Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編 - UNIX/Windows(R)共通 -
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第2部 設定> 第4章 [監視ポリシー]の設定> 4.1 ノード監視

4.1.1 ノードの稼働状態を監視する

ノードの稼働状態(ノード起動中/一部インタフェース停止など)を監視する場合に設定します。Systemwalkerコンソールにイベントで通知し、稼働状態を監視します。稼働状態の監視を行う場合はノードアイコンの枠で表示されるラベルカラーによって確認できます。

長時間ダウンした状態のノードを、自動的に構成情報から削除する場合にも指定します。稼働状態の監視の設定では、以下の項目を設定します。

項目

内容

設定画面

[稼働状態の監視方法]

ノードの稼働状態(ノード起動中/一部インタフェース停止など)を監視し、Systemwalkerコンソールにイベントで通知し、稼働状態を監視します。通知されたイベントは、Systemwalkerコンソールの監視イベント一覧に表示されます。

[稼働状態の監視]の[基本]タブ

[タイムアウト時間]
[リトライ回数]
[動作時間]

ノードの稼働状態を監視するために、ポーリング間隔および動作時間を設定します。

[稼働状態の監視]の[ポーリング]タブ

[状態]

ノードの稼働状態を監視するために、イベント通知を行う条件を設定します。

[イベント通知]

[生存期間]

ノードが継続して停止状態になったとき、ノードを監視の対象から外すまでの日数を設定します。

[状態表示]

[ポーリングの間隔指定]
[動作時刻指定]

稼働監視を行う時間帯、ポーリング間隔、動作時刻を設定します。設定した時刻になると処理を開始します。設定した時刻になると、稼働監視を開始します。

[動作時間]

[開始時刻]
[終了時刻]

ノードの稼働状態を監視する時間帯を設定します。監視を開始する時刻と終了する時刻を設定します。

[時間帯]

[時刻指定]
[範囲指定]

ノードの稼働状態を監視する時刻を設定します。時刻指定または範囲指定で設定します。設定した時刻に監視を行います。

[時刻]

■手順

  1. [監視ポリシー[管理]]画面を起動します。
  2. [設定対象]の[ポリシー]-[ノード監視]-[稼働状態の監視]を選択します。
  3. [操作]メニューの[新規作成]を選択します。

    →[監視ポリシー[ポリシーの作成]]画面が表示されます。

  4. [ポリシー名]、[コメント名]を入力します。
  5. [OK]ボタンをクリックします。

    →[稼働状態の監視]画面が表示されます。

◆コミュニティ名について

MIB情報を取得する際に使用する設定値(SNMPv1、SNMPv2Cの場合、コミュニティ名、SNMPv3の場合、SNMPv3の設定)は、各ノードの[ノードプロパティ]の[ネットワーク]タブ内の設定値(SNMPv1、SNMPv2Cの場合は、[Rコミュニティ名]、SNMPv3の場合はSNMPv3の設定)を用います。

◆SNMPバージョンについて

MIB情報を取得する際に使用するSNMPバージョンは、各ノードの[ノードプロパティ]の[ネットワーク]タブ内の[有効なSNMPエージェントのバージョン]で選択したバージョンを使用します。

◆ポーリングの設定

[ポーリング間隔指定]を選択してポリシーを設定した場合、最初にポリシー設定を適用した時点、または、動作時間帯の開始時刻に必ず最初のポーリングが行われます。それ以降のポーリングは、監視処理が終了してから[ポーリング間隔指定]にて指定された時間が経過するごとに行われます。また、動作時間帯の終了時刻以前に処理を開始すると、終了時刻を過ぎても、処理が終了するまで実行されます。

ポリシーの設定変更について

[ポーリング間隔]の設定を変更した場合、監視スケジュールが変更されます。

[ポーリング間隔]以外の設定を変更した場合は、監視スケジュールは変更されません。

例1)

0:00に[ポリシーの設定]:[有効]、[ポーリング間隔]:30分のポリシーを適用します。
0:20に[ポリシーの設定]:[有効]、[ポーリング間隔]:1分のポリシーを適用します。

→0:30ではなく、0:21に監視が行われます。

例2)

0:00に[ポリシーの設定]:[無効]、[ポーリング間隔]:30分のポリシーを適用します。
0:20に[ポリシーの設定]:[有効]、[ポーリング間隔]:30分のポリシーを適用します。

 →0:50ではなく、0:30に監視が行われます。


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