Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 -
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第1章 コマンドリファレンス> 1.2 コマンド

1.2.185 mpnmvnc(仮想ノード登録コマンド)

■機能説明

[仮想ノードの検出]機能によって検出できない仮想ノードや、それを構成する実ノードの関連情報を、構成情報DBに格納する場合に使用します。

ネットワーク管理の[ノード検出]機能や、構成管理のノード登録コマンド(mpcmcsv)を用いて関連ノードの登録を行ったあとに、本コマンドを起動することで、仮想ノードを含めた監視マップの作成および[仮想ノードの監視]ポリシーによる監視を行うことができるようになります。

■記述形式

mpnmvnc

-m ADD -f ファイル名 [-l ログファイル名]

mpnmvnc

-m DEL -f ファイル名 [-l ログファイル名]

mpnmvnc

-m OUT -f ファイル名 {-o VIRTUALNODE | SLBLINK | VIRTUALLINK} [-l ログファイル名]

■オプション

-m ADD:
-fオプションでファイル名に指定された構成情報を登録します。
-m DEL:
-fオプションでファイル名に指定された構成情報を削除します。
-m OUT:
-oオプションで指定した構成情報を、-fオプションで指定したファイルに出力します。-oオプションを指定しなかった場合はすべての構成情報を出力します。
-f ファイル名:
入力ファイルをフルパスで指定します。
-l ログファイル名:
ログ出力ファイルをフルパスで指定します。
-o VIRTUALNODE:
仮想ノードの情報を-fオプションで指定したファイルに出力します。
-o SLBLINK:
SLBノードと仮想ノードの関連情報を-fオプションで指定したファイルに出力します。
-o VIRTUALLINK:
仮想ノードと実ノードの関連情報を-fオプションで指定したファイルに出力します。

■復帰値

0:
正常終了。
1:
異常終了。

■参照

仮想ノード構成情報ファイル

■コマンド格納場所

Windows

Systemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER.DM\bin

Solaris
Linux

/opt/systemwalker/bin

■実行に必要な権限/実行環境

【Windows】

【Solaris/Linux】

■使用例1

vnfileで定義された仮想ノードの構成情報を構成情報DBに登録し、結果をlogfileに出力します。

mpnmvnc -m ADD -f vnfile -l logfile

■使用例2

vnfileで定義された仮想ノードの構成情報を構成情報DBから削除し、結果をlogfileに出力します。

mpnmvnc -m DEL -f vnfile -l logfile

■使用例3

仮想ノードの情報を、vnfileに出力し、結果をlogfileに出力します。

mpnmvnc -m OUT -o VIRTUALNODE -f vnfile -l logfile

■使用例4

SLBと仮想ノードの関連情報を、vnfileに出力し、結果をlogfileに出力します。

mpnmvnc -m OUT -o SLBLINK -f vnfile -l logfile

■使用例5

仮想ノードと実ノードの関連情報を、vnfileに出力し、結果をlogfileに出力します。

mpnmvnc -m OUT -o VIRTUALLINK -f vnfile -l logfile

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