Systemwalker Centric Manager 解説書 - UNIX/Windows(R)共通 -
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付録C 製品の組み合わせ> C.2 バージョンの組み合わせ

C.2.1 プラットフォームとバージョン混在時の接続性

プラットフォームやバージョンを混在して接続した場合、使用できる機能は、それぞれのSystemwalker Centric Managerが、共通でサポートしている機能範囲です。

また、運用管理サーバと運用管理クライアントは、同一OS版の同一バージョン間でだけ接続可能です。

ただし、バージョンが同一であっても旧レベルの運用管理クライアントから新レベルの運用管理サーバには接続できません。

接続できない場合は、接続時に運用管理クライアントに以下のメッセージボックスが表示されます。

このユーザは、指定した管理ドメインに対してログインを許可されていません。

また、運用管理サーバのシスログ/イベントログに以下のメッセージが出力されます。

【V13.0.0 の運用管理クライアントから接続された場合】

MpGuicb: エラー: 0301:接続元の運用管理クライアントは、サポートしていないバージョンレベルのため、ログインを許可しませんでした。

【V13.1.0 の運用管理クライアントから接続された場合】

運用管理サーバにおいて、監視イベント一覧にイベントを1001件以上表示する設定になっているときに出力されます。

MpGuicb: エラー: 0303: 接続元の運用管理クライアントは、監視イベント表示件数のカスタマイズ(1001件以上の表示)時をサポートしていないバージョンレベルのため、ログインを許可しませんでした。

【V13.2.0 の運用管理クライアントから接続された場合】

MpGuicb: エラー: 0301:接続元の運用管理クライアントは、サポートしていないバージョンレベルのため、ログインを許可しませんでした。

【V13.2.0 の運用管理サーバに接続した場合】

V13.2.0以前の運用管理サーバに対しては、同一端末から複数接続はできません。接続すると以下のメッセージが表示され、接続が拒否されます。

SystemwalkerコンソールはV13.2.0以前の運用管理サーバに対して複数接続できません。

接続例を以下に示します。

接続可能の例:

運用管理クライアント

運用管理サーバ

備考

V13.1.0

V13.1.0

同一バージョンレベルの場合

V13.3.0

V13.2.0

運用管理クライアントが新レベルの場合

接続不可の例:

運用管理クライアント

運用管理サーバ

備考

V12.0L10

V13.1.0

異なるバージョンの場合

V13.2.0

V13.3.0

運用管理クライアントが旧レベルの場合

なお、Linux for Itanium版の運用管理サーバとLinux for Itanium以外のLinux版の運用管理クライアント間、および、Linux for Itanium版の運用管理クライアントとLinux for Itanium以外のLinux版の運用管理サーバ間の接続はできません。

[表:運用管理サーバと部門管理サーバ/業務サーバ/クライアントの組み合わせ]

部門管理/業務サーバ/クライアントのOS

Systemwalker Centric Managerの版数

運用管理サーバのOS

Solaris
Linux(注1)

Windows NT(R) Server(注8)
Windows(R) 2000 Server(注2)
Windows Server 2003 STD/Windows Server 2003 DTC/Windows Server 2003 EE(注3)
Windows Server 2008 STD/Windows Server 2008 DTC/Windows Server 2008 EE/Windows Server 2008 for Itanium-Based Systems(注12)

11.0以降

10.x

5.x
(注10)

4.0

V11.0以降

V10.0

V5.0
(注10)

V4.0

部門管理サーバ/業務サーバ

UNIX/Linux
(注1)

11.0以降

○*

△*

○*

△*

10.x

○*

△*

○*

△*

5.x

○*

○*

○*

○*

4.0

△*

△*

△*

△*

Windows NT(R)(注8)
Windows(R) 2000 Server
(注2)
Windows Server 2003 STD/Windows Server 2003 DTC/Windows Server 2003 EE
(注3)
Windows Server 2008 STD/Windows Server 2008 DTC/Windows Server 2008 EE/Windows Server 2008 for Itanium-Based Systems
(注12)

V11.0以降

○*

△*

○*

△*

V10.0

○*

△*

○*

△*

V5.0

○*

○*

○*

○*

V4.0

○*

○*

○*

○*

クライアント

Windows(R) 3.1
(注4)
Windows(R) 95
(注5)
Windows(R) 98(注9)
Windows(R) Me(注9)
Windows NT(R) Workstation
(注7)
Windows(R) 2000 Professional
(注2)
Windows(R) XP
(注6)
Windows Vista(注11)

