2.4.5.6 フォルダ構成情報CSVファイル

Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 -

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第2章ファイルの形式

> 2.4 構成情報

> 2.4.5 構成管理のCSVファイル

2.4.5.6 フォルダ構成情報CSVファイル

■ファイル名

任意(*.*)

■使用用途

フォルダ構成情報の登録/削除/出力を一括処理するためのファイルです。

本ファイルは、mpcmcsvコマンドで使用します。

■格納場所

Windows	任意
Solaris Linux

■ファイル形式

構成情報種別,フォルダパス,表示名,フォルダ種別,ツリー種別,クラスタ名,クラスタ種別,サブネットアドレス,サブネットマスク,SNMPコミュニティ名,DHCP開始アドレス,DHCP終了アドレス,除外開始アドレス(1),除外終了アドレス(1),……………,除外開始アドレス(17),除外終了アドレス(17)

1行で1つのフォルダ構成情報です。
上位のフォルダ情報はファイルの上側の行にし、下位のフォルダ情報は下側にして、順序関係が入れ替わらないようにします。
ノード一覧ツリーでは、下図のようなフォルダ構成です。
1. 部門フォルダは、2階層目
2. ネットワークフォルダは、部門フォルダ配下(3階層目)
3. クラスタフォルダは、クラスタルートフォルダ配下(3階層目)
これ以外の構成にはしないでください。

ノード管理ツリーでは、下図のようなフォルダ構成になります。

ツリー、一般フォルダ以外のフォルダを設定することはできません。

[フォルダ情報]

項番	項目名	値の形式	必須	省略値	例	備考
1	構成情報種別	文字列	ADD DEL		"FOLDER"	フォルダ構成情報の場合、"FOLDER"とします。
2	フォルダパス	文字列	ADD DEL		"\Tree_A\Folder_B"	(注1) (注2)
3	表示名	文字列		フォルダパス(項番2)の最下位フォルダ	"Folder_B"
4	フォルダ種別	数値		0	2	(注3)
5	ツリー種別	数値	ADD		2	(注4) (注5)
6	クラスタ名	文字列	ADD (新規登録時)		"Cluster_C"	(注6)
7	クラスタ種別	文字列			"Fujitsu PRIMECLUSTER"	(注6) (注7)
8	サブネットアドレス	文字列	ADD (新規登録時)		"10.34.195.0"	(注8)
9	サブネットマスク	文字列	ADD (新規登録時)		"255.255.255.0"	(注8)
10	SNMPコミュニティ名	文字列	ADD (新規登録時)		"public"	(注8)
11	DHCP開始アドレス	文字列			"10.34.195.1"	(注8) (注9)
12	DHCP終了アドレス	文字列			"10.34.195.255"	(注8) (注9)
13	除外開始アドレス(1)	文字列			"10.34.195.21"	(注8) (注9)
14	除外終了アドレス(1)	文字列			"10.34.195.30"	(注8) (注9)
15	除外開始アドレス(2)	文字列			"10.34.195.41"	(注8) (注9)
16	除外終了アドレス(2)	文字列			"10.34.195.41"	(注8) (注9)
17	除外開始アドレス(3)	文字列			"10.34.195.45"	(注8) (注9)
18	除外終了アドレス(3)	文字列			"10.34.195.50"	(注8) (注9)
19	除外開始アドレス(4)	文字列			"10.34.195.53"	(注8) (注9)
20	除外終了アドレス(4)	文字列			"10.34.195.53"	(注8) (注9)
21	除外開始アドレス(5)	文字列			"10.34.195.55"	(注8) (注9)
22	除外終了アドレス(5)	文字列			"10.34.195.60"	(注8) (注9)
23	除外開始アドレス(6)	文字列			"10.34.195.62"	(注8) (注9)
24	除外終了アドレス(6)	文字列			"10.34.195.62"	(注8) (注9)
25	除外開始アドレス(7)	文字列			"10.34.195.64"	(注8) (注9)
26	除外終了アドレス(7)	文字列			"10.34.195.64"	(注8) (注9)
27	除外開始アドレス(8)	文字列			"10.34.195.66"	(注8) (注9)
28	除外終了アドレス(8)	文字列			"10.34.195.66"	(注8) (注9)
29	除外開始アドレス(9)	文字列			"10.34.195.68"	(注8) (注9)
30	除外終了アドレス(9)	文字列			"10.34.195.68"	(注8) (注9)
31	除外開始アドレス(10)	文字列			"10.34.195.70"	(注8) (注9)
32	除外終了アドレス(10)	文字列			"10.34.195.70"	(注8) (注9)
33	除外開始アドレス(11)	文字列			"10.34.195.100"	(注8) (注9)
34	除外終了アドレス(11)	文字列			"10.34.195.130"	(注8) (注9)
35	除外開始アドレス(12)	文字列			"10.34.195.151"	(注8) (注9)
36	除外終了アドレス(12)	文字列			"10.34.195.160"	(注8) (注9)
37	除外開始アドレス(13)	文字列			"10.34.195.171"	(注8) (注9)
38	除外終了アドレス(13)	文字列			"10.34.195.171"	(注8) (注9)
39	除外開始アドレス(14)	文字列			"10.34.195.173"	(注8) (注9)
40	除外終了アドレス(14)	文字列			"10.34.195.173"	(注8) (注9)
41	除外開始アドレス(15)	文字列			"10.34.195.216"	(注8) (注9)
42	除外終了アドレス(15)	文字列			"10.34.195.216"	(注8) (注9)
43	除外開始アドレス(16)	文字列			"10.34.195.218"	(注8) (注9)
44	除外終了アドレス(16)	文字列			"10.34.195.230"	(注8) (注9)
45	除外開始アドレス(17)	文字列			"10.34.195.221"	(注8) (注9)
46	除外終了アドレス(17)	文字列			"10.34.195.221"	(注8) (注9)

