富士通COBOL索引ファイルの場合に、副キーを設定します。
構文
object.FjcobAlternateKey = string
object
オブジェクトへの参照を表すオブジェクト式を指定します。
string
富士通COBOL索引ファイルの副キーを記述形式に従って指定します。
stringの記述形式
[D] (pos,len [/pos,len] ...) [ [D] (pos,len [/pos,len] ...) ...]
D
副キーとするデータ項目が、他のキーと重複する場合に指定します。
pos
富士通COBOL索引ファイルの副キーの位置を指定します。
位置は、キーとするデータ項目のレコードの先頭からの相対位置(0バイトから始まるバイト数)を指定します。
len
索引ファイルの副キーの長さを指定します。
posに続けてコンマ( , )で区切って指定します。なお、主キー(FjcobPrimeKeyプロパティ)と副キー(FjcobAlternateKeyプロパティ)すべての長さの合計は、254バイト以下になるように設定してください。
/
1つのキーとして非連続な複数のキーを指定する場合、「/」で区切ります。
解説
富士通COBOL索引ファイル(OutputFileType = 3)の場合に、副キーを指定します。副キーは省略可能です。
副キーのデータ形式はASCIIコードで、常に昇順で並べられます。
注意
富士通COBOLファイルを処理する場合は、富士通COBOLファイルシステムが必要です。
( )でくくられた指定をセグメントと呼びます。複数のセグメントを指定する場合は、セグメントを続けて記述するか、空白、またはタブで区切ります。例えば、D(1,2/4,4)D(10,8/20,1) と記述します。