Interstage Application Server 高信頼性システム運用ガイド
|
目次
索引

|
4.3.2.5 注意事項
管理対象サーバをクラスタ上で運用する場合の注意事項を以下に示します。
- 管理対象サーバをクラスタシステムで運用する場合、相互待機はできません。運用待機の形態で使用してください。
- サーバグループに所属する管理対象サーバをクラスタシステムで運用を行わないでください。
サーバグループに所属している管理対象サーバをクラスタシステム上で運用すると、サーバグループの運用状態の一貫性に問題が生じたり、ユーザの予期しないクラスタシステムによる切り替えが発生したりする恐れがあります。
クラスタシステムで運用している管理対象サーバをサーバグループに追加してしまった場合、以下の手順で環境を再構築してください。
1.サーバグループから管理対象サーバを削除する。
2.サイトから管理対象サーバを削除する。
3.単体運用の管理対象サーバとしてサイトに追加する。
- クラスタシステムで運用している管理対象サーバに多階層IJServerを作成してしまった場合は、そのIJServerを削除してください。
- 共存サーバに対してクラスタシステムの環境設定は行わないでください。

- non-global zoneにインストールされている管理対象サーバではクラスタサービス機能は利用できません。
Copyright 2008 FUJITSU LIMITED