Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編(互換用) - UNIX/Windows(R)共通 -
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第1部 簡単にシステムを構築する(簡易設定モード)> 第4章 システム、ネットワークを監視する

4.2 ネットワークの性能を監視する

ネットワークの性能異が発生すると、[Systemwalkerコンソール]に通知されます。性能異常が発生した箇所周辺の状況を把握するためには、性能監視マップを表示します。

性能監視マップでは、ネットワーク性能監視機能の監視対象となっている各ノードの接続関係、および性能情報を表示します。

■性能監視マップ([ノード中心マップ])の情報を確認する

[ノード中心マップ]は、選択したノードを中心にして、そのサブネット内にある監視対象ノードを同心円上に配置し、接続関係を表示します。同時に、ノードの性能情報も表示します。本マップにより、特定のノードが、その他のノードのサービスにどのような影響を与えているかを把握できます。

[ノード中心マップ]を用いてネットワーク性能を監視する方法を説明します。

  1. 運用管理サーバ、または運用管理クライアントで[Systemwalkerコンソール]を起動します。
  2. [Systemwalkerコンソール[監視]]ウィンドウにします。
  3. [ツリー選択]で[ノード一覧]を選択し、ノード一覧ツリーを表示します。
  4. [監視マップ]のノードを選択します。

    ここでは、以下のように指定します。

  5. [操作]メニューから[指定オブジェクト]−[性能監視]−[ノード中心マップ型の表示]を選択します。

    →[ノード中心マップ]ウィンドウが表示されます。

性能情報は、性能監視マップの各回線または各ノードアイコン上に表示されます。トラフィック情として以下の情報を表示することができます。

性能監視マップ上に表示するトラフィック情報は、[データ]メニューからそれぞれ一つの項目を選択して表示します。

上記の場合、トラフィック情報として[回線使用率]が表示されています。

■性能情報をグラフに表示する

ネットワーク性能の監視機能で性能情報の監視対象としたノードについて、収集した性能情報を現在時刻からさかのぼってグラフに表示し、経過を見ることができます。

  1. [ノード中心マップ]ウィンドウで、回線を選択します。

    ここでは、業務サーバの過去のデータの推移を確認するために、業務サーバに接続された回線を選択します。

  2. [オプション]メニューから[ヒストリ表示(トラフィック)]を選択します。

    →[ヒストリ表示(トラフィック)]ウィンドウが表示されます。

[データ]メニューから選択できる表示項目は以下のとおりです。

各項目の詳細については、“ネットワーク性能情報を表示する”を参照してください。

性能監視機能は、定義を行ってからデータの採取を開始するため、定義を行ったばかりの時点でヒストリ表示を行っても、有効なデータがない場合があります。


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