Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 -
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第1章 コマンドリファレンス> 1.2 コマンド

1.2.226 opalogchg(メッセージログ/コマンドログの切替えコマンド)

イベント監視機能では、メッセージログ、コマンドログを切り替えるために、メッセージログ/コマンドログの切替えコマンドを提供しています。

本コマンドは、イベント監視機能とリモートコマンドに関連するログファイルを、任意の時点で強制的に切り替えるために使用します。インストール種別により、切り替えの対象ファイルは、次のように異なります。

[運用管理サーバ]
イベント監視機能で使用するメッセージログデータベースのDSI

リモートコマンドで使用するログファイル

[その他のサーバおよびクライアント]
イベント監視機能で使用するメッセージログファイル

リモートコマンドで使用するコマンドログファイル

それぞれのインストール種別で切り替えられるログは、一方だけを切り替えることも、両方を同時に切り替えることもできます。

■機能説明

メッセージログの切替え
運用管理サーバ上で実行する場合と、その他のサーバおよびクライアント上で実行する場合とで、切り替え内容が異なります。
[運用管理サーバ上で実行した場合]
使用中であったメッセージログDB内のDSIを次に使われるformat済のDSIに切り替えます。
[その他のサーバおよびクライアント上で実行した場合]
使用中であったメッセージログファイルを新しいメッセージログファイルに切り替えます。
コマンドログの切替え
使用中であったコマンドログファイルを、新しいコマンドログファイルに切り替えます。

■記述形式

opalogchg

[-m] [-c] [-n lognum]

■オプション

-m:
運用管理サーバ上で実行した場合は、メッセージログDSIを切り替えます。

その他のサーバおよびクライアント上で実行した場合は、メッセージログファイルを切り替えます。

-c:
コマンドログファイルを切り替えます。
-n logmun:
ログファイルを切り替え後、新しく作成されるログファイルの1ログファイルあたりの格納データ数を指定します。ただし、運用管理サーバの場合は、-nのオプションは無効です。

Windows版の場合、値の範囲は255〜16383です。

UNIX版の場合、値の範囲は255〜100000です。

省略すると、[システム監視設定]-[通信環境定義]-[通信環境定義詳細]の[ログファイル定義]で定義した数値となります。

-mおよび-cオプションを同時に省略/指定した場合

-mと-cの両方を省略した場合、または-mと-cの両方が指定された場合は、運用管理サーバ上ではメッセージログDSIとコマンドログファイルの両方が、その他のサーバおよびクライアント上ではメッセージログファイルとコマンドログファイルの両方が切り替えられます。

■復帰値

0:
正常終了
0以外:
異常終了

■参照

表:イベント監視用コマンド

■コマンド格納場所

Windows

Systemwalkerインストールディレクトリ\MpWalker.dm\bin

UNIX

/opt/systemwalker/bin

■実行に必要な権限/実行環境

【Windows】

【UNIX】

■注意事項

【Windows】

【UNIX】

■実行結果/出力形式

ログDSI(ログファイル)の切り替えが行われた後にコマンド復帰します。 正常にログDSI(ログファイル)の切り替えが行われた場合、標準エラーに以下のメッセージを出力して復帰コード0で正常終了します。

運用管理サーバ上で実行した場合

【Windows版】

                                 新しく使用中となったDSIKEY
                                           ↓
NT:opalogchg: 情報: 0001: メッセージログDSIの切替えに成功しました  DSIKEY=2
opalogchg:情報:571:コマンドログファイルの切替えに成功しました  file=C:\・・・\tmp\opalogcmd01
                         ↑
           新しく使用中となったログファイル

【UNIX版】

                                 新しく使用中となったDSIKEY
                                           ↓
UX:opalogchg: 情報: 0001: メッセージログDSIの切替えに成功しました  DSIKEY=02
UX:opalogchg: 情報: 571: コマンドログファイルの切替えに成功しました  file=/var/opt/・・・/cmdlog01/opalogcmd07
                         ↑
           新しく使用中となったログファイル

その他のサーバおよびクライアント上で実行した場合

【Windows版】

opalogchg:情報:570:メッセージログファイルの切替えに成功しました file=C:\・・・t\msglog\opalogmsg00
opalogchg:情報:571:コマンドログファイルの切替えに成功しました file=C:\・・・\tmp\opalogcmd00

【UNIX版】

UX:opalogchg: 情報: 570: メッセージログファイルの切替えに成功しました file=/var/opt/・・・/log/opalogmsg05
UX:opalogchg: 情報: 571: コマンドログファイルの切替えに成功しました file=/var/opt/・・・/cmdlog01/opalogcmd07

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