注1)

フォルダ構成情報の削除(DEL)の場合は、フォルダパス(項番2)の一致するフォルダが削除されます。

注2)

\を区切り文字としてフォルダの表示名を繋げてパスにします。パスは、ツリーから登録/削除を行うフォルダまでを含めて設定します。

注3)

フォルダ種別:フォルダ種別には、以下のコードがあります。

コード	フォルダ種別
0	一般フォルダ(ノード管理ツリー内のフォルダ)
1	ツリー
2	部門フォルダ
3	ネットワークフォルダ
5	クラスタフォルダ
11	Systemwalker IP NetMGR用フォルダ
13	インターネットフォルダ

注意）上記以外のコードは使用しないでください。

注4)

フォルダ種別が、ツリーの場合だけ設定します。

注5)

ツリー種別:ツリー種別には、以下のコードがあります。

コード	ツリー種別
1	ノード一覧ツリー
2	ノード管理ツリー

注意）上記以外のコードは使用しないでください。

注6)

フォルダ種別が、クラスタフォルダの場合だけ設定します。

注7)

クラスタ種別:クラスタ種別には、以下のものがあります。

クラスタ種別

Microsoft Cluster Server(MSCS)

Fujitsu UXP/DS Cluster

Fujitsu Solaris Cluster

Oracle Parallel Server

Sun Cluster

HP MC/ServiceGuard

VERITAS Cluster Server

DNCWARE Cluster Perfect

Fujitsu PRIMECLUSTER

Failover Clustering

注8)

フォルダ種別が、ネットワークフォルダの場合だけ設定します。

注9)

DHCP関係の項目(項番11～46)を変更する場合には、項番11～46すべてが再設定されます。

■参照

mpcmcsv(構成管理情報のCSV入出力コマンド)

ネットワークリンク定義CSVファイル

ノードリンク定義CSVファイル

ノード構成情報CSVファイル

フォルダ構成情報CSVファイル(V11拡張形式)

管理サーバ定義CSVファイル

■注意事項

各項目の文字列の最大長は256バイトです。
ファイル内の文字列は、“"(ダブルクォーテーション)”で囲んでください。
文字列は、大文字と小文字で区別します。
ファイル内の項目数が少ない場合は、省略されたものとされます。また、多い場合は、余分な項目が無視されます。
Systemwalker IP NetMGR用フォルダは、Systemwalker IP NetMGRで代表取り口ビジー率監視の通知先を作成するときに使用します。詳しくは“Systemwalker IP NetMGR”のマニュアルを参照してください。

【UNIX版】

日本語版では、本ファイルの文字コードは、インストール時におけるシステムの文字コードとなります。

■使用例1

新規登録の例

mpcmcsv -m ADD -f in.csv

"FOLDER","\Tree\Div A","Div A",,2
"FOLDER","\Tree\Div A\10.34.195.0","10.34.195.0",,3,,,"10.34.195.0","255.255.255.0","public","10.34.195.1","10.34.195.255","10.34.195.21","10.34.195.30"
"FOLDER","\Tree\Div A\10.34.196.0","10.34.196.0",,3,,,"10.34.196.0","255.255.255.0","public","10.34.196.1","10.34.195.255","10.34.196.11","10.34.195.21"
"FOLDER","\Tree\クラスタ\Cluster_C",,5,"Cluster_C","Fujitsu PRIMECLUSTER"

■使用例2

フォルダ名更新の例

mpcmcsv -m ADD -f in2.csv

"FOLDER","\Tree\Div A","他部門",,2
"FOLDER","\Tree\他部門\10.34.195.0","Network A-1",,3,,,"10.34.195.0", "255.255.255.0","public","10.34.195.1","10.34.195.255","10.34.195.21","10.34.195.30"
"FOLDER","\Tree\他部門\10.34.196.0","Network B-2",,3,,,"10.34.196.0", "255.255.255.0","10.34.195.255","10.34.196.11","public","10.34.196.1","10.34.195.21"
"FOLDER","\Tree\クラスタ\Cluster_C","CLUSTER",,5,"Cluster_C","Fujitsu PRIMECLUSTER "

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