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PowerSORT V6.0  ユーザーズガイド

7.5.7 BSFILE構造体

BSFILE構造体は、入力ファイルパス名と一時ファイルパス名を指定するための構造体です。
BSFILE構造体の領域を確保する際の領域の大きさは、BS_FILESIZE(n)を使って求められます。BS_FILESIZE(n)は、n個のファイルパス名のポインタをもつBSFILE構造体の大きさを求めるマクロです。

typedef struct {
    unsigned __int64    entry_no;
    unsigned_char       *file_addr[1];
} BSFILE;

BSFILE構造体メンバー

以下では、BSFILE構造体のメンバーについて説明します。

unsigned __int64    entry_no

入力ファイルパス名、または一時ファイルパス名の数を指定します。
0を指定すると入力ファイルパス名、または一時ファイルパス名の指定を省略したものとみなします。マージ機能で入力ファイルパス名を指定する場合は、入力ファイルパス名の数とBSRTPRIM構造体のinput_stringに同じ値を指定しなければなりません。

unsigned_char    *file_addr[n]

入力ファイルパス名、または一時ファイルパス名のアドレスを指定します。
ファイルパス名は'¥0'で終わる文字列です。