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PowerSORT V6.0  ユーザーズガイド

7.5.9 BSIDX構造体

BSIDX構造体は、出力ファイルが富士通COBOLファイルシステムの索引ファイルの場合に、インデックスを作成するための構造体です。
BSIDX構造体の領域を確保する際の領域の大きさは、BS_IDXTABSIZE(n)を使って求められます。BS_IDXTABSIZE(n)は、n個のインデックスの情報をもつBSIDX構造体の大きさを求めるマクロです。

typedef struct {
    unsigned char       idx_flag;
    unsigned char       reserve[7];    /* reserved */
    unsigned __int64    entry_no;
    BSIDXKEY            idx_entry[1];
} BSIDX;

BSIDX構造体メンバー

以下では、BSIDX構造体のメンバーについて説明します。

unsigned char    idx_flag

インデックスの作成方法を指定します。
以下から選択して指定します。複数指定する場合は、その論理和を指定します。

定義値

意味

BSIF_COMP

インデックスに圧縮キー指定を示します。

BSIF_CMPR

レコードのデータ圧縮指定を示します。

unsigned __int64    entry_no

インデックスの数を指定します。
上限値は富士通COBOLファイルシステムの上限値に従います。

BSIDXKEY    idx_entry[n]

インデックスフィールドを指定します。
詳細は7.5.10 BSIDXKEY構造体を参照してください。