Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編(互換用) - UNIX/Windows(R)共通 -
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第2部 監視システムを構築する> 第17章 障害を復旧する> 17.1 リモートから操作する> 17.1.1 リモート操作の定義

17.1.1.3 リモート操作モニタの設定

リモート操作モニタの設定について以下に説明します。

■モニタの名前の変更

セッションに参加する前に、[オプション]メニューの[ユーザ情報]コマンドを実行し、[ユーザ情報の設定]ダイアログボックスを表示するとモニタの名前を変更できます。

■セキュリティの設定

セッションに参加する前に、[オプション]メニューの[セキュリティ]コマンドを実行し、[セキュリティの設定]ダイアログボックスを表示するとセキュリティを設定できます。

■モニタの通信方式の変更

[オプション]メニューの[通信方式の選択]コマンドを使って、モニタの通信方式を変更できます。[通信方式の選択]コマンドを選択し、[通信方式の選択]ダイアログボックスを表示します。

[通信方式の選択]ダイアログボックスは、現在選択されている通信方法を示しています。該当項目がチェックされていると、その通信方法がセッションの開催や参加のときに選択可能となります。通信方法はいつでも追加または削除できます。

すべてのネットワーク関連のチェックボックスのチェックが外されている場合、ネットワークプロトコルを使ってセッションに参加することはできません。セッション中にモデムだけを使う場合に参加することができます。

■画面送信方とパフォーマンスの設定

画面送信を行う場合、リモート操作は最も効率的な画面送信を実現するため、最適な圧縮技術とデータ識別方法を利用します。ほとんどのWindows(R)アプリケーション画面には、テキスト、図および操作のためのボタンなどが含まれています。リモート操作の画面送信方式は、これらのタイプの画面要素を処理するのに最も適した方式に設定されています。しかし、個別の要求のためリモート操作の初期設定の画面送信方式を変更することもできます。

[オプション]メニューの[画面送信方式]コマンドを実行し、[画面送信方式]ダイアログボックスを表示してサポートセッションで画面送信の性能に関する設定を行います。

これらの設定は、クライアントに画面を送信する場合だけでなく、クライアントから画面を受信する場合にも適用されます。ほかのモニタがセッションに参加した場合、最初のモニタの設定が有効になります。セッションの最中でどれかのモニタがこの設定を変更した場合、新しい設定が有効になります。

Windows(R)には、画面を頻繁に更新するため、画面送信やリモート操作の性能に大きな影響があるアクティブデスクトップ機能を備えているものがあります。リモート操作では、リモート操作が起動された時点でアクティブデスクトップ機能を一時的に無効化し、リモート操作終了時に元に戻します。

■モデムの設定変更

セッションに参加する画面で[モデム]オプションボタンを選択後、モデムのリストから使用するモデムを選択します。


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