Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編(互換用) - UNIX/Windows(R)共通 -
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第2部 監視システムを構築する> 第11章 ネットワーク/システムを監視する

11.4 ロードバランサによって仮想化されたシステムを監視する

ロードバランサの負荷分散機能により仮想化されたシステムに対して、ユーザから見たIPやURLを意識した仮想ノードを定義することによって、ロードバランサの負荷分散対象となる個々のサーバ稼働状況から、仮想ノードの動作状況を監視することができます。

仮想ノードの動作状況を監視することで、負荷分散対象の個々のサーバに障害が発生した場合に、負荷分散システムが、ユーザに対してサービスを正常な状態で提供できているかどうかを確認することができ、オペレータに対して、障害状況の早期認識と、対処を促すことが可能になります。

仮想ノード監機能では、IPCOMから仮想ノードおよび、負荷分散対象のサーバ情報を自動取得して、仮想ノードの動作状況を監視することができます。

IPCOMは、負荷分散、帯域制御を行う専用装置です。WWWサーバなどへのリクエストによる通信負荷を平準化することで、サーバ能力を最大限に活用することができ、通信障害や、サービス異常を自動検出し、サービスレベルを維持することができます。

[仮想ノード監視を行う場合の運用形態]

仮想ノードの監視を行うために、以下の作業を行います。


下へ11.4.1 仮想ノードの登録
下へ11.4.2 仮想ノードの構成変更
下へ11.4.3 仮想ノードの監視ツリー/監視マップの作成
下へ11.4.4 ポリシーの設定
下へ11.4.5 仮想ノードを監視する

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