Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 -
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第1章 コマンドリファレンス> 1.2 コマンド

1.2.251 poout(イベント監視の条件のポリシー移出コマンド)

■機能説明

本コマンドは、運用管理サーバにノードごとに登録されているポリシーのうち、イベント監視の条件/アクション環境設定/監視ログファイル設定/メール連携環境設定を、指定されたディレクトリに切り出してコピーします。ディレクトリに作成されたファイルを、別の運用管理サーバにポリシーとして登録したり、部門管理サーバ/業務サーバにオフラインで設定することができます。ポリシーとして登録する場合は、poin1コマンドを使用します。オフラインで設定する場合は、poin2コマンドを使用します。

■記述形式

poout

-n NodeName|-i IPADDR|-f FolderName -d DirName

■オプション

-n NodeName:
ポリシーを設定したノードの表示名を指定します。
-i IPADDR:
ポリシーを設定したノードのIPアドレスを指定します。
-f FolderName:
ポリシーを設定したフォルダの表示名を指定します。
-d DirName:
定義を出力するディレクトリ名をフルパスで指定します。定義は指定したディレクトリ配下に“MpAosfB”ディレクトリを作成し、出力します。

■復帰値

0:
正常終了
1:
コマンドの実行権がありません。または、指定したオプションが正しくありません。
2:
指定されたノードまたはフォルダにはポリシーが設定されていません。
3:
ファイルのコピーに失敗しました(ディレクトリ名異常/アクセス権なし)。
4:
Systemwalkerが起動されていません。
10:
システムエラーが発生しました。

■参照

poin1(イベント監視の条件のポリシー登録コマンド)
poin2(イベント監視の条件のポリシーオフライン設定コマンド)
表:イベント監視用コマンド

■コマンド格納場所

Windows

Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker\mpaosfsv\bin

Solaris
Linux

/opt/FJSVfwaos/usr/bin

■実行に必要な権限/実行環境

【Windows】

【Solaris/Linux】

■注意事項

■使用例1

【Windows版】

ノード“名古屋支店”に設定されているポリシーを、ディレクトリ“a:\nagoya”に切り出します。

poout -n 名古屋支店 -d a:\nagoya

【Solaris/Linux版】

ノード“名古屋支店”に設定されているポリシーを、ディレクトリ“/tmp/nagoya”に切り出します。

poout -n 名古屋支店 -d /tmp/nagoya

■使用例2

【Windows版】

フォルダ“名古屋”に設定されているポリシーを、ディレクトリ“a:\nagoya”に切り出します。

poout -f 名古屋 -d a:\nagoya

【Solaris/Linux版】

フォルダ“名古屋”に設定されているポリシーを、ディレクトリ“/tmp/nagoya”に切り出します。

poout -f 名古屋 -d /tmp/nagoya

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