Systemwalker Centric Manager ソリューションガイド コリレーション編 - UNIX/Windows(R)共通 -
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第2部 イベントを集約して監視する機能> 第4章 設定方法> 4.2 複数イベントをまとめて監視する(イベントコリレーション)

4.2.3 新規入力支援ダイアログで設定する

■設定画面の表示方法

  1. Event Designer を起動します。

    以下のMicrosoft(R) Excelファイルを起動します。

    Event Designerインストールディレクトリ\bin\Event Designer.xls



    Event Designerのインストール

    Event Designerを始めて使用する場合は、インストールする必要があります。Event Designer のインストール方法については、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編”の“イベント監視の条件定義を変更する(Event Designer)”を参照してください。

  2. [CSV入力]ボタンをクリックします。入力するファイルにmpaoscrcsv(イベントコリレーション定義のCSV出力コマンド)で出力したCSVファイルを指定します。

    →CSVファイルの内容が、Event Designerに反映されます。

  3. [コリレーション定義]ボタンをクリックします。
  4. サブメニューから[コリレーション監視の条件定義]をクリックし、[コリレーション監視の条件定義メンテナンス]シートを表示します。

    →[新規入力支援]ダイアログが表示されます。

[新規入力支援]ダイアログにおいて、[次回から新規入力支援画面を起動しない]にチェックが入っている場合は、[コリレーション監視の条件定義メンテナンス]シートを表示したときに、[新規入力支援]ダイアログが自動的に表示されません。[新規入力支援]ダイアログを表示する場合は、[コリレーション監視の条件定義メンテナンス]シートで[新規入力支援]ボタンをクリックしてください。

■設定する項目

設定する項目は以下のとおりです。

分類

項目

説明

[コリレーション条件]

[基準イベント(メッセージ)]

基準となるイベントを、ラベル名、エラー種別、メッセージテキストに分割しない形式で設定します。

[基準イベントの扱い]

基準イベントに対し、アクションを実行するかを設定します。

  • [監視する]:イベント監視の条件定義でアクションを定義して実行できます。
  • [監視しない]:アクションを実行しません。

[監視方法]

イベントコリレーションの監視方法を選択します。(注1)

[発生回数]

イベントの発生回数を設定します。

[監視間隔(秒)]

イベントの監視間隔を秒単位で設定します。

[関連イベント(メッセージ)]

関連イベントを、ラベル名、エラー種別、メッセージテキストに分割しない形式で設定します。

[関連イベントの扱い]

関連イベントに対し、アクションを実行するかを設定します。

  • [監視する]:イベント監視の条件定義でアクションを定義して実行できます。
  • [監視しない]:アクションを実行しません。

[コメント]

定義に関するコメントを設定します。

[判定方法]

条件を満たした場合に監視するか、条件を満たさなかった場合に監視するかを指定します。

[条件成立時処理]

[対処処理]

監視条件を満たした場合に、基準イベントの状態を[対処済]にするかを選択します。

  • [対処済みにしない]:基準イベントを[対処済]にしません。
  • [対処済みにする]: 基準イベントを[対処済]にします。

[通知方法]

監視条件を満たした場合に通知するイベントを選択します。

  • [通知しない]:イベント通知しません。
  • [新規イベントを通知]:新規にイベントを通知します。
  • [最後のイベントを通知]:関連イベントのうち最後に通知されたイベントを通知します。

[メッセージ通知の実行方法]

複数のイベントコリレーションの監視条件に一致した場合の、メッセージ通知の実行方法を選択します。

  • [上位優先]:最初に一致した行のイベントコリレーション処理だけを実行します。
  • [常時実行]:一致したすべての行のイベントコリレーション処理を実行します。

[メッセージ]

通知するイベントをラベル名、エラー種別、メッセージテキストに分割しない形式で設定します。

[条件不成立時処理]

[対処処理]

監視条件を満たさなかった場合に、基準イベントの状態を[対処済]にするかを選択します。

  • [対処済みにしない]:基準イベントを[対処済]にしません。
  • [対処済みにする]: 基準イベントを[対処済]にします。

[通知方法]

監視条件を満たさなかった場合に通知するイベントを選択します。

  • [通知しない]:イベント通知しません。
  • [新規イベントを通知]:新規にイベントを通知します。

[メッセージ通知の実行方法]

複数のイベントコリレーションの監視条件を満たさなかった場合の、メッセージ通知の実行方法を選択します。

  • [上位優先]:最初に一致した行のイベントコリレーション処理だけを実行します。
  • [常時実行]:一致したすべての行のイベントコリレーション処理を実行します。

[メッセージ]

通知するイベントをラベル名、エラー種別、メッセージテキストに分割しない形式で設定します。

各項目の選択内容の説明は、各入力領域をポイントしたときに表示されるコメントを参照してください。

注1)
監視方法は以下から選択します。
イベントコリレーション監視では、2つ以上の関連イベントを関連づけて監視できますが、新規入力支援ダイアログでは関連イベントを2つ以上設定できません。2つ以上の関連イベントを関連づけて監視する場合は、Event Designerの各シートから設定してください。詳細は“各シートで設定する手順”を参照してください。

■定義内容を保存する

イベントコリレーション監視の条件定義は、以下の手順でCSVファイルに保存します。

  1. [新規入力支援]ダイアログにて、[OK]ボタンをクリックします。

    →[新規入力支援]ダイアログが終了します。

  2. [コリレーション監視の条件定義メンテナンス]シートにて、[イベント監視へ]ボタンをクリックします。

    →[イベント監視の条件定義メンテナンス]シートが表示されます。

  3. [CSV出力]ボタンをクリックし、定義を保存するファイル名を指定します。

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