Systemwalker Centric Manager 使用手引書 グローバルサーバ運用管理ガイド - UNIX共通 -
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第1章 概要

1.1 グローバルサーバ監視について

Systemwalker Centric Manager GEEは、TCP/IPネットワーク上のUNIXシステムやWindowsシステムを監視する機能に加えて、グローバルサーバ、SURE SYSTEM、Millennium Global ServerおよびS390ファミリ、PRIMEQUEST(以降、これらをあわせてホストと呼びます)を監視・操作することができます。

■監視対象

Systemwalker Centric Manager GEEでは、以下のシステムを監視・操作することができます。

本書では、OS IV/MSPを“MSP”、OS IV/F4 MSPを“F4 MSP”、OS IV/XSPを“XSP”と呼びます。

また、Systemwalker Centric Manager GEEは、SVPM、SVPM-SおよびFTOPS-IIと連携することができます。SVPM、SVPM-SまたはFTOPS-IIと連携した場合は、さらに以下のシステムを監視・操作ができるようになります。

本書では、AVM/EXとAVM/EXSをあわせて、AVM/EXと呼びます。

Systemwalker Centric Manager GEEが連携するSVPM、SVPM-SおよびFTOPS-IIは以下のとおりです。本書では特に区別する必要がない場合は、SVPM、SVPM-SとFTOPS-IIをあわせて、SVPMと呼びます。また、本書でSVPMとFTOPS-IIのように2種類に区別する場合、“SVPMまたはSVPM-S”と“FTOPS-II”のことを指しています。なお、特にSVPM-Sのことを説明する場合は、“SVPM-S”と記述します。

本書では、Systemwalker Centric Manager GEEが監視するMSP、F4 MSP、XSP、SXO、OS/390(R)、AVM/EXをあわせて、“被監視システ”と呼びます。

Systemwalker Centric Manager GEEは、PRIMEQUESTと連携できます。PRIMEQUESTと連携した場合は、以下の監視を行えます。

PRIMEQUESTと連携するための定義は、“使用手引書 グローバルサーバ運用管理ガイド”の“PRIMEQUESTと連携するための定義”を参照してください。

また、Systemwalker Centric Manager GEEからPRIMEQUEST上のXSP動作機構 のSVP Web-UIコンソールを呼び出すことで、以下の操作を行えます。

XSP動作機構のSVP Web-UIコンソール を呼び出すための定義は、“使用手引書 グローバルサーバ運用管理ガイド”の“PRIMEQUESTと連携するための定義”を参照してください。

なお、PRIMEQUESTと連携するには以下の設定が必要です。

  1. PRIMEQUESTの拡張MIB定義のTrapMSG変換定義をGEEに適用する
  2. PRIMEQUEST用のフィルタリング定義テンプレートを適用する
  3. ノードにPRIMEQUESTを登録する
  4. XSP動作機構を監視/操作するためにXSP動作機構のURLをmpaplregコマンドで登録する
  5. XSP動作機構のURL 呼び出しをコンソール操作制御で保護する場合、コンソール操作制御に定義を追加する

■被監視システムの状態を監視する

システムの状態および動的状態情報を表示することができます。

SXO、OS/390(R)およびAVM/EXの場合は、動的状態情報は表示されません。


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