Systemwalker Centric Manager 解説書 - UNIX/Windows(R)共通 -

3.2.2 リモートデスクトップ（ターミナルサービス）を使用する場合の注意事項

リモートデスクトップ機能で使用する場合の注意事項を以下に示します。

■V9.1.0以前のSymfoware Serverがインストールされている場合

機能	注意事項
電源制御	他のユーザが電源切断対象の端末にリモートデスクトップ(ターミナルサービス)によりログインを行っている状態でクライアントの電源切断を行った場合、電源切断が中止されます。他のユーザがログインを行っている場合でも強制的に電源切断を行いたい場合は、電源切断オプションに/EFを指定する必要があります。
リモート操作	Live Help（リモート操作機能）は、リモートデスクトップ・ターミナルサービスと共存させることができます。ただし、ターミナルサービスが起動しているコンピュータ上でのLive Helpの使用は、特定の条件下でのみ可能です。詳細は、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 リモート操作機能編 ユーザーズガイド”の“ターミナルサービスとの同時動作”の項を参照してください。
バックアップ	リモートセッションで接続した場合は、使用できません。ただし、コンソールセッションで接続すれば使用できます。
保守情報収集ツール
Mpmsgpsv(メッセージログ保存コマンド)
opalogchg(メッセージログ/コマンドログの切替えコマンド)
opaloginf(メッセージログ情報表示コマンド)
opmtrinf(監視イベントログDB情報表示コマンド)
mpcmmov(運用管理サーバ切り替えコマンド)
mpdrpspm(構成情報配付コマンド)
全体監視サーバ/運用管理サーバのホスト名やIPアドレスの変更	リモートセッションで接続した場合は、使用できません。ただし、コンソールセッションで接続すれば使用できます。 運用管理サーバ切り替えコマンド、構成情報一括配付コマンドは、使用できません。
環境作成	リモートデスクトップ(ターミナルサービス)で使用できません。
環境削除
運用管理サーバのデータベース拡張
リストア
[ハード監視制御]ウィンドウ	リモートデスクトップ(ターミナルサービス)で使用できません。

■V9.1.0以前のSymfoware Serverがインストールされていない場合

機能	注意事項
電源制御	他のユーザが電源切断対象の端末にリモートデスクトップ(ターミナルサービス)によりログインを行っている状態でクライアントの電源切断を行った場合、電源切断が中止されます。他のユーザがログインを行っている場合でも強制的に電源切断を行いたい場合は、電源切断オプションに/EFを指定する必要があります。
リモート操作	Live Help（リモート操作機能）は、リモートデスクトップ・ターミナルサービスと共存させることができます。ただし、ターミナルサービスが起動しているコンピュータ上でのLive Helpの使用は、特定の条件下でのみ可能です。詳細は、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 リモート操作機能編 ユーザーズガイド”の“ターミナルサービスとの同時動作”の項を参照してください。
[ハード監視制御]ウィンドウ	リモートデスクトップ(ターミナルサービス)で使用できません。