Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編 - UNIX/Windows(R)共通 -
目次 索引 前ページ次ページ

第2部 設定> 第3章 設定の各手順> 3.1 事前準備を行う> 3.1.4 監視するノードを登録する

3.1.4.7 監視ツリーを編集する

ノードを管理するための監視ツリーを編集します。

[Systemwalkerコンソール]では、以下のツリーを使用します。

■ツリーの違いと用途

ツリーの違いと用途について以下に一覧を示します。

ツリー名

説明

階層

ノード一覧

Systemwalkerの運用形態に合わせた階層で、ノードを管理します。
[ノード一覧]ツリーは、インストール時に自動的に作成されます。
ノードや部門、サブネット、クラスタの作成、更新、削除は、[ノード一覧]ツリーで行います。

ノード一覧ツリーを含めて3階層まで作成できます。

ノード管理ツリー

目的にあわせたノードの配置/監視を行いたい場合に作成します。
ノード一覧はサブドメイン、サブネットを中心に作成しますが、ノード管理ツリーではサブドメイン、サブネットにとらわれずにフォルダを作成できます。
例:
ある特定のノードを監視

  • ネットワーク機器を監視
  • 監視対象ノードのみを監視
  • サーバのみを監視

 

業務管理ツリー

ノード管理ツリーでの監視に加えて、アプリケーション、データベース、管理者、ワークユニット、パッケージを同一フォルダで監視できます。
例:

  • ある特定のノードおよびノード上で動作するアプリケーションを一括して監視

 

以下のツリーの編集方法については、“監視する業務を登録する”を参照してください。

[ノード一覧]ツリを編集する

[ノード一覧]ツリとは、[Systemwalkerコンソール]で監視するすべてのノードを表示するツリーです。

運用管理サーバが所属する部門フォルダ(自部門)、およびサブネットフォルダは、インストール時に自動的に作成されます。

運用管理サーバが所属するサブネット以外のサブネットに所属するノードを追加するためには、[ノード一覧]ツリーにサブネットフォルダを新しく作成し、作成したサブネットに対してノードを登録する必要があります。

また、部門管理サーバを設置して監視する場合には、部門フォルダを追加し、部門管理サーバが管理するサブネットを所属させる必要があります。

この[ノード一覧]ツリーのノード情報を元に、[ノード管理]ツリーや[業務管理]ツリーを作成し、特定ノードの業務を監視します。

[ノード一覧]ツリーは、以下のような構成です。

□ノード一覧ツリー
 |
 +--□部門
 |  |
 |  +---□サブネット----(ノード)
 |
 +--□新ノード
 |
 +--□クラスタ


フォルダの並べ替えについて

  1. [Systemwalkerコンソール[編集]]で、[オブジェクト]メニューから[移動]-[フォルダの並べ替え]を選択します。

    →[フォルダの並べ替え]ダイアログボックスが表示されます。

  2. フォルダの表示順を変更します。

[ノード管理]ツリを編集する

[ノード管理]ツリーを利用すると、運用状況やシステム構成といった特定のノードだけでツリーを作成し、監視することができます。また、監視したいノードを[ノード管理]ツリーのフォルダに登録する場合、サブネットなどのネットワーク構成に関係なく自由に複数のフォルダに登録させることができます。

[ノード管理]ツリーは、以下のような構成です。ネットワークフォルダは階層化することができます。

□ノード管理ツリー
|
+--□ネットワーク---(ノード)
|
+---□ネットワーク----(ノード)
(n階層の場合)

以下に[ノード管理]ツリーを編集する手順を説明します。

  1. [ノード管理]ツリーの作成
  2. ネットワークフォルダの作成
  3. 監視するノードの選択

[ノード管理]ツリーの作成

新しく[ノード管理]ツリを作成する手順を示します。

  1. [Systemwalkerコンソール[編集]]で、[ツリー選択]コンボボックスから[ノード管理]を選択します。
  2. [ファイル]メニューから[監視ツリーの作成]を選択します。

    →[監視ツリーの作成-ノード管理]ダイアログボックスが表示されます。

  3. [ノード管理]ツリーを作成します。以下の2つの作成方法があります。

■[ノード一覧]ツリーに追加された新ノードを、[ノード管理]ツリーに自動追加する

[ノード一覧]ツリーのサブネットにノードが追加されたとき、そのサブネットに関係付けられている[ノード管理]ツリー上のネットワークフォルダにも、自動的にノードを追加するように設定できます。設定手順を以下に示します。

  1. [ノード管理]ツリーで、[ファイル]メニューから[監視ツリー情報の表示]を選択します。

    →[監視ツリー情報-ノード管理]ダイアログボックスが表示されます。

  2. [フォルダ(ネットワーク)の構成をノード一覧ツリーと同期させる]チェックボックスをチェックします。

    [ノード管理]ツリーを作成したとき、初期値として設定されています。新ノードを自動追加する場合には、設定し直す必要はありません。

ネットワークフォルダの作成

新しくネットワークフォルダを作成する手順を示します。

  1. [Systemwalkerコンソール[編集]]で、[ツリー選択]コンボボックスから[ノード管理]を選択します。
  2. [ノード管理]ツリーが複数存在する場合は、[Systemwalkerコンソール]の[ファイル]メニューから[監視ツリーの選択]を選択し、[監視ツリーの選択]ダイアログボックスに表示されるツリーの中からネットワークフォルダを作成するツリーを選択します。
  3. [ノード管理]ツリーの中から、ネットワークフォルダを作成する対象のツリーフォルダまたはネットワークフォルダを選択します。
  4. [オブジェクト]メニューから[ネットワークの作成]を選択します。

    →[ネットワーク作成]ダイアログボックスが表示されます。

  5. [基本情報]、[ネットワーク]、[アイコン]の各ページで、ネットワーク情報を登録します。

ダイアログボックスの詳細は、“Systemwalker Centric Manager オンラインヘルプ”を参照してください。

[ネットワーク作成]ダイアログボックスの[ネットワーク]タブでは、ネットワークフォルダに関係付けるサブネットの追加/削除を行います。

監視するノードの選択

監視対象とするノードを選択し、ネットワークフォルダに追加する手順を示します。

  1. [Systemwalkerコンソール[編集]]で、[ツリー選択]コンボボックスから[ノード管理]を選択します。
  2. [ノード管理]ツリーが複数存在する場合は、[ファイル]メニューから[監視ツリーの選択]を選択し、[監視ツリーの選択]ダイアログボックスに表示されるツリーの中から目的のツリーを選択します。
  3. [ノード管理]ツリーの中から、ノードを追加する対象のネットワークフォルダを選択した後、[オブジェクト]メニューから[追加]-[ノードの追加]を選択します。

    →[ノード追加]ダイアログボックスが表示されます。

  4. [ノード一覧]でノードを選択(複数選択可)し、[追加]ボタンをクリックします。
  5. [OK]ボタンをクリックします。
  6. 選択したノードがネットワークフォルダに追加されます。

ダイアログボックスの詳細は、“Systemwalker Centric Manager オンラインヘルプ”を参照してください。


目次 索引 前ページ次ページ

Copyright FUJITSU LIMITED 1995-2008