11.0以降

○*

○*

○*

○*

10.x

○*

○*

○*

○*

5.x

○*

○*

○*

○*

4.0

○*

○*

○*

○*

V11.0以降

○*

○*

○*

○*

V10.0

○*

○*

○*

○*

V5.0

○*

○*

○*

○*

V4.0

○*

○*

○*

○*

○:接続可(共通でサポートしている機能範囲で使用可能)
△:業務サーバだけ可(部門管理サーバは不可)
* : http、httpsを使用して資源配付機能を使用することはできません。

注1)
Linux版の運用管理サーバと部門管理サーバは、V11.0L10以降サポートされています。(本表での表記は、V11.0系、V12.0系およびV13.x系を“11.0以降”と記述しています。)なお、被監視サーバ(業務サーバ)をLinuxとした場合、監視サーバ(運用管理サーバ)はWindows版V5.0L30またはSolaris版5.2以降が必要です。
注2)
Windows(R) 2000は、V5.0L20以降サポートされています。
注3)
Windows Server 2003 STD/Windows Server 2003 DTC/Windows Server 2003 EEは、V10.0L21以降サポートされています。
注4)
Windows(R) 3.1は、V10.0L10/10.0以降サポートされていません。
注5)
Windows(R) 95は、V11.0L10/11.0以降サポートされていません。
注6)
Windows(R) XPは、V10.0L10/10.0以降サポートされています。
注7)
Windows NT(R) Workstationは、V12.0L10/12.0以降はサポートされていません。
注8)
Windows NT(R) Serverは、V13.0.0以降はサポートされていません。
注9)
Windows (R)98/Meは、V13.0.0以降はサポートされていません。
注10)
V5.0L30/5.2.1以前の運用管理サーバからLinux版V12.0L10の部門管理サーバ/業務サーバに対してイベント定義のポリシーの配付を行う場合には注意事項があります。詳細については、“V5.0L10/5.0より前のバージョンと組み合わせる場合”および“V5.0L30/5.2/5.2.1のバージョンと組み合わせる場合”を参照してください。
注11)
Windows Vistaは、V13.2.0以降サポートされています。
注12)
Windows Server 2008 STD/Windows Server 2008 DTC/Windows Server 2008 EE/Windows Server 2008 for Itanium-Based Systemsは、V13.3.0以降サポートされています。

[表:部門管理サーバ/業務サーバと業務サーバ/クライアントの組み合わせ]

業務サーバ/クライアントのOS

Systemwalker Centric Managerの版数

部門管理/業務サーバのOS

UNIX
Linux(注1)

Windows NT(R) Server(注8)
Windows(R) 2000 Server(注2)
Windows Server 2003 STD/Windows Server 2003 DTC/Windows Server 2003 EE(注3)
Windows Server 2008 STD/Windows Server 2008 DTC/Windows Server 2008 EE/Windows Server 2008 for Itanium-Based Systems(注11)

11.0以降

10.x

5.x

4.0

V11.0以降

V10.0

V5.0

V4.0

業務サーバ

UNIX
Linux(注1)

11.0以降

○*

○*

○*

○*

10.x

○*

○*

○*

○*

5.x

○*

○*

○*

○*

4.0

○*

○*

○*

○*

Windows NT(R)(注8)
Windows(R) 2000 Server
(注2)
Windows Server 2003 STD/Windows Server 2003 DTC/Windows Server 2003 EE
(注3)
Windows Server 2008 STD/Windows Server 2008 DTC/Windows Server 2008 EE/Windows Server 2008 for Itanium-Based Systems
(注11)

V11.0以降

○*

○*

○*

○*

V10.0

○*

○*

○*

○*

V5.0

○*

○*

○*

○*

V4.0

○*

○*

○*

○*

クライアント

Windows(R) 3.1
(注4)
Windows(R) 95
(注5)
Windows(R) 98(注9)
Windows(R) Me(注9)
Windows NT(R) Workstation
(注7)
Windows(R) 2000 Professional
(注2)
Windows(R) XP
(注6)
Windows(R) Vista(注10)

