Systemwalker Centric Manager 使用手引書 グローバルサーバ運用管理ガイド - UNIX共通 -
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第6章 資源を配付する> 6.1 運用形態に合わせた動作環境の定義

6.1.2 通信ソフトウェアの定義(Linkexpress)【Windows版】

資源配付が帳票システムと連携してグローバルサーバのDRMSと通信する場合は、以下の通信ソフトウェアの設定が必要です。

また、通信ソフトウェアの設定に加え、通信ソフトウェアの動作に必要な関連製品の編集が必要となります。

通信ソフトウェアと必要な設定を下表に示します。

通信ソフトウェア

資源配付に必要な設定

資源配付用に固定に定義する命令

Linkexpress

環境定義の
ネットワーク定義

node定義命令

path定義命令

appl定義命令

■ネットワーク定義

環境定義には動作環境定義、サーバグループ定義、およびネットワーク定義の3種類があり、ネットワーク定義では、相手側システムの情報、通信パスの情報など、データ通信を行うための情報を定義します。なお、ネットワーク定義で使用する以下の命令については、資源配付用として固有に定義する必要があります。

ネットワーク定義とLinkexpressの動作に必要な関連製品の定義については、“FUJITSU Linkexpress解説書”を参照してください。

◆node定義命

node定義命令のnameオペランドで指定する相手側システム名は、資源配付のシステム名の定義時に使用するdrmsdfnコマンドで指定するノード名(-nオプション)と必ず同じである必要があります。

◆path定義命

path定義命令のapplオペランド、logonオペランドおよびextendオペランドには、必ず以下のとおりに定義してください。

appl=@_LEDRMS
logon=no
extend=no

◆appl定義命

appl定義命令のnameオペランドには、必ず以下のとおりに定義してください。

name=@_LEDRMS

appl定義命令のapplpathオペランドには以下のパス名を指定します。

Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mpdrmssv\bin\f3cqcdts.exe

■設定例

図:Linkexpressのネットワーク定義例”に、Linkexpressのネットワーク定義を示し、“図:資源配付のコマンド例”に、資源配付のコマンド例を示します。

[図:Linkexpressのネットワーク定義例]

begin
comdef  msglvl= ・・・
node    name=FUJITSU             ←  資源配付のシステム名定義に
        path= ・・・                  おけるノード名と一致させる
path    name= ・・・
        appl=@_LEDRMS            ← “@_LEDRMS" を指定
        logon=no
        extend=no
        req_path= ・・・
        ind_path= ・・・
        protocol= ・・・
appl    name=@_LEDRMS            ← “@_LEDRMS" を指定
        applpath= c:\mpwalker.dm\mpdrmssv\bin\f3cqcdts.exe
end

[図:資源配付のコマンド例]

drmsdfn -a sys -k serv -n FUJITSU -s HOST


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