Systemwalker Centric Manager 解説書 - UNIX/Windows(R)共通 - |
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第2章 機能の説明 | > 2.1 コンソール |
[Systemwalkerコンソール]を使用して、監視から復旧操作まで、業務のライフサイクルに従った管理を行うことができます。また、他ソフトウェアとのシームレスな連携により、運用管理操作をスムーズに行うことができます。
本コンソールでは、業務の視点で以下の作業が可能です。
[Systemwalkerコンソール]は、次の環境で表示できます。
以下に、[Systemwalkerコンソール]の画面例と構成するサブウィンドウの名称を以下に示します。
複数のサブネットワークをもつネットワーク全体の構成を把握し、ネットワークに接続されたルータやワークステーションなどのノードの監視を行います。インストールした直後の起動では、ローカルネットワークに対して自動的にノード検出を行います。ネットワークに接続されているクライアントやルータなどのノードを自動認識し、ネットワークの階層に応じた、正確なネットワーク構成図(監視マップ)を自動的に作成します。また、LAN、WAN経由のリモートLANを管理することができます。
[監視マップ]の背景には、地図や写真、オフィスレイアウトなどを設定し、実務に近いノードアイコンを利用することで、実際の運用環境を画面上に展開することができます。新しくノードが追加された場合でも、新ノード検出によって速やかに[監視マップ]に反映できます。また、ノードの設置場所を移動した場合でも、アイコンの削除や移動によって、監視マップを自由に変更することができます。
システム管理者は、この[監視マップ]からネットワークの構成、ノードの状態を監視することができます。
ネットワークの構成が、多階層のツリー構造で画面上に表示されます。監視ツリーをクリックすると、下位階層が表示されます。[監視マップ]には、そのサブネットワーク配下のノードが、ノードアイコンとして表示されます。
ネットワークおよびノードに対するアイコンは、自由に割り当てることができ、利用者が作成したアイコンを表示することができます。また、[監視マップ]には、背景画を入れることができます。
Systemwalker Centric Managerでは、監視対象のノードやアプリケーションなどを管理者が監視する単位でグループ化したものを業務といいます。
業務を構成するシステム、ネットワーク、アプリケーションなどをオブジェクトとよび、業務は以下のオブジェクトと関連する項目で構成されます。
[Systemwalkerコンソール]を使用すると、業務を構成するオブジェクトを業務単位で監視できます。業務単位で監視することにより、異常が発生した時、どの業務に影響があるのかを、以下のように簡単に把握し、適切に対処できます。
さらに、異常が発生したシステムやネットワーク、アプリケーションに関連して、影響を受けるシステムやネットワーク、アプリケーションなどを把握できます。あらかじめシステムやネットワーク、アプリケーションなどの関係を定義しておくことにより、異常が発生して影響を受ける範囲と、影響度が監視画面に表示されます。影響度が確認しやすくなり、障害復旧作業の優先度を判断することができます。
影響度は以下のように表示されます。
システムやネットワーク、アプリケーションなどで異常が発生した時、[Systemwalkerコンソール]だけでなく、アクション定義などにより管理者にいろいろな方法で異常を通知することができます。
詳細は“業務の監視”を参照してください。
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