Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編 - UNIX/Windows(R)共通 - |
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第3部 操作 | > 第9章 アプリケーションの異常を監視する | > 9.1 監視するために必要な設定 | > 9.1.3 監視するアプリケーションを登録する |
アプリケーションの自動検出を使用せずに、手動でアプリケーションを作成する場合、以下の手順でアプリケーションを登録します。なお、ワークユニットは、手動で登録することはできません。自動検出を行って[アプリケーション]ツリーに追加してください。
→[実行ファイル作成]ダイアログボックスが表示されます。
以下の項目を設定し、[OK]ボタンをクリックします。
実行ファイル名は、以下の方法で指定することができます。
[Windows(R)]
APA_process_list.exe |
[Solaris]
ps -e -opid -ocomm |
ps -f -z `/usr/bin/zonename` -opid -ocomm |
[Linux]
ps -e -opid -ocommand |
APA_process_list(プロセス一覧確認コマンド)【Windows版】の詳細については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。
監視対象となる実行ファイルの条件は以下のとおりです。
UNIXの場合 |
|
Windows(R)の場合 |
|
監視対象となる実行ファイルは、あらかじめシステム内に実在するものを登録してください。
なお、バッチファイルを監視することはできません。
シェルスクリプトは、11.0以降の被監視サーバであれば、sh、csh、ksh、tcshについて監視できます。これら以外のシェルインタープリタ(例えば、jsh)については監視できません。
項目名 |
項目の説明 |
[起動コマンド名] |
アプリケーションを起動するコマンド(起動コマンド)を指定します。コマンドに拡張子(".exe"、“.bat"など)がある場合は、拡張子も付加します。起動コマンド名には、パス名を指定しないでください。(例:start.exe) |
[起動コマンドパス] |
起動コマンドが格納されているディレクトリのフルパスを指定します。起動コマンド名は、付加しないでください。 |
[起動コマンドパラメタ] |
アプリケーションを起動する際に、起動コマンドに渡すパラメタを指定します。 |
[停止コマンド名] |
アプリケーションを停止するコマンド(停止コマンド)を指定します。コマンドに拡張子(".exe"、“.bat"など)がある場合は、拡張子も付加します。停止コマンド名にはパス名を指定しないでください。(例:stop.exe) |
[停止コマンドパス] |
停止コマンドが格納されているディレクトリのフルパスを指定します。停止コマンド名は、付加しないでください。 |
[停止コマンドパラメタ] |
アプリケーションを停止する際に、停止コマンドに渡すパラメタを指定します。 |
[起動コマンドの指定例]
UNIXの場合 |
起動コマンドが、/usr/local/bin/restartの場合は、以下のように指定します。 [起動コマンド名] : restart |
Windows(R)の場合 |
起動コマンドが、d:\Systemwalker\program\start.exeの場合は、以下のように指定します。 [起動コマンド名] : start.exe |
[参照]ボタンをクリックすると、イメージファイルの一覧から、アイコンを選択できます。独自のアイコンを選択する場合は、運用管理サーバの以下のディレクトリに、イメージファイルを追加してください。イメージファイル名はすべて半角英数字(英字は小文字だけ)で指定し、jpeg形式(拡張子“jpg”)、bitmap形式(拡張子“bmp”)または、png形式(拡張子“png”)としてください。
Windows(R)の場合 |
Systemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER.DM\mpbcmgui\server\var\java\classes\com\fujitsu\systemwalker\bcmgui\mtoelib\image\icon |
UNIXの場合 |
/var/opt/FJSVfwgui/java/classes/com/fujitsu/systemwalker/bcmgui/mtoelib/image/icon |
イメージファイルは48ピクセル×48ピクセルの大きさで作成してください。
使用するダイアログボックスの詳細は、“Systemwalker Centric Manager オンラインヘルプ”を参照してください。
→[アプリケーション作成]ダイアログボックスが表示されます。
以下の項目を設定し、[OK]ボタンをクリックします。
[インストールディレクトリ] |
アプリケーションが起動されるディレクトリを指定します。通常はアプリケーションがインストールされているディレクトリのフルパスを指定します。 |
[インストール先ホスト名] |
アプリケーションがインストールされているホスト名を指定します。 [参照]ボタンをクリックすると、[ノード選択]ダイアログボックスからホストを選択できます。 |
