Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 -
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第1章 コマンドリファレンス> 1.2 コマンド> 1.2.58 drmssnd(資源の送信コマンド)

1.2.58.1 業務構成情報の送信指示【UNIX版】

■機能説明

業務構成情報の送信を指示します。本コマンドは、運用管理サーバから部門管理/業務サーバに業務構成情報を送信するとき、または部門管理/業務サーバから部門管理/業務サーバに業務構成情報を送信するときに使用します。

■記述形式

drmssnd

-a job j 業務名 -s あて先システム名 [-W]

■オプション

-a job:
本コマンドの機能を定義します。本オプションは“job”と指定します。
-j 業務名:
送信する業務名を指定します。

業務名は、ASCII(30文字以内)、EUC(15文字以内)またはシフトJIS(15文字以内)の全角文字列で指定します。ただし、Linuxで指定可能な全角文字列は、ASCII(30文字以内)およびEUC(15文字以内)だけです。

-s あて先システム名:
送信するあて先システム名を指定します。

あて先システム名は、ASCII(128文字以内)、EUC(64文字以内)またはシフトJIS(64文字以内)の全角文字列で指定します。ただし、Linuxで指定可能な全角文字列は、ASCII(128文字以内)およびEUC(64文字以内)だけです。

あて先システム名には、ワイルド・カードが指定できます。この場合、あて先システム名を“"(ダブルクォーテーション)”で囲む必要があります。あて先システムがワイルド・カードで指定された場合、該当するあて先システムに対して同時に業務構成情報を送信します。

*:
任意個の任意の文字列
?:
任意の1字に対する文字
-W:
本コマンドが、送信処理を完了するまで待ち合わせる場合に指定します。-sオプションでワイルド・カードが指定されている場合は、すべてのあて先システムへの送信処理が完了するまで本コマンドが待ち合わせます。本オプションが省略された場合、あて先システムへの送信処理の完了を待ち合わせず、本コマンドは即座に復帰します。

■復帰値

0:成功
送信処理が正常に終了しました。

同じあて先システムに二重に送信されました。送信処理は行われません。

3:処理継続不可能な使用者エラー
指定したあて先システムがありません。

指定した業務名がありません。

オプションの指定に誤りがあります。送信処理ができません。

4:プログラム・エラー
システムにエラーが発生しました。送信処理ができません。

■参照

表:資源配付/インベントリ管理用コマンド(サーバ用)

■コマンド格納場所

UNIX

/opt/systemwalker/bin

■実行に必要な権限/実行環境

■注意事項

■使用例

あて先システム名を“SERVER”、業務名を“人事”と指定し、送信処理を待ち合わせます。

drmssnd -a job -j 人事 -s SERVER -W

■実行結果/出力形式

復帰値を参照してください。正常に終了した場合もその旨のメッセージが出力されます。


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