11.0以降

○*

○*

○*

○*

10.x

○*

○*

○*

○*

5.x

○*

○*

○*

○*

4.0

○*

○*

○*

○*

V11.0以降

○*

○*

○*

○*

V10.0

○*

○*

○*

○*

V5.0

○*

○*

○*

○*

V4.0

○*

○*

○*

○*

○:接続可(共通でサポートしている機能範囲で使用可能)
* : http、httpsを使用して資源配付機能を使用することはできません。

注1)
Linux版の部門管理サーバは、V11.0L10以降サポートされています。(本表での表記は、V11.0系、V12.0系およびV13.x系を“11.0以降”と記述しています。)
注2)
Windows(R) 2000は、V5.0L20以降サポートされています。
注3)
Windows Server 2003 STD/Windows Server 2003 DTC/Windows Server 2003 EEは、V10.0L21以降サポートされています。
注4)
Windows(R) 3.1は、V10.0L10/10.0以降サポートされていません。
注5)
Windows(R) 95は、V11.0L10/11.0以降サポートされていません。
注6)
Windows(R) XPは、V10.0L10/10.0以降サポートされています。
注7)
Windows NT(R) Workstationは、V12.0L10/12.0以降はサポートされていません。
注8)
Windows NT(R) Serverは、V13.0.0以降はサポートされていません。
注9)
Windows (R)98/Meは、V13.0.0以降はサポートされていません。
注10)
Windows Vistaは、V13.2.0以降サポートされています。
注11)
Windows Server 2008 STD/Windows Server 2008 DTC/Windows Server 2008 EE/Windows Server 2008 for Itanium-Based Systemsは、V13.3.0以降サポートされています。

[EE/GEE]
[[表:全体監視サーバと運用管理サーバの組み合わせ]]

運用管理サーバのOS

Systemwalker Centric Managerの版数

全体監視サーバのOS

Solaris
Linux(注5)

Windows NT(R) Server(注6)
Windows(R) 2000 Server
Windows Server 2003 STD/Windows Server 2003 DTC/Windows Server 2003 EE (注1)
Windows Server 2008 STD/Windows Server 2008 DTC/Windows Server 2008 EE/Windows Server 2008 for Itanium-Based Systems (注9)

11.0以降

10.x

5.x
(注2)

V11.0以降

V10.0

V5.0
(注3)

V4.0
(注4)

Solaris
Linux(注5)

11.0以降


(注7)

×

×


(注8)

×

×

×

10.x

×

×

×

5.x

○*

○*

○*

○*

×

Windows NT(R) Server(注6)
Windows(R) 2000 Server
Windows Server 2003 STD/Windows Server 2003 DTC/Windows Server 2003 EE(注1)
Windows Server 2008 STD/Windows Server 2008 DTC/Windows Server 2008 EE/Windows Server 2008 for Itanium-Based Systems(注9)

V11.0以降

×

×

×

×

×

V10.0

×

×

×

V5.0

○*

○*

○*

○*

×

V4.0(注4)

×

×

×

×

×

×

○:接続可(共通でサポートしている機能範囲で使用可能)
×:接続不可
* : http、httpsを使用して資源配付機能を使用することはできません。

注1)
Windows Server 2003 STD/Windows Server 2003 DTC/Windows Server 2003 EEは、V10.0L21以降サポートされています。
注2)
SystemWalker/CentricMGR 5.2だけサポートしています。
注3)
SystemWalker/CentricMGR V5.0L30だけサポートしています。
注4)
Windows NT(R) Serverだけサポートされています。
注5)
Linux版の運用管理サーバは、V11.0L10以降サポートされています。(本表での表記は、V11.0系、V12.0系およびV13.x系を“11.0以降”と記述しています。)
注6)
Windows NT(R) Serverは、V13.0.0以降はサポートされていません。
注7)
運用管理サーバがUTF-8環境の場合は、全体監視サーバはV12.0L10 Linux for Itanium版か、V13.0.0以降でサポートされています。
注8)
運用管理サーバがUTF-8環境の場合は、全体監視サーバはV13.0.0以降でサポートされています。
注9)
Windows Server 2008 STD/Windows Server 2008 DTC/Windows Server 2008 EE/Windows Server 2008 for Itanium-Based Systemsは、V13.3.0以降サポートされています。

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