Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 -
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1.2.60.2 資源グループ適用済世代の設定
■機能説明
資源配付クライアントの管理ファイルに対して、業務配下の資源グループの適用済世代を設定します。
■記述形式
drmssts |
-a rsc -j 業務名 -g 資源グループ名 -e 適用済世代名 [-v バージョン・レベル] [-m 個別メンテナンス版数名] |
■オプション
- -a rsc:
- 本コマンドの機能を定義します。本オプションは“rsc”と指定します。
- -j 業務名:
- 業務名を、ASCII(英数字30文字以内)またはシフトJIS(15文字以内)の全角文字列で指定します。
- -g 資源グループ名:
- 資源グループ名をASCII(英数字12文字以内)で指定します。
- -e 適用済世代名:
- 適用済世代名をASCII(英数字8文字以内)で指定します。適用済世代名を初期世代(空白世代)に設定する場合は、“"(ダブルクォーテーション)”を2つ続けて指定してください。
- -v バージョン・レベル:
- 資源グループ名のバージョン・レベルをASCII(英数字8文字以内)で指定します。本オプションが省略された場合、空白を指定したものとみなします。
- -m 個別メンテナンス版数名:
- 個別メンテナンス版数内の資源グループ定義を行う際に個別メンテナンス版数名をASCII(英数字8文字以内)で指定します。本オプションが省略された場合、共通メンテナンスおよび個別業務に属する資源グループの適用済世代設定とみなします。
■復帰値
- 0:正常終了
- 適用済世代の設定が正常に終了しました。
- 1:警告
- 指定された業務名が存在しません。
適用済世代名と同一世代名が指定されました。
指定された資源グループが存在しません。
指定された個別メンテナンス版数名が存在しません
- 3:処理継続不可能な使用者エラー
- オプションの指定に誤りがあります。設定処理ができません。
- 4:プログラムエラー
- システムにエラーが発生しました。設定処理ができません。
動作中のファイルの置き換えが完了していません。
■参照
表:資源配付用コマンド(クライアント用)
■コマンド格納場所
Windows |
Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mpdrmscl |
■実行に必要な権限/実行環境
- Administrator権限(Windows)が必要です。
- クライアント用コマンドです。
■注意事項
- コマンドで異常が発生した場合、DRMS管理ファイル格納ディレクトリ配下のerrcmd.datファイルを参照してください。
- 個別メンテナンス版数名、業務名、資源グループ名、バージョン・レベル、適用済世代名には、“/”、“\”、“.”、“*”、“?”、“%”を使用しないでください。
- 業務名を半角とした場合、英数字以外を使用しないでください。
- 追加資源グループ“APLDIR”に対してステータス情報の設定を行う場合は、-gオプションは不要です。
- -gに“SYSLEVEL”を指定しないでください。
- 適用済版数名を“"(ダブルクォーテーション)”で囲まないでください。
- 受信完了状態の資源グループに対してステータス情報の設定を行うと、受信完了状態の世代はすべて削除されます。ただし、適用済版数名と同一の世代名を指定した場合は、ステータス情報の設定は行わないため、受信完了状態の版数は削除されません。
- 本コマンドをポリシーとして使用できません。
■使用例
業務名“業務アプリ”に、資源グループ名“DEVELOP”適用済版数名“GEN00001”を設定します。
drmssts -a rsc -j 業務アプリ -g DEVELOP -e GEN00001
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