Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編 - UNIX/Windows(R)共通 - |
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付録D Systemwalkerコンソールとカスタマイズ | > D.1 [Systemwalkerコンソール]をカスタマイズする |
[Systemwalkerコンソール[監視]]を、カスタマイズする方法を説明します。カスタマイズは、以下の監視画面について行うことができます。
→[カスタマイズ]ダイアログボックスが表示されます。
カスタマイズの詳細は、“Systemwalker Centric Manager オンラインヘルプ”を参照してください。
設定方法は、以下のとおりです。
背景色の設定は、Systemwalkerコンソール再起動後に反映され、端末にログインするユーザごとに保存されます。
ノードの状態(ノード起動中/一部インタフェースが停止中、など)を、マップに表示されているアイコンの枠の色および文字色で識別できます。[文字色]、[背景色/枠色]ボタンをクリックすると、ノードの状態の色をカスタマイズできます。[監視マップ]でアイコンが選択された場合、およびオブジェクトの背景色が設定されている場合は、ラベルの稼働状態は表示されません。
[初期値に戻す]ボタンをクリックすると、以下の初期値に戻ります。
緑色 |
[ノードが起動状態かつSNMPエージェント動作中。] |
青色 |
[ノードが起動状態かつSNMPエージェント動作中かつ一部インタフェースが停止中。] |
水色 |
[ノードが起動状態かつSNMPエージェント未起動。] |
黄色 |
[ノードが未起動状態。] |
白色 |
ノード状態が取得できていません(ノードの状態を監視していません)。 |
イベント発生時、発生元オブジェクトのアイコンに、異常時のイメージを表現することができます。アイコン上に“×”を表示したり、任意のイメージを重ねて表示したりできます。
→[イメージ選択]ウィンドウが表示されます。
例えば、[イベントの状態]が[警告]の[表示する]チェックボックスをOFFに設定した場合、イベント一覧に警告イベントは表示されます。しかし、発生元オブジェクトのアイコンの“×”印、または状態のイメージは表示されません。[重要]、[警告]だけ[表示する]チェックボックスをONにすることはできません。
[初期値に戻す]ボタンをクリックすると、カスタマイズした情報は出荷時の状態に戻ります。イメージ設定は、すべて“イメージなし”で設定されます。“×”の色は赤です。
運用管理サーバの以下のディレクトリに格納されているイメージファイルが、イベント発生時、発生元オブジェクトのアイコンに、異常時のイメージとして表示されます。
格納場所
Solaris、Linuxの場合 |
/var/opt/FJSVfwgui/java/classes/com/fujitsu/systemwalker/bcmgui/mtoelib/image/icon |
Windows(R)の場合 |
Systemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER.DM\mpbcmgui\server\var\java\classes\com\fujitsu\systemwalker\bcmgui\mtoelib\image\icon |
イメージファイルは以下の形式で作成し、アイコンとして運用管理サーバの上記ディレクトリに格納してください。
背景等、透明で表示したい部分には、左上1ピクセルの色と同じ色を指定して作成してください。
[最重要イベント発生ノード]、[重要イベント発生ノード]および[警告イベント発生ノード]の[背景色]、[文字色]をカスタマイズします。
[初期値に戻す]ボタンをクリックすると、カスタマイズした情報は出荷時の状態に戻ります。初期値は以下のとおりです。
[文字色]: |
白色 |
[背景色]: |
赤色 |
以下をカスタマイズします。
以下の項目の[背景色]と[文字色]をカスタマイズします。
[初期値に戻す]ボタンをクリックすると、カスタマイズした情報は出荷時の状態に戻ります。初期値は以下のとおりです。
[文字色]: |
最重要のみ白、ほかは黒 |
[背景色]: |
最重要のみ赤、ほかは水色 |
[監視イベント一覧]に、[対処]項目と[メッセージ]項目を表示するかどうかを、以下から選択します。
[監視イベント一覧]の[対処]項目にSystemwalkerテンプレートの情報を表示する場合、運用管理サーバの“Systemwalkerコンソールサービスの定義ファイル”を編集してください。
詳細は、“Systemwalker Centric Managerリファレンスマニュアル”の“Systemwalkerコンソールサービスの定義ファイル”を参照してください。
初期設定では、[監視イベント一覧]の[対処]項目にSystemwalkerテンプレートの情報は表示されません。Systemwalkerテンプレートの情報を表示するとSystemwalkerコンソールの性能が劣化する場合があります。
運用管理サーバで以下のファイルを編集し、起動時および運用時における、監視イベントの最大表示件数を設定します。
[Windows]
Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mpbcmgui\server\etc\usr\MpBcmSvrConfig.ini |
[UNIX]
/etc/opt/FJSVfwgui/usr/MpBcmSvrConfig.ini |
詳細については、“Systemwalker Centric Managerリファレンスマニュアル”を参照してください。
「起動時の最大表示件数」および「運用時の最大表示件数」の推奨値は、初期設定値である100件と5000件です。推奨値以上の数値を指定するとSystemwalkerコンソールの性能が劣化する場合があります。
Systemwalkerコンソールが動作するWindows端末で、以下のファイルを編集し、Systemwalkerコンソールで使用するJavaのヒープサイズを設定します。
Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mpbcmgui\etc\MpBcmClConfig.ini |
詳細については、“Systemwalker Centric Managerリファレンスマニュアル”を参照してください。
[Systemwalkerコンソール]で行える上記以外のカスタマイズ項目について説明します。
イベント発生時に、アイコン上に表示する異常時の状態を点滅することで、監視マップ上でのイベント発生状況がわかりやすくなります。
初期値は、“点滅しない”に設定されています。
→異常時の状態が点滅します。ただし、監視ツリー上の“×”は点滅しません。
イベント発生時にイベントを通知したオブジェクトにジャンプします。
[監視イベントの設定]ダイアログで、[イベント発生時に発生元へジャンプ]をチェックし、[OK]ボタンをクリックします。
イベント発生時に[Systemwalkerコンソール]が最小化されていた場合は、[Systemwalkerコンソール]を元のサイズに戻したときにジャンプします。
イベント発生時に、BEEP音を鳴らし通知することができます。
[監視イベントの設定]ダイアログで[イベント発生時にBEEPを鳴らす]をチェックすると、異常時にBEEP音が鳴ります。
初期値は、“鳴らない”に設定されています。
監視リストに表示する項目および項目の並び順を変更できます。監視リストの絞り込みには、[リスト表示の設定]ダイアログボックスを使用します。以下のカスタマイズができます。
ノード以外のオブジェクトを表示している状態で、[絞り込み]の[イベント監視対象]を選択した場合は、ノード以外のオブジェクトは表示されません。
初期値では、以下の項目が表示されます。
ツリー |
監視機能 |
編集機能 |
ノード一覧、ノード管理 |
[表示名] |
[表示名] |
業務管理 |
[表示名] |
[表示名] |
→[マップのプロパティ]ダイアログボックスが表示されます。
[監視マップ]の変更に関する詳細は、“Systemwalker Centric Manager オンラインヘルプ”を参照してください。
【UNIXの場合】
/var/opt/FJSVfwgui/java/classes/com/fujitsu/systemwalker/bcmgui/mtoelib/image/wall |
【Windows(R)の場合】
Systemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER.DM\mpbcmgui\server\var\java\classes\com\fujitsu\systemwalker\bcmgui\mtoelib\image\wall |
→[マップのプロパティ]ダイアログボックスが表示されます。
アイコンを変更するオブジェクトのプロパティ画面で、[アイコン]を選択します。[参照]ボタンをクリックすると、[アイコン選択]ダイアログボックスが表示されますので、一覧からアイコンを選択します。
独自のアイコンを選択する場合
独自のアイコンを選択する場合は、mpbcmaddiconコマンドを使用してjpeg、bmp またはpngイメージファイルを追加します。mpbcmaddicon([Systemwalkerコンソール]のアイコン登録コマンド)については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。
アイコンサイズの拡大、縮小
[監視マップ]に表示するアイコンのサイズを拡大、縮小することにより、ほかのアイコンと区別され、イベント発生時にわかりやすく表示できます。また、表示名が長い場合には、全体が表示できるようになります。
[監視マップ]表示時に、[表示]メニューの[図形編集モード]を選択します。[図形編集モード]がONの場合、アイコンをマウスでドラッグするか、プロパティの[アイコン]からアイコンのサイズを変更します。
[監視マップ]の整列が[解除]以外の場合は、アイコンのサイズを変更できません。アイコンサイズをカスタマイズした後に、整列を[バス型]などに変更した場合は、カスタマイズした大きさで表示されます。
→マップ形式に切り替わります。
→[マップ表示の設定]ダイアログボックスが表示されます。
マップ情報の変更に関する詳細は、“Systemwalker Centric Manager オンラインヘルプ”を参照してください。
[監視マップ]に図形、イメージ等を表示・編集することができます。例えば、アイコンを四角で囲んで説明を追加する、などを行い、画面を見やすく編集できます。以下の条件のとき、[監視マップ]上の各オブジェクトの表示をカスタマイズすることができます。
[Systemwalkerコンソール[監視]]の場合には、上記のほかに以下の条件も必要です。
[監視マップ]では、以下のカスタマイズを行うことができます。
編集機能で変更し、保存したマップの情報は、共通マップとして保存されます。一方、監視機能で変更し、保存したマップの情報は、ログインしている管理者固有のマップとして保存されます。
監視機能では、共通マップ、またはログインしている管理者固有のマップのどちらでも監視することができます。表示するマップを変更するには、[表示]メニューから[表示の設定]を選択して[マップ表示の設定]ダイアログボックスを表示し、表示するマップを選択します。
[監視イベント種別]ウィンドウのボタンに表示するランプのビットマップは、ユーザが独自にカスタマイズすることができます。種別ボタンの各ビットマップをカスタマイズするには、以下を編集します。
このビットマップは、[監視イベント種別]ウィンドウに表示されます。
このコマンドは、[監視イベント:対処]ダイアログボックスの[連携製品の起動](注)ボタンによって呼び出されます。
注)カスタマイズ画面で、コマンド名を登録している場合は、登録したコマンド名になります。
[初期値に戻す]ボタンをクリックすると、カスタマイズした情報は出荷時の状態に戻ります。
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