Interstage Application Server 高信頼性システム運用ガイド
|
目次
索引

|
4.3.1.1 Interstageのインストール
インストーラにより、Interstageのパッケージを、クラスタを構成する各ノード(運用ノード、待機ノード)へインストールします。このとき、インストールはクラスタを構成する各ノードに対し、同一パス上に行う必要があります。

- Interstageのパッケージは各ノードのローカルディスク上にインストールしてください。
- クラスタ環境において、Interstage管理コンソールの制御の引継ぎは行われません。必ず運用ノード切り替え後に、Interstage管理コンソールの再ログオンが必要です。
- 管理サーバをクラスタシステム上で運用する場合、その同一サーバでInterstage Application Serverのサーバ機能を使用することはできません。Interstage Application Serverのサーバ機能はインストールしないでください。
■インストールの詳細


Interstageパッケージインストール後には、以下のサービスの「スタートアップの種類」が"自動"になっていますので、"手動"に変更してください。また、サービスを起動している場合、停止を行ってください。
- FJapache
- Interstage JServlet(OperationManagement)
- Interstage Operation Tool
- Interstage Operation Tool(FJapache)
- Interstage Directory Service(リポジトリ名)
- INTERSTAGE


また、Interstageパッケージインストール後にはサーバ立ち上げ時に呼び出されるスタートシェルとサーバ停止時に呼び出されるストップシェルがシンボリックリンクファイルとして格納されています。クラスタを使用する場合は当該シェルを呼び出されないように、別ディレクトリなどに退避しておく必要があります。

- /etc/rc2.d配下のS99FJSVirepを退避
- /etc/rc0.d配下のK00FJSVirepを退避
- /etc/rc0.d配下のK17FJapacheを退避(注)
- /etc/rc1.d配下のK17FJapacheを退避(注)
- /etc/rc2.d配下のK17FJapacheを退避(注)
- /etc/rc3.d配下のS51FJapacheを退避(注)
- /etc/rcS.d配下のK17FJapacheを退避(注)
- /etc/rc2.d配下のS99FJSVjs2suを退避(注)
- /etc/rc3.d配下のS99FJSVjs2suを退避(注)

- /etc/rc0.d配下のK18FJSVirepを退避(注)
- /etc/rc1.d配下のK18FJSVirepを退避(注)
- /etc/rc2.d配下のS82FJSVirepを退避(注)
- /etc/rc3.d配下のS82FJSVirepを退避(注)
- /etc/rc4.d配下のS82FJSVirepを退避(注)
- /etc/rc5.d配下のS82FJSVirepを退避(注)
- /etc/rc6.d配下のK18FJSVirepを退避(注)
- /etc/rc0.d配下のK14FJapacheを退避(注)
- /etc/rc1.d配下のK14FJapacheを退避(注)
- /etc/rc2.d配下のS86FJapacheを退避(注)
- /etc/rc3.d配下のS86FJapacheを退避(注)
- /etc/rc4.d配下のS86FJapacheを退避(注)
- /etc/rc5.d配下のS86FJapacheを退避(注)
- /etc/rc6.d配下のK14FJapacheを退避(注)
注)本ファイルが格納されている場合は、退避してください。
Copyright 2008 FUJITSU LIMITED