Systemwalker Centric Manager 導入手引書 - UNIX/Windows(R)共通 -
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第4章 部門管理サーバ・業務サーバの環境構築> 4.12 環境設定> 4.12.1 利用機能により必要な環境設定

4.12.1.4 性能監視機能を利用する場合の環境設定【Solaris版/Linux版/HP-UX版】

性能監視機能を利用するために行う設定について説明します。

■SNMPエージェントに対する設定【Solaris版/Linux版/HP-UX版】

◆コミュニティ名の変更

【Solaris 9】

SNMPエージェントのコミュニティ名を変更しているサーバで、性能監視のサーバ性能情報を収集する場合、以下の2つのファイルにコミュニティ名を定義する必要があります。

ここでは、SNMPエージェントに設定されているコミュニティ名を、“FUJITSU”と仮定して説明します。

設定が完了したら、性能監視システム性能収集エージェントとSNMPエージェントを再起動します。

# /etc/init.d/init.snmpdx stop
# /opt/FJSVspmex/etc/rc/K00swpmexa stop
# /opt/FJSVspmex/etc/rc/swpmexa start

【Solaris 10以降】

Solaris 10 以降で必要な性能監視の設定はありません。

◆アクセス許可するホストの設定

【Linux版】

“性能監視(システム性能収集)機能”をインストールした場合、以下のとおり編集する必要があります。
SNMPパケットの受付けを許可するホストのIPアドレスを"10.20.30.40"と仮定して説明します。

設定ファイル

/etc/snmp/snmpd.conf

変更前

com2sec systemwalker default public

変更後

com2sec systemwalker 10.20.30.40 public

設定ファイルを編集後はSNMPエージェントを再起動します。

# /etc/init.d/snmpd stop
# /etc/init.d/snmpd start

許可するホストが複数存在する場合は、それぞれ定義を行います。

変更前

com2sec systemwalker default public

変更後

com2sec systemwalker 10.20.30.40 public
com2sec systemwalker 10.20.30.41 public

設定ファイルを編集後はSNMPエージェントを再起動します。

# /etc/init.d/snmpd stop
# /etc/init.d/snmpd start

【HP-UX版】

性能監視のサーバ性能情報を収集する場合、以下のファイルにコミュニティ名を定義する必要があります。

ここでは、SNMPエージェントに設定されているコミュニティ名を、“FUJITSU”と仮定して説明します。

設定ファイル

/opt/FJSVspmex/etc/exasnmpd.conf

変更前

何も設定されていません。

そのため、すべてのパケットを受け付けます。

行頭文字が“;”(セミコロン)の行はコメント行です。

変更後

[community]
name1=FUJITSU

[FUJITSU]
access=read-only
ip1=10.20.30.40 *1
mask1=255.255.255.0 *2

*1 監視サーバのIPアドレス

*2 監視サーバのサブネットマスク

設定ファイルを編集後はSNMPエージェントを再起動します。

# /opt/FJSVspmex/etc/rc/K00swpmexa stop
# /opt/FJSVspmex/etc/rc/swpmexa start


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