Systemwalker Centric Manager ソリューションガイド コリレーション編 - UNIX/Windows(R)共通 -
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付録B イベントを集約して監視する場合の定義例

B.4 発生したイベントに対しアクションを実行する定義例

設定例

イベントコリレーション監視の条件定義において、条件に一致した際の処理に[New: 新規イベントを通知]を選択し、新規に通知されるイベントに対し、メール通知のアクションを定義する場合。

[イベント監視の条件定義]の[イベント定義/アクション定義]ダイアログボックスで、Event Designerの[コリレーション処理]シートに設定した内容を、以下のように設定します。

[イベント定義/アクション定義]ダイアログボックスの設定項目

設定内容

[ホスト名の特定]

ある特定のホストから発生したメッセージだけを定義する場合は、下位コンピュータのホスト名を設定します。複数の下位コンピュータから発生するメッセージをまとめて定義する場合は、[特定しない]または、[全ての他システム]を選択します。
[全ての他システム]を選択した場合は、自ホストから発生したメッセージは監視されません。

[監視イベント種別の特定]

[コリレーション処理]シートの[監視イベント種別の設定]で監視イベント種別を指定している場合は、同じ文字列をここで設定します。

[通報番号の特定]

[コリレーション処理]シートの[通報番号の設定]で通報番号を指定している場合は、同じ番号をここで設定します。

[メッセージタイプの特定]

− (指定しません)

[重要度の特定]

[コリレーション処理]シートの[重要度の設定]で重要度を指定している場合は、同じ重要度をここで設定します。

[エラー種別の特定]

[コリレーション処理]シートの[メッセージ]で設定したメッセージを、ラベル、エラー種別、メッセージテキストに分割し、そのうちのエラー種別をここで指定します。(注1)

[ラベルの特定]

[コリレーション処理]シートの[メッセージ]で設定したメッセージを、ラベル、エラー種別、メッセージテキストに分割し、そのうちのラベルをここで指定します。(注1)

[メッセージテキストの特定]

[コリレーション処理]シートの[メッセージ]で設定したメッセージを、ラベル、エラー種別、メッセージテキストに分割し、そのうちのメッセージテキストをここで指定します。(注1)

注1)
メッセージは、ラベル、エラー種別、メッセージテキストに分割せずに定義することもできます。その場合は、以下のように定義します。

[イベント定義/アクション定義]ダイアログボックスの設定項目

設定内容

[エラー種別、ラベル、テキストに分割せずにメッセージを特定する]

チェックボックスをチェックします。

[エラー種別の特定]

指定できません。

[ラベルの特定]

指定できません。

[メッセージテキストの特定]

[コリレーション処理]シートの[メッセージ]で設定したメッセージを、そのまま指定します。

[イベント定義/アクション定義]-[通知/実行アクション]ダイアログボックスの[メール]タブでメールアクションの詳細を設定します。


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