Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 -
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1.2.60.1 メンテナンス版数適用済版数の設定
■機能説明
資源配付クライアントの管理ファイル内のメンテナンス版数に対して、適用済版数を設定します。
■記述形式
drmssts |
-a rms -e 適用済版数名 [-v 個別メンテナンス版数名] |
■オプション
- -a rms:
- 本コマンドの機能を定義します。本オプションは“rms”と指定します。
- -e 適用済版数名:
- 適用済版数名をASCII(英数字8文字以内)で指定します。適用済版数名を初期世代(空白世代)に設定する場合は、“"(ダブルクォーテーション)”を2つ続けて指定してください。
- -v 個別メンテナンス版数名:
- 個別メンテナンス版数名をASCII(英数字8文字以内)で指定します。本オプションを省略した場合、共通メンテナンス版数とみなします。
■復帰値
- 0:正常終了
- 適用済版数の設定が正常に終了しました。
- 1:警告
- 指定された個別メンテナンス版数名が存在しません。
適用済版数名と同一版数名が指定されました。
- 3:処理継続不可能な使用者エラー
- オプションの指定に誤りがあります。設定処理ができません。
- 4:プログラム・エラー
- システムにエラーが発生しました。設定処理ができません。
動作中のファイルの置き換えが完了していません。
■参照
表:資源配付用コマンド(クライアント用)
■コマンド格納場所
Windows |
Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mpdrmscl |
■実行に必要な権限/実行環境
- Administrator権限(Windows)が必要です。
- クライアント用コマンドです。
■注意事項
- コマンドで異常が発生した場合、DRMS管理ファイル格納ディレクトリ配下のerrcmd.datファイルを参照してください。
- 個別メンテナンス版数名、適用済版数名には、“/”、“\”、“.”、“*”、“?”、“%”を使用しないでください。
- 適用済版数名を“"(ダブルクォーテーション)”で囲まないでください。
- 受信完了状態のメンテナンス版数に対してステータス情報の設定を行うと、受信完了状態の版数はすべて削除されます。ただし、適用済版数名と同一の版数名を指定した場合は、ステータス情報の設定は行わないため、受信完了状態の版数は削除されません。
- 本コマンドをポリシーとして使用できません。
■使用例
個別メンテナンス版数名“VL1”に、適用済版数名“RMS00001”を設定します。
drmssts -a rms -v VL1 -e RMS00001
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