におけるジョブネットの構成を下図に示します。