Systemwalker Centric Manager 導入手引書 - UNIX/Windows(R)共通 - |
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第1章 導入設計 |
Systemwalker Centric Managerの動作環境を設定するには、以下の方法があります。
ポリシーとは、企業の経営戦略に沿って情報システム全体を、効率よく維持・管理するための運用方針のことです。Systemwalker Centric Managerでは、管理者が策定したポリシーに従って、サーバやクライアントの各種設定を運用管理サーバ上で一元管理することができます。また、これらのポリシーを運用管理サーバから部門管理サーバ、業務サーバ、およびクライアントに配付・適用することにより動作環境を構築していくことができます。この設定方法を、ポリシー設定と呼びます。
各サーバやクライアントごとにローカルな設定を行わず、運用管理サーバからすべてのサーバやクライアントに対して一括して動作環境を設定することができるため、管理者の導入作業負荷を軽減するとともに、管理者が想定する統一された設定での運用を実現できます。
Systemwalker Centric Managerの動作設定項目のうちいくつかの項目は、各サーバやクライアント上でローカルに設定する必要があります。この設定方法を、ポリシー設定に対してローカル設定と呼びます。
運用管理サーバをクラスタ運用している場合の注意事項
運用管理サーバをクラスタシステムで運用している場合、待機系ノードにポリシーを設定する必要はありません。ポリシーの配付先を待機系ノードにした場合は、運用系ノードにポリシーが配付されます。ポリシーの再設定が必要な場合は、もう一度、運用系ノードへポリシーを設定し、ポリシーの配付を行ってください。
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