Systemwalker Centric Manager 使用手引書 セキュリティ編 - UNIX/Windows(R)共通 -
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第3部 セキュリティを強化するにはSystemwalkerの設定をどのようにしたらよいか> 第10章 監査ログを分析する> 10.2 Systemwalker Centric Managerの監査ログを分析する> 10.2.2 Systemwalkerコンソールの操作を点検するには

10.2.2.4 監査ログを分析する手順

以下の観点で監査ログを分析します。

悪意のあるユーザを分析する

Systemwalkerコンソールの操作状況を、出力ファイルの内容から判断します。

認証失敗ログ件数の集中しているセルを確認します。

9時台(9:00〜9:59)に、user2が認証に5回失敗していることがわかります。

出力されたCSVファイルを元に、以下の観点で分析結果を評価します。

運用ルール以外の操作を分析する

運用管理サーバに対して、許可されていない運用管理クライアント(client01)からの接続がないか確認します。

出力されたCSVファイルを元に、以下の観点で分析結果を評価します。

システムへの影響度が大きい操作を分析する

リモートコマンド、およびポリシー操作ログの時間帯と件数を確認します。

例では、12時台(12:00〜12:59)と13時台(13:00〜13:59)に、user1がシステムに対する影響度の大きい操作であるポリシー設定を実行しています。

システムへの影響度が大きい操作としては、以下の項目も考えられます。

出力されたCSVファイルを元に、以下の観点で分析結果を評価します。


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