本機能を利用する時に使用するワークシートは、ジョブフローワークシートです。ジョブフローワークシートの概要は以下のとおりです。
ジョブフロー図の帳票のタイトルなどを表示します。
一括編集ワークシートまたは、Entryワークシートで入力したジョブネット制御文、ジョブ制御文からジョブのフロー図を表示します。ジョブ間の先行、後続関係をビジュアルに表示します。
帳票ヘッダには、以下の情報が表示されます。
[Job Designerフロー図作成]ウィンドウで指定したプロジェクト名です。
[Job Designerフロー図作成]ウィンドウで指定した文書名です。
[Job Designerフロー図作成]ウィンドウで指定した版数です。
[Job Designerフロー図作成]ウィンドウで指定した作成者です。
[Job Designerフロー図作成]ウィンドウで指定した作成日です。
ページ番号です。ページ番号は縦方向に優先して設定されます。
ジョブネットフロー図の全体ページ数です。
ジョブフローの表示形式を説明します。
四角形のオブジェクト1つが1ジョブになります。各ジョブには以下の情報が表示されます。
ジョブアイコンありをチェックした場合
(1) | (2) (3) | |
(4)
| (5) (6) (7) |
ジョブアイコンありをチェックしない場合
(1) | (2) (3) |
(5) (6) (7) |
番号 | 説明 | 表示形式 |
(1) | ジョブ番号 | 1~255 |
(2) | コマンド名 | XXXXXXXX |
(3) | 終了コード上限値 | RC=999 |
(4) | ジョブアイコン (ジョブアイコンをチェックした場合) | |
(5) | ジョブ名(ジョブネット名称) | XXXXXXXXXXXXXXX |
(6) | 以下の何れかが表示されます | |
先行ジョブの終了コードによる起動条件 | nnn≦PreRC≦mmmm | |
ジョブ属性 | RECOVERYONLYまたは RECOVERYRERUN | |
<上記以外> | <空> | |
(7) | 再起動ポイント | RP |
ジョブ間の連携について
先行ジョブ番号に基づいて右方向へと表示されます。
先行後続関係は、実線の矢印で示されます。ただし、親子ジョブネットの場合は、点線の矢印で示されます。
先行後続関係がないジョブは左側に上段から順にまとめて表示されます。
先行後続関係がページをまたがる場合、以下のような5角形の継続記号が表示されます。先行後続関係にある継続記号には、同じ番号が振られます。
ジョブのオブジェクトは、ドラッグして自由な位置に配置することができます。ページをまたがった移動も可能です。
フロー作成時に、アイコン位置が指定されていれば、指定されたアイコン位置にしたがって配置されます。指定されていない場合は、自動配置となります。
メッセージを発行するジョブは、[Job Designerフロー図作成]ウィンドウの[色指定]でカラーを選択した場合は黄色で表示されます。モノクロを選択した場合は、ジョブを表す四角形の左下側に“メッセージ発生”とテキスト表示されます。