Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 -
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第1章 コマンドリファレンス> 1.2 コマンド

1.2.206 mpstayevtinit(滞留イベント初期化コマンド)

■機能説明

イベントが大量に発生した場合、そのイベントの発生を止めることができても、Systemwalker Centric Manager内では、大量のイベントを処理しきれないときがあります。これらの滞留しているイベントを初期化します。

本コマンドは、以下の順序で実行してください。

  1. 大量イベントが発生したサーバで実行します。
  2. 手順1.でメッセージ送信先システムとして定義されているサーバ(定義が存在する場合)で実行します。

    複数定義されている場合は、すべてのサーバで実施します。

  3. 手順2.でメッセージ送信先システムとして定義されているサーバ(定義が存在する場合)で実行します。

    複数定義されている場合は、すべてのサーバで実施します。

  4. 以降、最上位のサーバまで同様に実施します。

なお、本コマンドに不当なパラメタを指定した場合、そのパラメタを無視して処理を続行します。

■記述形式

mpstayevtinit

■復帰値

0:
正常終了
1:
異常終了

■コマンド格納場所

Windows

Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\bin

UNIX

/opt/systemwalker/bin

■実行に必要な権限/実行環境

【Windows】

【UNIX】

■注意事項

■使用例

大量イベントが発生し、滞留しているイベントの初期化を行います。

【Windows】

  1. Systemwalker Centric Managerを停止します。

    pcentricmgr


  2. 滞留イベントの初期化を行います。

    mpstayevtinit

  3. Systemwalker Centric Managerを起動します。

    scentricmgr

【UNIX】

  1. Systemwalker Centric Managerを停止します。

    # /opt/systemwalker/bin/pcentricmgr
    # /opt/systemwalker/bin/stpopasyslog

  2. 滞留イベントの初期化を行います。

    # /opt/systemwalker/bin/mpstayevtinit

  3. Systemwalker Centric Managerを起動します。

    # /opt/systemwalker/bin/stropasyslog
    # ps -ef | grep syslogd
    # kill -HUP <上記で求めたプロセスID>
    # /opt/systemwalker/bin/scentricmgr


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