[ディレクトリの指定例]
Windows(R)の場合 |
監視を行うアプリケーションが、d:\usr\appli\appli100.exeの場合、以下のように指定します。 d:\usr\appli |
UNIXの場合 |
監視を行うアプリケーションが、/usr/local/app/appli100の場合、以下のように指定します。 /usr/local/app/ |
UNIXサーバでカレントディレクトリまたは相対パスでアプリケーションが起動される場合は、以下の設定をします。
カレントディレクトリで起動される場合 |
カレントディレクトリでアプリケーションが起動される場合、インストールディレクトリは指定しないでください。 |
相対パスで起動される場合 |
相対パスでアプリケーションが起動される場合は、インストールディレクトリに相対パスを指定してください。 例えば、applというアプリケーションが“../app/appl”で起動される場合、インストールディレクトリには“../app”と指定します。 |
インストールディレクトリは、以下の方法で指定することができます。
[Windows(R)]
APA_process_list.exe |
[Solaris]
ps -e -opid -ocomm |
ps -f -z `/usr/bin/zonename` -opid -ocomm |
[Linux]
ps -e -opid -ocommand |
APA_process_list(プロセス一覧確認コマンド)【Windows版】の詳細については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。
項目名 |
項目の説明 |
[起動コマンド名] |
アプリケーションを起動するコマンド(起動コマンド)を指定します。コマンドに拡張子(".exe"、“.bat"など)がある場合は拡張子も付加します。 起動コマンド名にはパス名を指定しないでください。(例:start.exe) |
[起動コマンドパス] |
起動コマンドが格納されているディレクトリのフルパスを指定します。起動コマンド名は付加しないでください。 |
[起動コマンドパラメタ] |
アプリケーションを起動する際に、起動コマンドに渡すパラメタを指定します。 |
[停止コマンド名] |
アプリケーションを停止するコマンド(停止コマンド)を指定します。コマンドに拡張子(".exe"、“.bat"など)がある場合は拡張子も付加します。 停止コマンド名にはパス名を指定しないでください。(例:stop.exe) |
[停止コマンドパス] |
停止コマンドが格納されているディレクトリのフルパスを指定します。停止コマンド名は付加しないでください。 |
[停止コマンドパラメタ] |
アプリケーションを停止する際に、停止コマンドに渡すパラメタを指定します。 |
[起動コマンドの指定例]
Windows(R)の場合 |
起動コマンドが、d:\Systemwalker\program\start.exeの場合は、以下のように指定します。 [起動コマンド名] : start.exe |
UNIXの場合 |
起動コマンドが、/usr/local/bin/restartの場合は、以下のように指定します。 [起動コマンド名] : restart |
[参照]ボタンをクリックすると、イメージファイルの一覧から、アイコンを選択できます。独自のアイコンを選択する場合は、運用管理サーバの以下のディレクトリに、イメージファイルを追加してください。イメージファイル名はすべて半角英数字(英字は小文字だけ)で指定し、jpeg形式(拡張子“jpg”)、bitmap形式(拡張子“bmp”)または、png形式(拡張子“png”)としてください。
Windows(R)の場合 |
Systemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER.DM\mpbcmgui\server\var\java\classes\com\fujitsu\systemwalker\bcmgui\mtoelib\image\icon |
UNIXの場合 |
/var/opt/FJSVfwgui/java/classes/com/fujitsu/systemwalker/bcmgui/mtoelib/image/icon |
イメージファイルは48ピクセル×48ピクセルの大きさで作成してください。
使用するダイアログボックスの詳細は、“Systemwalker Centric Manager オンラインヘルプ”を参照してください。
起動コマンドについての注意事項
以下の種類のアプリケーションを起動コマンドとして指定した場合は、“稼働監視の設定”で制御設定オプションを指定しても起動/停止の動作を保証することができません。
- ユーザ固有の情報にアクセスするアプリケーション
- ユーザ環境変数
- ネットワークドライブ
- ネットワークプリンタ
- ショートカット
- GUIを表示するアプリケーション
- 対話型の操作を必要とするコマンド
- Windows(R)のタスクスケジューラ、またはScheduleサービス(ATコマンド)から起動した場合に動作しないアプリケーション
- 上記のようなアプリケーションを起動するバッチファイル
- pauseコマンドを含むバッチファイル
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