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Systemwalker Operation Manager  Job Designer説明書 操作編

2.5.1 使用するワークシートの構成

本機能を利用する時に使用するワークシートは、ジョブネットワークシートです。ジョブネットワークシートの概要は以下のとおりです。

(1) ジョブネットフロー作成指示域

下段で選択されたジョブネット定義CSVファイルを元にジョブネットフロー図を生成します。

(2) ジョブネット状態CSVファイル指定域

ジョブネットフロー図に現在のジョブネットの状態を表示する場合に指定します。省略可能です。

(3) OS指定域

ジョブネット定義CSVファイル指定域で指定された、ジョブネットが動作するOS(Windows/Solaris/Linux)をプルダウンメニューから選択します。省略時はWindowsが指定されているものと見なします。

(4) ホスト名指定域

ジョブネット定義CSVファイル指定域で指定されたジョブネットが動作するホスト名を指定します。省略可能です。省略した場合、当該ジョブネットが属しているホストは「なし」となります。

(5) サブシステム指定域

ジョブネット定義CSVファイル指定域で指定されたジョブネットが動作するサブシステム(0~9)をプルダウンメニューから指定します。省略時は、サブシステム=0となります。

(6) プロジェクト指定域

ジョブネット定義CSVファイル指定域で指定されたジョブネットが動作するプロジェクト名を指定します。省略可能です。省略した場合、当該ジョブネットが属しているプロジェクトは「なし」となります。

(7) ホスト一覧ファイル格納フォルダ指定域

ジョブネット定義CSVファイル指定域で指定されたジョブネットが動作するホスト名が記述された、ホスト一覧ファイルが格納されているフォルダを指定します。OS指定域でWindowsが指定された場合のみ有効となります。省略可能です。省略した場合、ホスト一覧ファイル指定のメッセージ発行コマンドを指定したすると、メッセージ連携の線が描画されません。

(8) ジョブネット定義CSVファイル指定域

ジョブネットフロー図を生成するためのジョブネット定義CSVファイルを指定します。

(9) 除外起動トリガーメッセージ事象名指定域

連携するメッセージの中から、除外するメッセージを指定します。

参考

ジョブネットフロー図の描画は、OS指定域、ホスト名指定域、サブシステム指定域、プロジェクト名指定域で指定した値と同一の値を持つジョブネットに連携線を描画します。そのため、値を省略した場合は、「省略」同士のジョブネットフロー図として連携線を描画します。

2.5.1.1 ジョブネットフロー作成指示域

ジョブネットフロー作成指示には、以下のボタンがあります。

新規作成

指定されたジョブネット定義CSVファイルを元にしてジョブネットフロー図を作成します。

状態更新

既に作成されているジョブネットフロー図を、指定されたジョブネット状態CSVファイルの情報で状態を更新します。

状態更新ボタンは、ジョブネットフロー図が作成された場合のみ有効です。

ジョブネットフロー検索

既に作成されているジョブネットフロー図内から、指定されたジョブネットを検索します。

ジョブネットフロー検索は、ジョブネットフロー図が作成された場合のみ有効です。

2.5.1.2 ジョブネット状態CSVファイル指定域

ジョブネット状態CSVファイル指定域を説明します。

ジョブネット状態CSVファイル

ジョブネット状態CSVファイルを指定します。

ファイル指定

ジョブネット状態CSVファイルを読み込みます。

2.5.1.3 OS指定域

OS指定域を説明します。

ジョブネット定義CSVファイル指定域で指定された、ジョブネットが動作するOS(Windows/Solaris/Linux)をプルダウンメニューから選択します。

省略時は、Windowsが指定されているものと見なしジョブネットフロー図を描画します。

2.5.1.4 ホスト名指定域

ホスト名指定域を説明します。

ジョブネット定義CSVファイル指定域で指定された、ジョブネットが動作するホスト名を指定します。

ホスト名は、A~Z、0~9、a~zの64バイト以内で指定します。

省略時は、ホスト名が「空」としてジョブネットフロー図を描画します。

2.5.1.5 サブシステム指定域

ジョブネット定義CSVファイルを説明します。

ジョブネット定義CSVファイル指定域で指定された、ジョブネットが動作するサブシステムをプルダウンメニューから選択します。

省略時は、サブシステム=0としてジョブネットフロー図を描画します。

2.5.1.6 プロジェクト指定域

プロジェクト指定域を説明します。

ジョブネット定義CSVファイル指定域で指定された、ジョブネットが動作するプロジェクト名を指定します。

プロジェクト名は、50バイト以内で指定します。

なお、プロジェクト名には、以下の文字は使用できません。

?、¥、*、<、>、|、/、:、;、,、"、半角空白、全角空白、仮名半角

2.5.1.7 ホスト一覧ファイル格納フォルダ指定域

ホスト一覧ファイル格納フォルダ指定域を説明します。

ジョブネット定義CSVファイル指定域で指定されたジョブネット内に、ホスト一覧ファイルを指定してjobschmsgeventコマンドを発行するジョブが存在する場合、jobschmsgeventコマンドで指定するホスト一覧ファイルが存在するフォルダを160バイト以内で指定します。

ホスト一覧ファイルの詳細は、Systemwalker Operation Manager リファレンスマニュアルを参照してください。

なお、ホスト一覧ファイル格納フォルダは、OS指定域でWindowsを指定した場合のみ有効となります。

2.5.1.8 ジョブネット定義CSVファイル指定域

ジョブネット定義CSVファイルを説明します。

ジョブネット定義CSVファイル

ジョブネットフロー図を作成するためのジョブネット定義CSVファイルを指定します。最大900ファイル指定ができます。

ジョブネット定義CSVファイルは、行を空けずに指定してください。また、指定されたジョブネット定義CSVファイルは、OS、ホスト名、サブシステム、プロジェクト内で同一名のジョブネット名が存在する場合は指定できません。

クリア

指定されたジョブネット定義CSVファイルをクリアします。

フォルダ指定

指定されたフォルダ内に存在するジョブネット定義CSVファイルを読み込みます。

ファイル指定

指定されたジョブネット定義CSVファイルを読み込みます。

2.5.1.9 除外起動トリガーメッセージ事象名指定域

除外起動トリガーメッセージ事象名を説明します。

除外起動トリガーメッセージ事象名

ジョブネットフロー図を作成する場合に、ジョブネットごとに除外したいメッセージを記述します。記述したメッセージはメッセージの連携対象とはならず、メッセージの連携を示す矢印は描画しません。

除外起動トリガーメッセージ事象名は、ジョブネット定義CSVファイルごとに最大10個まで指定可能です。