Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編(互換用) - UNIX/Windows(R)共通 -
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第1部 簡単にシステムを構築する(簡易設定モード)> 第4章 システム、ネットワークを監視する> 4.1 システムの異常を監視する

4.1.3 ログファイル上に出力されるテキスト形式のメッセージの場合

Systemwalker Centric Managerでは、監視対象としているノード、アプリケーション、またはミドルウェアのログファイル上に出力されるテキスト形式のメッセージを監視できます。

Systemwalker Centric Managerでログファイル上に出力されるメッセージを監視するためには、Systemwalker Centric Managerの[監視ログファイル設定]ダイアログボックスに登録する必要があります。

ログファイル上に出力されるメッセージの登録方法については、“監視するログファイルを登録する”を参照してください。

Systemwalker Centric Managerの[監視ログファイル設定]ダイアログボックスで設定したログファイルに出力されるメッセージは、[Systemwalkerコンソール]の監視イベント一覧に図のように表示されます。

ここでは、以下のメッセージを例に説明します。

また、[監視ログファイル設定]ダイアログボックスの設定項目は以下のとおりです。

[図 ログファイル上に出力されるメッセージの表示]

◆メッセージの特定

[イベント定義]ダイアログボックスは、監視イベント一覧に表示されたイベントを特定する画面です。[イベント定義]ダイアログボックスから、イベント監視の条件定義を設定します。

イベントの特定方法については、“イベント監視の条件を設定する手順”を参照してください。

[図 ログファイル上に出力されるメッセージの特定]

■監視イベント一覧

Systemwalker Centric Managerで監視対象として設定した、ログファイル上に出力されるメッセージが一覧で表示されます。

 

■重要度

Systemwalker Centric Managerでは、[監視ログファイル設定]ダイアログボックスで設定した以下のエラー種別より、重要度が表示されます。

重要度が“一般”の場合、監視イベント一覧には表示されません。

この例では、エラー種別を“ERROR”に設定したため、重要度は“重要”になります。

エラー種別

重要度

HALT、停止

最重要

ERROR、エラー

重要

WARNING、警告

警告

INFO、情報

一般

 

■ラベル

ラベルは、Systemwalker Centric Managerの[監視ログファイル設定]ダイアログボックスで設定したラベルになります。

また、[イベント定義]ダイアログボックスでは、正規表現を使ったラベル名が表示されます。

この例では、“GRmgr”になります。

 

■監視イベント種別

ログファイル上に出力されるメッセージの監視イベント種別は、すべて“ログファイル”になります。

 

■メッセージテキスト

Systemwalker Centric Managerで監視対象として設定した、ログファイルに上に出力されるメッセージの本文が表示されます。

また、[イベント定義]ダイアログボックスでは、正規表現を使ったメッセージテキストが表示されます。

この例では、“MESSAGE [006]:STXPOLL_1.INI xx: xx: xx >> Initialize DETECT_OFFLINE=TRUE”がメッセージテキストとなります。


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