Systemwalker Centric Manager 導入手引書 - UNIX/Windows(R)共通 -
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第8章 バックアップ/リストア> 8.4 リストア> 8.4.8 利用機能別の運用を再開する

8.4.8.2 イベント監視機能の運用を再開する

イベント監視の運用を再開するには、opaconstatコマンを実行します。

コマンドを実行する下位システムは、リストア先の運用管理サーバに、必要時接続で接続している場合だけです。

  1. リストア前のホスト名を削除します。

    削除は、[Systemwalkerコンソール]より、リストアしたサーバを監視している運用管理サーバに接続して行います。

  2. リストアしたサーバの上位サーバの構成情報からリストア前のホストに関する情報を削除します。

    リストアしたサーバが送信先として定義しているサーバで以下のコマンドを実行します。

    【Windows版】

    Systemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER.DM\bin\opaconstat -D

    【UNIX版】

    /opt/systemwalker/bin/opaconstat -D

     

  3. リストアしたサーバの上位サーバに、リストア後のホストに関する構成情報を登録します。

    リストアしたサーバで以下のコマンドを実行します。

    【Windows版】

    Systemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER.DM\bin\opaconstat -a

    【UNIX版】

    /opt/systemwalker/bin/opaconstat -a

    opaconstat(接続構成登録/削除/表示コマンド)の詳細については、“Systemwalker Centric Managerリファレンスマニュアル”を参照してください。

■IPアドレスやホスト名の変更があった場合

バックアップ・リストア時に、IPアドレスやホスト名の変更があった場合以下の定義はリストアされません。定義が必要な場合は定義を行ってください。

【Windows版】

 

運用管理サーバ

部門管理サーバ

業務サーバ

運用管理クライアント

クライアント

サーバ間連携定義

クラスタノード定義ファイル

メッセージログ格納ディレクトリ

○(注)

○(注)

コマンドログ格納ディレクトリ

○(注)

○(注)

自ホスト名

○(注)

○(注)

メッセージ送信先システム

○(注)

○(注)

監視ログファイル設定

○(注)

○(注)

共有ディスクのログファイル監視の設定(共有ディスクファイル監視定義ファイル)

○:定義が必要な場合、定義をする

−:定義が存在しない

注)インストール時に“イベント監視”を選択した場合

【UNIX版】

 

運用管理サーバ

部門管理サーバ

業務サーバ

運用管理クライアント

クライアント

サーバ間連携定義

クラスタノード定義ファイル

クラスタ待機系監視環境定義ファイル

メッセージログ格納ディレクトリ


(注1)


(注1)

コマンドログ格納ディレクトリ


(注1)


(注1)

自ホスト名


(注1)


(注1)

メッセージ送信先システム


(注1)


(注1)

監視ログファイル設定


(注1)


(注1)

共有ディスクのログファイル監視の設定(共有ディスクファイル監視定義ファイル)

通信用IPアドレス定義

SVPMコンソール番号の定義


(注2)

ハードウェア情報定義ファイル


(注2)

○:定義が必要な場合、定義をする

−:定義が存在しない

注1)インストール時に“イベント監視”を選択した場合

注2)Global Enterprise Editionの場合

定義方法を以下に示します。

[EE/GEE]
◆サーバ間連携定義

運用管理サーバで[サーバ間連携定義]ウィンドウを表示し定義します。
詳細は、“Systemwalker Centric Manager 運用管理サーバ二重化ガイド(独立型)”、または“Systemwalker Centric Manager 運用管理サーバ二重化ガイド(連携型)”を参照してください。

[EE/GEE]
◆クラスタノード定義ファイル

クラスタノード定義ファイルを編集し定義します。
詳細は、“Systemwalker Centric Manager クラスタ適用ガイド”を参照してください。

[EE/GEE]
◆クラスタ待機系監視環境定義ファイル【Solaris版/Linux版】

クラスタ待機系監視環境定義ファイルを編集し定義します。
詳細は、“Systemwalker Centric Manager クラスタ適用ガイド”を参照してください。

◆メッセージログ格納ディレクトリ

[通信環境定義詳細]ウィンドウで[ログファイル定義]タブを選択し、[メッセージログ]の[格納ディレクトリ]で設定します。
詳細は、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書監視機能編”を参照してください。

◆コマンドログ格納ディレクトリ

[通信環境定義詳細]ウィンドウで[ログファイル定義]タブを選択し、[コマンドログ]の[格納ディレクトリ]で設定します。
詳細は、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書監視機能編”を参照してください。

◆自ホスト名

[通信環境定義詳細]ウィンドウで[自ホスト名]タブを選択し、設定します。
詳細は、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書監視機能編”を参照してください。

◆メッセージ送信先システム

[通信環境定義]ウィンドウで[メッセージ送信先システム]タブを選択し、設定します。
詳細は、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書監視機能編”を参照してください。

◆監視ログファイル設定

[監視ログファイル設定]ダイアログボックスで監視するログファイルを登録します。
詳細は、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書監視機能編”を参照してください。

[EE/GEE]
◆共有ディスクのログファイル監視の設定

共有ディスクファイル監視定義ファイルを編集し定義します。
あわせて、opasfmon(共有ディスクファイル監視制御コマンド)を実施・定義します。
手順の詳細は、“Systemwalker Centric Manager 業務サーバ クラスタ適用ガイド”を参照してください。共有ディスクファイル監視定義ファイルの詳細は“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。

◆通信用IPアドレス定義【UNIX版】

opasetip(通信用IPアドレス定義コマンド)で定義します。
opasetip(通信用IPアドレス定義コマンド)【UNIX版】の詳細については、“Systemwalker Centric Managerリファレンスマニュアル”を参照してください。

◆SVPMコンソール番号の定義【GEE】

SVPMコンソール番号定義ファイル“/etc/opt/FJSVsagt/opafcons”を編集し定義します。
詳細は”Systemwalker Centric Manager 使用手引書 グローバルサーバ運用管理ガイド”を参照してください。

◆ハードウェア情報定義ファイル【GEE】

SVPMコンソール番号定義ファイル定義後、hardctlsetコマンドを実行します。
詳細は”Systemwalker Centric Manager 使用手引書 グローバルサーバ運用管理ガイド”を参照してください。

 

◆その他の作業

バックアップ・リストア時に、IPアドレスやホスト名の変更があった場合、変更したインストール種別の種類によりほかのインストール種別での作業が発生します。以下の章を参照し作業を実施してください。


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