Systemwalker Centric Manager 使用手引書 グローバルサーバ運用管理ガイド - UNIX共通 -
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第6章 資源を配付する> 6.1 運用形態に合わせた動作環境の定義

6.1.1 通信ソフトウェアの定義(Linkexpress)【Solaris版/Linux版】

資源配付が帳票システムと連携してグローバルサーバのDRMSと通信する場合は、以下の通信ソフトウェアの設定が必要です。

■Linkexpress連携のための事前準備

◆/etc/servicesの設定

Linkexpressの応答側ポート番号を設定する必要があります。

Linkexpressインストール後に以下を/etc/servicesに設定してください。また、ホストからの要求時にGS DTSで指定するポート番号には9364番ポートを利用してください。

◆ユーザーIDの登録

Linkexpressで利用する以下のユーザーID/パスワードを登録してください

ユーザーID:lnkexp
パスワード:lnkexp0

■Linkexpress定義編集

定義ファイルのパス

Linkexpressの定義ファイルのパス名は以下のとおりです。

OS名

ファイル名

Solaris

/opt/FSUNlnkexp/GEN/lxtrnsgm

Linux

/opt/FJSVlnkexp/GEN/lxtrnsgm

定義方法

[定義例]

begin

node       name=MPCLOSE
           path=fujitsu1
           port=9364

path       name=fujitsu1
           appl=@_drms
           req_path=244(*1)
           ind_path=244(*1)
           protocol=FTP+(*2)
           combuf=4096
           logon=no

appl       name=@_drms
           applpath=/opt/FJSVmpsdl/bin/qjicdts

end

*1) 相手ホストに合わせてください

*2) 相手ホストに合わせてください(相手システムのDTSのPTFが97031以降の場合は、FTP+を推奨します)

■Linkexpress定義の反映

Linkexpress定義編集後、以下の手順で定義を反映してください。

  1. Linkexpressの停止

    OS名

    コマンド名

    Solaris

    # /opt/FSUNlnkexp/bin/lxstpsys

    Linux

    # /opt/FJSVlnkexp/bin/lxstpsys

  2. 定義のGEN

    OS名

    コマンド名

    Solaris

    # /opt/FSUNlnkexp/bin/lxgentrn /opt/FSUNlnkexp/GEN/lxtrnsgm

    Linux

    # /opt/FJSVlnkexp/bin/lxgentrn /opt/FJSVlnkexp/GEN/lxtrnsgm

  3. Linkexpressの起動

    OS名

    コマンド名

    Solaris

    # /opt/FSUNlnkexp/bin/lxstrsys

    Linux

    # /opt/FJSVlnkexp/bin/lxstrsys

資源配付の設定

資源配付のDRMS編集ファイルに以下の設定が必要です。

設定方法

DRMS編集ファイルに以下のオプション、値を設定してください。

■資源配付の設定の反映

以下の手順で設定を反映してください。

  1. Systemwalker Centric Managerの停止

    # /opt/systemwalker/bin/pcentricmgr


  2. 資源配付の設定を行う。

    DRMS編集ファイルに対し、“資源配付の設定”に記載した編集を行う。

  3. Systemwalker Centric Managerの起動

    # /opt/systemwalker/bin/scentricmgr


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